4時間足ってどうよ?
4時間足は、1日に6本しか描写されません。その4時間足を使ったトレードとなると、やはりスイング(長期)トレードとなりますよね。
日足より短く、短期足(5分、30分、1時間)よりは長い足、それが4時間足。スキャルパー(短期トレーダー)にとっては日足同様に相場全体の流れを掴むために使われ、一方スインガー(長期トレーダー)には仕掛けや手仕舞いのタイミングとして使われることが多いですね。
4時間足トレードの特徴について
まずは4時間足を活用したトレードの特徴について知っておくべき事項をお伝えします。
1日の相場の動きをわずか6本で描写する…それが4時間足です。当然、細かなノイズは排除されてしまいます。そろそろスイングトレードの利点を真面目に語ろうかでも解説しましたが、4時間足に代表される長期足においては、より長いスパンで相場を分析しつつトレードを行うことになります。
チャートに張り付くことも少なく、チェックは1日に数回でOKです。一度仕掛ければ、手仕舞いは早くて数日後、トレンドを捉えたならば数週間後になるケースも少なくありません。
最大の特徴は、短期足に比べて圧倒的にダマシが少ないこと。短期足の波形の大半はノイズですが、4時間足や日足の波形は時間経過による相場の動きを如実に示しています。短期足の細かなノイズを飲み込むレベルで大きな波を描いてくれるため、方向性をつかみやすく結果的にテクニカル指標のダマシが少なくなる傾向にあります。
4時間足トレードの特徴
- 1日の相場をわずか6本で描写
- 取引に必要な時間が少ない
- 長期足を使うためテクニカルの有用性が高まる
- 一度の取引で莫大な利益を狙える
- 費用効果が高い
- ストレスが少ない
- ダマシが少ない
ご覧の通りメリットも多く、会社勤めなど忙しいトレーダーにとっても4時間足は様々な利点がありますね。あえてデメリットを挙げるとすれば、1日に6本しか描写されないため、当然ながらトレード機会は非常に少なくなります。月に数回程度が限界でしょう。まあこれをデメリットと捉えるか、メリットと捉えるかは考え方次第ともいえますね。
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【FX】4時間足を活用した最強手法を7つ紹介するよ!
さっそく4時間足に絞った最強FX手法を解説していきます。このサイトで過去に紹介してきたFX手法の中から選りすぐりの4時間足手法を紹介します。手法は全部で6つ。
1.Spuds Stochastic Thread Theoryでの4時間足トレード
Spuds Stochastic Thread Theoryと呼ばれる有名な海外FX手法です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
19本ものストキャスティクスを重ねて表示させて、それらが描き出す幾何学的なパターン形状によって仕掛けと手仕舞いを行う面白い手法です。
推奨時間帯は、1時間足か4時間足とされています。長期足でストキャスティクスを使うことで、オシレーター系のダマシを極力回避する工夫がなされています。
2.一目均衡表の雲と遅行スパンのみを使った4時間足トレード
次はみんな大好きな一目均衡表を使った4時間足トレード手法です。
”雲”と”遅行スパン”のみでトレードするシンプルスタイルが特徴です。
同様にダマシ回避のために4時間足ベースでトレードすることをおすすめしています。
3.KAZMAXの三尊・逆三尊手法(4時間足推奨)
合成麻薬MDMAを使った疑いで逮捕されたKAZMAX(吉澤和真)が好んで使った三尊・逆三尊手法。こちらも4時間足メインです。
違法薬物使用は問題ですが、彼の手法は非常に合理的であり実際のところKAZMAXはかなり勝っていたようですね。
三尊天井と逆三尊が作るネックライン。そのネックラインをブレイクしたタイミングで仕掛けるというFX手法です。さらに、三尊の「右肩」がどのあたりで形成されるのか?を推測するためにフィボナッチを使用するなど、極めてロジカルな手法はTwitterでも人気がありました。
4.”十字線”を活用した逆張り4時間足手法
上位時間のローソク足を重ねて表示させることのできるインジケーター「CustomCandle6.mq4」を使った4時間足手法です。
短期足(15分足や30分足)にCustomCandle6.mq4(設定=4時間足)を表示させ、”十字線”(Hammer、Shooting Star)が出現したら、そのタイミングで仕掛けを行います。
上の図のローソク足は15分足。その上に重ねて表示されている赤と青の大きなローソク足が4時間足(ローソク足16本分)です。
十字線は別名「同時線」「クロス線」とも呼ばれています。始値と終値が同値であり本体が存在しないローソク足です。売り方と買い方のパワーが拮抗しているときに出現するとされていて、トレンド変化を予兆されるサインとして捉えられます。
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5.酒田五法|逆張りスキャルで使える”捨て子底”
先の”十字線”と同じく、酒田五法の”捨て子底”を使った4時間足手法がこちら。
”十字線”と”捨て子底”ですが、どちらも同じローソク足パターンを指しています。同時線と呼ばれることもあります。
違いは、「捨て子底」が下落からの上昇への転換のみを示している点。陰線(大陰線)の後に捨て子底(十字線)が出現、その後陽線が出現する…このタイミングで「買い」で仕掛けます。
どうして「捨て子底」という名前がついたのか?それは当時の相場師が、大陰線から離れた場所に出現する「十字線」を親から捨てられた子どもに見立てたんですね。…なかなか切ないネーミングです。
短期足でも使える手法ですが、1時間足・4時間足などの長期足になればなるほど、その優位性が増します。
1時間足や4時間足などの長期足に出現する同時線(十字線=捨て子底)を捉えるインジケーターも紹介しておきます。『Doji_Reader_2.mq4』です。
『Doji_Reader_2.mq4』は、同時線(=十字線)がチャート上に出現したらローソク足をマーク(印)してくれるインジケーターです。
ご覧の通り相場転換のタイミングで出現しやすいことがわかりますね。
7.4時間足に出現するダブルトップ・ダブルボトムを狙い撃ち
三尊・逆三尊に似たチャートパターンにダブルトップ・ダブルボトムがあります。
ダブルトップ・ダブルボトム出現時にRSIダイバージェンスが同時発生したシグナルを優位性の高いものとして抽出し仕掛けていく手法がこちら。
単なるダブルトップ・ダブルボトム出現だけではノイズとなってしまうケースが多いのですが、そこにRSIダイバージェンスをフィルターとして活用することで、より精度の高い相場転換ポイントを捉える手法。
短期足ではノイズが多くほとんど使い物になりませんが、4時間足や日足などの長期足ではダマシも少なく確度の高いシグナルを拾ってくれます。
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4時間足を使ったFX情報商材にはどんなものがある?
最後に、4時間足をメインにしたFX情報商材をいくつか紹介しておきます。たとえば、FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝。このFX商材は4時間足での下落から上昇への転換点をピンポイントで捉える手法です。
たった1つの手法を極めれば一生涯投資で食べていける
FXぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝で習得できる手法は、たった1つです。それは、4時間足を使った下落から上昇への転換を捉えるスイングトレードです。物足りなさを感じるかもしれませんが、投資で勝ち続けているトレーダーとはこんな感じです。確率統計的に優位性の高い手法を、たった1つだけ習得すれば良いのです。
その手法を愚直に実行し、極め続ければ良いのです。それだけで相場からお金を引き出し続けることができるのです。
それから無限FX proも4時間足を含む長期足をベースにした、ラインブレイク&ライン反発(押し目戻りetc.)による順張り手法です。クロスリテイリング社のネオ・ジーニアスFXは日足メインですが、4時間足でも使えるとの解説がありますね。
まとめ|4時間足を活用したFX手法
さて4時間足メインのFX手法を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。長期足ならではの、ダマシの少ないトレード手法であり、優位性も高そうですよね。まだまだ紹介しきれない長期足手法がたくさんありますので、改めて記事にする予定です。お楽しみに!