陽線と陰線の出現率が長期的には均衡する?
先日レビューした『億千万バイナリー』ですが、その中で開発者橋本純樹氏による独自理論”ローソク足波動論”をざっくりと解説しました。
”ローソク足波動論”の根幹をなすセオリーは、陽線と陰線の出現率が長期的には均衡するというものでしたね。
ローソク足の陽線と陰線の数は時間の経過とともに均衡する(同じ数になる)。つまり、陽線と陰線の割合が5:5になるように相場が形成される。
陰線が5本、陽線が2本
⬇(時間の経過とともに…)
陰線が5本、陽線が5本
一般的には、”陽線と陰線の出現率が長期的には均衡する”と理解されていることが多いですね。
本ブログで高評価の『ビクトリーメソッドアドバンス』開発者である佐野氏もメルマガ内で次のように解説しています。
ローソク足の陽線と陰線の示現率は長期的にはほぼ均衡する…
もちろん、トレンド相場ではその確率は多少偏ります。上昇トレンドであれば陽線の数が陰線をわずかに上回り、下降トレンドではその逆の現象が現れます。
しかし、長期的なスパンで集計すると陽線と陰線の示現率がほぼ均衡する(確率50%に収束する)というのがセオリーとされています。まさにランダムウォークを裏付けるかのような現実です。
しかし、実際の相場はときに大きなトレンドを形成することがあります。それでも長期的に見れば陽線と陰線の数はそれぞれ50%前後に均衡するというのです。
本数の割合がそれほど大差ないのに、なぜ一方向への大きなトレンドが発生するのか?それは各ローソク足の長さ(=伸び)によるものです。上昇トレンドであれば、陽線1本1本の長さが非常に長く形成されます。結果的に複数の”長い陽線(大陽線)”が大きな上昇トレンドを作り上げているのですね。
長期的に陽線と陰線の数が均衡するならばもはやランダムウォークであり、ランダムウォークを前提とした相場に優位性を見出すことはもはや困難だ…そう思い込んでしまうトレーダーも少なくないかもしれません。
はたして、本当にそうでしょうか?
コツコツドカン(利小損大)の逆を目指す
相場が本質的にはランダムウォークであったとしても、人の感情が入り交じる局面において100%ランダムだとは思えません。わずかな、ほんのわずかな優位性がそこには存在しえます。かすかな優位性が存在する相場において、長期的に勝つ(利益を残す)方法は一つしかありません。それは、コツコツドカン(利小損大)の逆を目指すことです。要は損小利大ですね。
大半の勝てないトレーダーは小さな利益を積み上げていき、たまに大きく負けてしまい、それまでの積み上げた利益を吹き飛ばしてしまいます。その逆をすれば長期的には利益を残していくことが可能です。
つまり、コツコツと小さな負けを積み上げるということです。損切り幅を小さく一定にしてコツコツ負け続けます。その中でたまに訪れるビッグトレンドを捕捉して、それまでの積み上げた損失額を大きく上回る利益を手にするわけです。
そのためには損失幅(ストップ)を限定にし、利幅はpipsで狙うのではなく時間で区切ります。30分足ならばエントリー後6時間で手仕舞いするなど(一例です)。もしくはOCO注文によって自動的に利益確定できるよう設定をすることです。
わずかに優位性の高いとされるタイミングで罠を仕掛け、コツコツと損失を積み上げながらたまに訪れるビッグトレンドによって大きな利益を手にする。この手法を体現したFX商材が『岡安盛男のFX 極』です。
早朝にチャート分析をおこない、IFDOCO注文を設定したあとは完全放置です。決済はOCO注文であるため、利益幅は限定されていますが、私ならばOCOではなく時間決済を取り入れますね。例えば、6時間後に決済など。
この手のFX商材は、実はそれほど人気ありません。なぜならトレードがつまらないからです。ワクワクドキドキするような臨場感や高揚感は一切得られません。わずかな優位性を捉えて淡々と日々罠を仕掛けるような地味なトレードです。
しかし、もしもあなたがFXを”投資”と捉えるならば、日々のトレードから”高揚感”や”臨場感”、”陶酔感”、”恍惚感”などを一切排除する必要があります。
トレードとは本来つまらないものです。
あなたがなかなか勝てないならば、『岡安盛男のFX 極』を試してみるのもありかもしれません。
販売:株式会社TKトレード
メディア:PDFテキスト・動画
発売日:2017年8月16日
公式サイト:https://okayasu-morio.com/kiwami/