移動平均線の傾き(角度)を数値化してトレードに活かす方法【その2】
前回に引き続き、移動平均線の傾き(角度)を数値化(グラフ化)するインジケーターを活用したトレード方法を考察していきます。
前回同様、使用するインジケーターはMAAngle_alerts_v1.mq4です。
棒グラフの”長さ”で仕掛けと手仕舞いを決める
まずは21EMA(期間21、指数平滑移動平均線)を設定したMAAngle_alerts_v1.mq4をチャート(サブウィンドウ)に表示させます。そして、インジケーターのレベル表示を次の通り設定します。
※上のレベル値は、とりあえず参考値としてください。通貨ペアや時間足、ボラティリティなどによって最適な数値は異なるはずです。
ここでは、使用する通貨ペア&時間足は、USD/JPY(ドル円)の4時間足としましょう。レベル表示したインジケーターを確認します。
棒グラフと各レベルとの関係性によって仕掛けと手仕舞いをしていこうというアイデアです。
一定レベルを超えたらEntryする&下回ったらExitする
[box class=”glay_box” title=”買いトレード”]
- 緑色のバーが0.5レベルを超えた次足始値でENTRY
- 緑色のバーが1.5レベルを一度上抜けた後、下回ったらEXIT
[box class=”glay_box” title=”売りトレード”]
- 赤色のバーがー0.5レベルを超えた次足始値でENTRY
- 赤色のバーがー1.5レベルを一度下抜けた後、上回ったらEXIT
手仕舞いは、それぞれ±1.5レベルを一度抜けてから、再び下回ったときにおこなうという点がポイントになります。
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実際のチャート図で見てみましょう。
まず0.5レベルを緑色のバーが超えたタイミングの、次足始値で買いポジションを持ちます。そのごバーが1.5レベルを超えます。そして次に1.5レベルを下回った足の終値で手仕舞いとなります。
売りのパターンも見てみます。
ここで示した各レベルの値は、とりあえず適当です。何度も述べますが、通貨ペアや時間足などによって適切な値があると思います。あくまでも手法アイデアの考察という観点から解説しています。
MAAngle_alerts_v1.mq4は工夫次第で色々と活用できそうなインジケーターですね。