移動平均線の設定、おすすめの「期間」はいくつ?
移動平均線の「期間設定」だけど…どれが正解なのかな?
移動平均線の「期間」の最適解を知りたいということかな?
逆説的に聞こえるかも知れんが、実は最もよく使われている期間こそが「最強の期間設定値」なんじゃよ。
移動平均線ほど、万能なテクニカルはありませんよね。
移動平均線は、極限までシンプルでありながら、相場の本質を最も如実に反映させているテクニカル指標です。”移動平均線だけでトレードしている投資家”も少なくないのですね。
そんな万能選手の移動平均線ですが、実際のところ「期間設定」っていくつにしていますか?
人によっては「5」であったり「13」であったり「20」であったり…はたまた「50」や「200」などの長期の期間で設定している人など、実に様々です。
はたして移動平均線の「期間設定」に最適解はあるのでしょうか?
本記事では、移動平均線の期間設定のおすすめ(最適解)は、世界中の大多数のトレーダーが参照している期間である(=最もよく使われている期間こそが最強である)という話をします。
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世界中の大多数のトレーダーが参照している移動平均線の「期間」こそが”最強”である
まず結論から。
移動平均線の期間設定の最適解は、”世界中の大多数の投資家が参照している期間”。つまり最も多く採用されいている「期間」こそが、ベスト・オブ・ベストです。
なぜなら、投資で継続的に利益を上げていくためには、「自分がどう思うか?」よりも「みんながどう思うか?」を知ることのほうが重要だから。
この考え方は、いわゆるケインズの美人投票に似た思考法です。
ケインズは、玄人筋の行う投資は「100枚の写真の中から最も美人だと思う人に投票してもらい、最も投票が多かった人に投票した人達に賞品を与える新聞投票」に見立てることができるとし、この場合「投票者は自分自身が美人だと思う人へ投票するのではなく、平均的に美人だと思われる人へ投票するようになる」とした。
”大多数のトレーダーが移動平均線を使えば使うほど、価格変動は移動平均線を重視する”
移動平均線の期間設定に関する興味深い海外FX記事を紹介します。
The self-fulfilling prophecy
More than anything, moving averages “work” because they are a self-fulfilling prophecy, which means that price action respects moving averages because so many traders use them in their own trading. This raises a very important point when trading with indicators:
You have to stick to the most commonly used moving averages to get the best results. Moving averages work when a lot of traders use and act on their signals. Thus, go with the crowd and only use the popular moving averages.
翻訳してみます。
自己実現的予言
移動平均線が機能する最もな理由は、自己実現的な予言であるためだ。
つまり、大多数のトレーダーが移動平均線を使うため、価格変動は移動平均線を重要視するのだ(=価格変動が移動平均線に影響される)。
このことはインジケーターを使ってトレードする際の極めて重要なポイントである。
最良の結果を得るためには、最も一般的に使われる移動平均線にこだわるべきだ。
移動平均線は、多数のトレーダーがそのシグナルを使ってトレードすればするほど機能することになるからだ。
つまりその他大勢のトレーダーに同調し、人気のある移動平均線のみを使うことだ。
”自己実現的な予言(The self-fulfilling prophecy)”とはちょっとむずかしい言い回しですが、なんとなくわかりますよね。
多くのトレーダーが移動平均線を使って投資判断するので、結果的にその移動平均線が機能してしまう(移動平均線が仕掛けや手仕舞いのポイントになる)ということです。それを”自己実現的な予言(The self-fulfilling prophecy)”と述べているのですね。
つまり、大多数の投資家が設定している「期間」を知ることこそが、移動平均線のおすすめ(最強)期間設定を把握することに繋がります。
パラドックスのよう(逆説的)ですが、一つの真理を突いています。
「主観」を捨て去り「客観的視点」でトレード戦略を練ることの重要性
決して、その他大勢に同調しようとか、逆張りしようということではなく、その他大勢の行動パターンを読み取ったうえで自分なりの戦略を立てるということ。
「(自分は)ここで上がると思うから《買い》でポジションを建てよう!」ではなく、「(その他大勢のトレーダーが)ここで上がると考えているはずだから、自分はこのあたりで仕掛けよう…」と考えます。
つまり主観ではなく”客観的視点”でトレード戦略を構築することが求められるのです。
そうした思考をもとに立てた戦略が、結果的に同調する(多数派に乗っかる)トレードになったり、逆張りする(多数派の逆をいく)トレードになったりするわけですね。
その他大勢の思考をできるだけ正しく読み取るためにも、大多数の投資家が注目するポイントを知る必要があります。
だからこそ、彼ら(その他大勢=大衆)の使用しているテクニカルの「期間」に合わせることが求められるわけです。
もちろん、あなたが相場の未来が読める投資の天才ならば、こんなまどろっこしいことは不要です。自分の頭の中だけで導き出した最適な「期間設定」をして稼ぎまくればよいでしょう。
あなたが私同様に凡人ならば、まずはその他大勢の行動パターン(集団心理)を正しく読み取ったうえで、自分なりの投資戦略を構築するべきです。
期間設定の”最適解”を探す旅は、海外から…
移動平均線の期間の最適解は”世界中の大多数のトレーダーが参照している期間”である…これが真理。
では世界中のトレーダーが使っている期間はいくつなのか?
移動平均線の期間を探す旅は、海外からスタートしてみましょう。海外(英語圏)で、もっともよく使われる移動平均線の期間設定を知っておくことは決して無駄ではありません。
海外の人気FXサイト「Tradeciety」を覗いてみます。”最適な期間設定”については、どのような解釈があるのでしょうか?
デイトレード:9(10),21,50
まずは短期トレード(デイトレード)における最適解についての解説。
The best moving average periods for day-trading
- 9 or 10 period: Very popular and extremely fast moving. Often used as a directional filter (more later)
- 21 period: Medium-term and the most accurate moving average. Good when it comes to riding trends
- 50 period: Long-term moving average and best suited for identifying the longer term direction
デイトレードにおける最適な期間は次の通り。3つの指数平滑移動平均線(EMA)を組み合わせることが推奨されています。
短期EMAは、期間「9」または「10」。中期EMAは、期間「21」。そして長期EMAは「50」。
デイトレードにおける移動平均線のおすすめ期間設定
- 期間「9」(10)
- 期間「21」
- 期間「50」
スイングトレード:20 / 21、50、100,200 / 250
次はスイングトレードに最適な「期間設定」です。
The best periods for swing-trading
Swing traders have a very different approach and they typically trade on the higher time frames (4H, Daily +) and also hold trades for longer periods of time. Thus, swing-traders should first choose a SMA and also use higher period moving averages to avoid noise and premature signals. Here are 4 moving averages that are particularly important for swing traders:
- 20 / 21 period: The 21 moving average is my preferred choice when it comes to short-term swing trading. During trends, price respects it so well and it also signals trend shifts.
- 50 period: The 50 moving average is the standard swing-trading moving average and very popular. Most traders use it to ride trends because it’s the ideal compromise between too short and too long term.
- 100 period: There is something about round numbers that attract traders and that definitely holds true when it comes to the 100 moving average. It works very well for support and resistance – especially on the daily and/or weekly time frame
- 200 / 250 period: The same holds true for the 200 moving average. The 250 period moving average is popular on the daily chart since it describes one year of price action (one year has roughly 250 trading days)
スイングトレード(4時間足・日足〜)ではEMA(指数平滑移動平均線)ではなくSMA(単純移動平均線)を使うと良いと解説されています。
使用する移動平均線は4つ。それぞれの期間設定は次の通りです。
スイングトレードにおける移動平均線のおすすめ期間設定
- 期間「20」(21)
- 期間「50」
- 期間「100」
- 期間「200」(250)
100SMAや200(250)SMAがサポートライン・レジスタンスラインの役割をはたすことが多いとされています。
また250SMAは、日足トレードで人気があるようですね。1年間で約250本の日足が形成されることから、1年間の価格変動を把握しやすいことが人気の理由です。
他のメジャーな英語圏FXサイトもチェックしてみる
そのほかのFXサイト(英語圏)も、だいたい「Tradeciety」と似たような見解です。
Moving averages are a frequently used technical indicator in forex trading, especially over 10, 50, 100, and 200 periods. MAs are used primarily as trend indicators and also identify support and resistance levels. The two most common MAs are the simple moving average (SMA), which is the average price over a given number of time periods, and the exponential moving average (EMA), which gives more weight to recent prices.
(中略)
Plot three exponential moving averages – a five-period EMA, a 20-period EMA, and 50-period EMA – on a 15-minute chart.
引用:investopedia
”移動平均線で頻繁に使用される期間設定は、10、50、100、および200である”としています。
移動平均線でよく使われる期間設定
- 期間「10」
- 期間「50」
- 期間「100」
- 期間「200」
以下の記事では期間50、100、200の移動平均線が注目されていると結論付けています。
The importance of the 50, 100 and 200 period moving averages in Forex trading
You have probably noticed that we frequently talk about the 50, 100 and 200 period moving averages in our daily and weekly posts that are regularly published in the FxTradingRevolution news section.
Now, you may be wondering why we are focusing on those moving averages specifically and why they are so important. People use all kinds of moving averages on their charts, but the group of these 3 is particularly common in the trading world. More importantly, it’s even more common among professional and successful traders.
プロトレーダーや成功したトレーダーが好む移動平均線の期間設定
- 期間「50」
- 期間「100」
- 期間「200」
以下の記事も同じ結論です。
Many traders ask about the best moving average periods which could provide the best trading outcome. There are no perfect periods. Usually, traders use the 50-100-200 periods.
引用:forexlive
”完璧な期間設定というものは存在しないが、通常は50・100・200を使用する”と語っています。
ご覧の通り、「10」「20」「50」「100」「200」あたりが、一般的に多く使われている期間であることがわかりますね。
まとめ|海外で推奨される移動平均線の期間設定
- 期間「10」
- 期間「20」(21)
- 期間「50」
- 期間「100」
- 期間「200」(250)
ご覧の通り、どの期間もよく目にしますよね。
結局、王道テクニカル指標に独創的な(奇抜な)アイデアは不要なのですね。
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日本国内での移動平均線の期間を調べてみる
英語圏でよく使われる期間は以下の通り。
海外でよく使われる移動平均線の期間設定(おすすめ)
- 期間「10」
- 期間「20」(21)
- 期間「50」
- 期間「100」
- 期間「200」(250)
次に日本国内でよく使われている移動平均線を調べてみます。
外為オンライン『初心者でもわかる実践チャート術』
まずはテクニカル指標の解説がよくまとまっている外為オンラインの『初心者でもわかる実践チャート術』をチェック。
解説者のシニアアナリスト佐藤正和氏は、次のように語ります。
私は、中長期のトレンドを見る際、200日移動平均線をたいへん重要視しています。
それは、休日を除いた為替市場の年間営業日が約200日程度だということとも関係しています。
そのせいもあり、世界中の投資家が200日移動平均線に注目する傾向が強いのも、200日移動平均線がトレンドの把握やその変化を察知するのに非常に便利で”当たりやすい”指標である理由といえるでしょう。(中略)
個人的には、短期売買では5日移動平均線に注目して、為替レートが5日移動平均線を抜けたら買い、割れたら売りという単純な手法が通用しやすいと思っています。
トレンド把握には世界中の投資家が注目する「200日移動平均線」を重要視し、短期売買では「5日移動平均線」に注目するとのこと。
おすすめ移動平均線期間設定
- トレンド把握…期間「200」
- 短期売買…期間「5」
また、ほかの期間については…
日足チャートの場合、5日や20日という期間設定がポピュラーですが、これも1週間の営業日が5日間、1ヵ月の営業日がおよそ20日間であることに由来しているといえるでしょう。
古今東西の投資家の中にも、7、14、42といった7の倍数が相場の転換点をとらえやすい期間設定である、と説いたJ・ウェルズ・ワイルダー。自然の摂理に適合した日柄として9、17、26の三つの数字を重んじた一目均衡表。黄金比の考え方のもとになったフィボナッチ数列の登場する5、8、13、21、34といった数字から相場の上げ下げを分析したエリオット波動など、さまざまな著名投資家がさまざまな「数字」に着目しています。
いろいろな期間が出てきて混乱しますね。
日足における移動平均線の期間
- 期間「5」
- 期間「20」
著名投資家が着目する移動平均線の期間
- 期間「7」「14」「42」(J・ウェルズ・ワイルダー提唱)
- 期間「9」「17」「26」(一目山人提唱)
- 期間「5」「8」「13」「21」「34」(エリオット提唱)
ただこれらの期間で移動平均線を使う投資家は、かなりレアではないでしょうか。
期間「5」も海外ではほぼ見かけません。
マネックス証券「はじめてのテクニカル分析」
次はマネックス証券の「はじめてのテクニカル分析」からピックアップです。
基本的な移動平均線の日数
- 日足:5日、25日、75日、100日、200日
- 週足:9週、13週、26週、52週
- 月足:6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、60ヶ月
マネックス証券解説|移動平均線の期間
- 期間「5」
- 期間「25」
- 期間「75」
- 期間「100」
- 期間「200」
ここでも「5日移動平均線」が登場しました。
期間「5」は海外(英語圏)で見かけませんので、日本独自の「期間」と言えそうです。
ザイFX『テクニカル分析入門』
日本最大のFXポータルサイト「ザイFX」をチェックしてみます。キング・オブ・テクニカル指標。相場の動きをなめらかにする移動平均線とは?からです。
移動平均線をメジャーな存在に押し上げたグランビルの法則には、200日移動平均線が用いられています。また、株式を対象にした日足の分析では、短期線に25日、中期線に75日、長期線に200日を使うのが一般的だと言われています。あるいは、短期線に5日、中期線に25日を使用するやり方もあると聞きます。しかし、明確な答えや決まりはありません。
長期のトレンド把握にはやはり200日移動平均線。これはグランビルが提唱した期間です。
そして株式トレードで使われるという前提ですが、25日、75日、200日が一般的であるとの解説です。さらに短期で5日移動平均線が再び登場。
日本人は5日移動平均線が好きみたいですね。
有名トレーダーが使う移動平均線の期間は?
メジャーな国内サイトでは、一般的なことしか語ってくれません。そこで、国内の有名トレーダーが移動平均線の期間をいくつに設定しているか調べてみましょう。
億トレーダーAki氏は「25日移動平均線」のみ…
まずは、億トレーダーの「Aki氏」。
移動平均線の使い手として有名ですよね。
25日移動平均線からの「乖離幅」で仕掛けのタイミングを取る
IMMポジションの偏りによって、トレンド転換を予測したAki。実際の仕掛けは、移動平均線を活用します。
Akiの手法では、テクニカルは「移動平均線」しか使いません。これは驚きですよね。非常にシンプルですが、移動平均線こそが世界中のトレーダーから最もよく見られているテクニカルであることを考えれば、納得がいきます。
投機筋が先物ポジションを手仕舞い(決済)するタイミングをいかにして推測するのか?それは、25日移動平均線からの乖離幅です。
25日移動平均線からの乖離が5円〜6円(GBP/JPY)になったタイミングを、相場転換(つまり、投機筋がかたよったポジションを決済するタイミング)の目安とします。ここで売りを仕掛けるわけです。
利益確定は、移動平均線への収束
利確のタイミングは、乖離したレートが25日移動平均線へ再び収束したポイントです。先のチャートで説明すると…
億トレーダーAki氏の移動平均線期間設定
- 期間「25」
ぶせな氏は25・75・200EMA
もうひとりの億トレーダー「ぶせな」氏について調べてみましょう。
なお、期間をどの数字にするかは、あまり問題ではありません。私が設定している期間は、最もメジャーである次の3つです。
短期:25
中期:75
長期:200お伝えしているように、この数字以外はダメなのかというと、そうではありません。短期は20でも構いませんし、中期が50でも良いでしょう。ただし、マーケットではキリの良い数字が好まれますので、短期なら21や22ではなく、20や25にすると良いでしょう。
引用:FXの移動平均線の見方と正確な相場分析と勝てるトレード手法
彼は3本の指数平滑移動平均線(EMA)の組み合わせを推奨しています。
ぶせな氏の移動平均線期間設定
- 期間「25」EMA
- 期間「75」EMA
- 期間「200」EMA
25、75、200がメジャーであるとしつつ、キリの良い数字が良いと解説していますね。
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海外(英語圏)と日本の認識の違い
さて、ざっくりとですが、海外(英語圏)と国内の移動平均線期間についての捉え方の違いをみてきました。まとめると…
海外(英語圏)で一般的な移動平均線の期間
- 10
- 20(25)
- 75
- 200(250)
日本で一般的な移動平均線の期間
- 5
- 20
- 25
- 50
- 75
- 100
- 200
期間「5」は日本国内で多く見かける設定ですが、海外(英語圏)ではほとんど見かけません。ちょっと不思議ですね。
海外(英語圏)と国内で共通する期間は次の通り。
海外と日本で共通する移動平均線期間
- 期間「20」(25)
- 期間「75」
- 期間「200」
うん、やはりこの辺に落ち着きますね。なんとなくスッキリしてきました。
海外を含めた移動平均線のおすすめ期間は、「20」「75」「200」ということになりそうですね。
実際にチャート上に表示させてみましょう。ちなみに指数平滑移動平均線(EMA)です。
短期の動きをEMA20で追い、中期はEMA75、そして長期をEMA200で認識する…そんな感じで使うとなかなか良さそうです。
もちろんこれが正解ということではありません、念のため。あくまでも一般的にメジャーとされる期間であるということに留意してください。
トレードで最良の結果を得るには”最も一般的に使われる移動平均線の期間”にこだわるべき
最初に述べたように、トレードで最良の結果を得るには、最も一般的に使われる移動平均線にこだわるべきです。なぜなら、移動平均線は多数のトレーダーがそのシグナルを使ってトレードすればするほど機能するからです。
海外(英語圏)で一般的な移動平均線の期間
- 期間「10」
- 期間「20」(25)
- 期間「75」
- 期間「200」(250)
日本で一般的な移動平均線の期間
- 期間「5」
- 期間「20」
- 期間「25」
- 期間「50」
- 期間「75」
- 期間「100」
- 期間「200」
海外と日本で共通する移動平均線の期間
- 期間「20」(25)
- 期間「75」
- 期間「200」
最も一般的に使われる移動平均線(期間)はどれなのか?を知ることで、あなたのトレードに客観的視点をと入れることができるようになります。
「自分がどう思うか?」ではなく「みんながどう思うか?」です。
まとめ:移動平均線で最もよく使われる「期間設定」を知識として知っておくことは無駄ではない
さて、今回は海外(英語圏)と日本国内で一般的に認知されている移動平均線の「期間」を紹介しました。
その中から最適解(最強)として以下の3つの期間を抽出しました。
海外と日本で共通する移動平均線の期間(おすすめ)
- 期間「20」(25)
- 期間「75」
- 期間「200」
もちろんここで取り上げた「期間」が正解ということではなく、あくまでも「最適解」です。最も採用されている移動平均線の「期間」を知識として知っておくことは無駄ではありません。
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