Akiのトレード手法動画を紹介するよ!
以前、Akiが5億円稼いだFX投資法を具体的に解説するよ!という記事をアップしました。
その中でAkiのトレード手法について以下のようにまとめています。
- IMM通貨先物ポジションを常にチェックして、投機筋ポジションの「不均衡」が最大化されるのを待つ
- 25日移動平均線からの「乖離幅」で仕掛けのタイミングを取る
- 利益確定は、移動平均線への収束
Akiの手法は”「安いところで買う・高いところで売る」をひたすら愚直にやっているにすぎない”と結論づけました。
そんな億トレーダーAkiのトレード手法を垣間見ることのできる動画がありますので紹介しますね。こちらです。
FXブローカーであるJFX株式会社の代表取締役「小林芳彦」氏と、億トレーダーAkiの対談動画です。対談は2019年7月に行われました。1時間超(1時間12分)のYouTube動画ですが、非常に面白い内容ですので、是非見て欲しいです。
聞き役の小林芳彦氏は、現在は「JFXの顔」としてメディアでよく見かけますが、その昔は知る人ぞ知る敏腕ディーラーとして活躍していた人物です。
小林芳彦氏の経歴はこちら。
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。
外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。
インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。
「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。
JFXの社長を努めつつ現在もアナリストとして活躍する小林芳彦氏が、YouTubeのJFXチャンネルにAki氏を招いて対談がおこなわれました。
Aki氏にとっても小林芳彦氏は憧れの存在だったようで、終始和気あいあいとした雰囲気の中、インタビューが行われています。
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Aki氏による3回の生トレード(スキャルピング)が収録されている
対談中にチャンスがあればリアルトレード(生トレード)を行うという催しもあり、非常に興味深い内容となっています。
動画の中で、Akiは3回の生トレードを行っています。5分足を使ったスキャルピングです。ただ、こうしたスキャルピングはAkiにとっては小遣い稼ぎに過ぎません。以前の記事でも以下のように紹介しました。
Akiの稼ぎ頭はスイングトレード(長期)であり、デイトレ(短期)は小銭稼ぎ
Akiが大きく稼ぐときはたいてい中長期での取引です。もちろん大きく損をするときも同様です。数千万円〜億を稼いだトレードはすべてスイングトレードです。
一方、デイトレ〜スキャルもおこなっていますが、こちらは小銭(といっても数十万円〜数百万円)稼ぎ中心です。
Akiが生配信などでユーザーにトレードを見せる場合は、たいていデイトレやスキャルです。それでも抜くお金は最低でも数万円、多ければ数十万円から百万円を超える場合もあります。
今回の動画内でおこなわれたトレードは、数万円をサクッと抜く短期足でのスキャルピングです。動画内でAkiがスキャルピングを行なう場所を見たい方は、以下の動画をご覧ください。
1回目の生配信トレード(19,000円で利確)
まずは1回めのトレード。3分01秒から。EUR/JPY(ユーロ円)の5分足での買いトレードです。
日足のトレンドを見つつ短期足で買い場を探し、「安い」と感じたタイミングでENTRYです。使用するテクニカルは、移動平均線とライン(水平ライン・トレンドライン)のみ。
2回目の生配信トレード(10,000円で利確)
同じくEUR/JPY(ユーロ円)の5分足での買いトレードです。三角持ち合いからのラインブレイク後に買いでENTRY。
3回目の生配信トレード(番組内では利確できず)
再び買いENTRY。2pipsくらいを狙ってのトレードです。3回目のトレードは、尺の関係で残念ながら番組が終了するまでに手仕舞いできませんでした。
Akiの「勝率9割のトレード手法」とは?
さて気になるのはやはり「Akiの勝率9割のトレード手法」ですよね。9割の勝率ってすごいですよね!
”僕のトレードは典型的なコツコツドカン(笑)”
Akiは自らのトレードスタイルを「コツコツドカン型」であると自嘲しています。つまり、コツコツと小さな利益を積み上げていき、負けるときは大きく負けてしまうわけです。「コツコツ」の部分が勝率9割で、残り1割の部分で大負けしてしまう。
これって、一般的には「ダメなトレードの典型」と言われているものですよね。でもAkiは「コツコツ」で積み上げた”利益の総額”が「ドカン」の”損失額”を上回るから、トータル収支がプラスなのです。
コツコツ(9割)の利益総額 > ドカン(1割)の損失総額
損小利大が正しいって言われるけど、それでみんな負けている…
勝ち組に入れるならば、そこ(損小利大)にこだわらなくても全然いいんじゃないかな…
”安いところで買って、高いところで売ったら利益が出るようになった”
Aki氏は当初、教科書にあるような順張りトレード(ブレイクアウトなど)に精を出していたようですが、なかなか思うように利益た取れなかった(勝てなかった)そうです。
そこで、自分の直感を信じて「安いなと思うところで買い、高いなと思うところで売るようにしたら利益がでるようになった」とのこと。
ここから現在のスタイルである”Aki式逆張りトレード”がスタートしたわけですね。
Akiの手法は「安いところで買う・高いところで売る」をひたすら愚直にやっているにすぎない
つまり”安いところで買い、高いところで売る”という非常にシンプルな手法であるということ。
もちろん、Akiの手法はこれだけではありませんが、基本は同じです。相場心理を読み取るための指標(IMMポジションの偏り)をベースに、安く買い高く売るためのテクニカルで仕掛けと手仕舞いをする。これをひたすら繰り返すだけ。
逆張りスタイルを徹底したところ、ようやく思うように勝てるようになったAki氏。
誤解してほしくないのですが、Aki氏が順張りを否定しているわけでも、逆張りに優位性があると言っているわけではありません。ただ単に、Aki氏にとっては「逆張り手法」がマッチしていたということです。
誰かの手法を真似ても、自分にその手法が合っていなければ、実績を残すことはできないのです。自分の資質や性格、環境に合った手法に絞り込むことの大切さを感じます。
もちろん、逆張りといっても日足や週足をチェックして、現在の相場が高値圏なのかそれとも安値圏なのかを見極め「今日は”買い”(or”売り”)でしか入らない」と決めることが大切であると説きます。
つまり長期ではトレンドに順張りであり、短期では逆張りということですね。
”教科書に書かれていることだけが正しいとは限らない”
投資って教科書に書かれていることだけが正しいとは限らない。
人の性格とか脳の作りとかで、(最適な手法は)変わってくるはず。
色々と試してみて、自分にあったやり方というのを見つけて、最終的にどんなやりかたでも結局利益がでていれば、それが正義っていう感じでいいんじゃないかな…
結局、どんな(非常識な)手法であろうが自分に合っていて勝てていれば、それが自分にとって正しい手法なのだということ。
”相場は思い通りにならないし読みを外すことも頻繁にある、そのときにどう立ち回るかによって勝ちを引き寄せることができる”
相場は思い通りには動かいなですよね。Aki氏ですら読みを外すことはしょっちゅうあるとのこと。そのときに、どう立ち回るかによって、負けトレードを勝ちトレードに変えていくことができると断言します。
そもそも読みを外したときの立ち回り法などは教科書には載っていません。相場が予想に反して動いた時の対応力こそが、勝つためには不可欠であるAkiは力説します。
”使っているのは移動平均線だけ”
Akiが主に使用しているテクニカルは、移動平均線のみ(1時間8分12秒〜)。
3本の移動平均線を以下のように設定しているそうです。
- 短期移動平均線…期間5
- 中期移動平均線…期間25
- 長期移動平均線…期間75
これらの移動平均線をベースに、市場参加者の心理を読み取りつつトレードを行っているそうです。
まとめ:Aki氏、やっぱり只者ではない!
本当に勉強になる動画です。全トレーダー必見です。まだ見ていない人は、絶対に観ることをおすすめします。本物の億トレーダーの真髄を垣間見ることができるはず。