1日10pipsをコツコツ積み上げていくだけで38日目に20万円、114日目に100万円、1年後には1600万円!
1日で10pipsや20pipsの小さな利益をコツコツ積み上げていく手法があります。いわゆる「1日10pips手法」とか「1日20pips手法」と呼ばれるものです。
1日でたった10pips勝てばよいだけなので、簡単そうに見えますよね。
10万円をレバ25倍で毎日10pips積み上げていくと、わずか114日目で資金は10倍の100万円になります(複利計算)。月稼働を20日として、約1年後(240日後)には1600万円を超えます。
毎日わずか10pipsだけ積み上げるだけで、たった1年で160倍に膨れ上がるのです。
1日10pips手法で1年後にどれだけ増えるか?
- 元手10万円→1600万円
- 元手20万円→3200万円
- 元手50万円→8000万円
- 元手100万円→1億6000万円!
なかなか魅力的ですよね!
当サイトでも10pips戦略(10pipsトレード)をいくつか紹介しています。
1日10pips手法(10pipsトレード)の一例
海外では『10 pips a day』と呼ばれる投資戦略
国内だけではありません。海外サイトでは「10 pips a day」と呼ばれていて、数多くのストラテジーが紹介されていたりします。
Googleサジェストからも1日10pips戦略の人気・関心の高さがうかがえます。
- 10 pips a day strategy(1日10pips戦略)
- 10 pips a day forex strategy(1日10pipsの外国為替戦略)
- how to get 10 pips a day in forex(FXで1日10ピップを取得する方法)
- guaranteed 10 pips a day strategy(1日10pipsの戦略を保証)
- Babypips 10 pips a day(ベイビーpips 1日10pips)
- 10 pips a day compounding(1日10pips複利)
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『10 pips a day strategy』を世に広めたのはHoosain Harneker(フーサイン・ハーネカー)
1日10pips戦略が注目を浴びるきっかけとなったのは、投資本「Millionaire Traders: How Everyday People Are Beating Wall Street at Its Own Game」です。
- Millionaire Traders: How Everyday People Are Beating Wall Street at Its Own Game (ミリオネアトレーダー:普通の人々がウォール街を打ち負かしている方法)
Kathy Lien(キャシー・リーエン)とBoris Schlossberg(ボリス・シュロスバーグ)の共書です。世界中で広く読まれている投資本の一つです。日本語版はこちら。
12名の個人トレーダー(成功者)へのインタビュー形式で構成されています。その中のひとり、Hoosain Harneker(フーサイン・ハーネカー)氏の手法こそが、『10 pips a day』です。
彼は「1日10pips戦略」のみで億万長者になったFXトレーダーです。4ヶ月間のデモトレードで資金を3回連続で2倍にした後、1000ドルの元手でリアルトレードを開始しました(0.1ロットスタート)。移動平均線をベースにした手法で1日10pipsを目標にトレードを行います。1日10pipsの目標に達したら、その日の取引は終了です。
ひたすら1日10pips戦略(ロットは増やします)を継続した結果、彼は億万長者(ミリオネア)になったのです。
『10 pips a day』=『1日10pips戦略』を世に広めたのは、Hoosain Harneker(フーサイン・ハイーカー)であることは間違いありません。
Hoosain Harneker(フーサイン・ハーネカー)氏の1日10pips手法を解説するよ
1日10pips戦略の元祖、Hoosain Harneker(フーサイン・ハーネカー)氏の手法を解説します。
彼が好んで使用したテクニカルは移動平均線です。5MAと13MA(移動平均線)のGC(ゴールデンクロス・DC(デッドクロス)で仕掛け・手仕舞いを行います。非常にシンプルですね。
時間帯はGMT時間の朝7時〜夕方の6時までで、経済指標発表時は避けます。通貨ペアは主にEURUSD(ユーロドル)・GBPUSD(ポンドドル)。時間足は30分足。
利益目標(TP)は当然10pips。一方の損切りラインは20pipsです。常に10pips目標というわけでもなく、含み益後に逆行する可能性が高い場合は、10pipsに満たない場合でも利確します。
そして最も重要な戦略が「負けトレードの分析」。彼が単純な手法で勝ち続けることができるのは、負けトレードを徹底的に分析したからです。結果、トレードの精度が高まり勝率が飛躍的に上がりました。
まとめると…
- 5MAと13MA(移動平均線)のGC・DC
- 30分足
- EURUSD(ユーロドル)・GBPUSD(ポンドドル)
- GMT時間の朝7時〜夕方の6時(経済指標発表時は避ける)
- TP10pips・SL20pips
- 徹底的な負けトレード分析
単純な手法の繰り返しによって、Hoosain Harneker(フーサイン・ハーネカー)はミリオネアに到達したのです。
1日10pips手法は可能か?
毎日コツコツ10pipsを積み上げるだけで短期間で大金を稼げる手法は、とても魅力的です。10pipsくらいだったらボラティリティがあればサクッと取れそうなイメージですよね。10pips手法を推奨しているトレーダーも少なくありません。
では本題です。1日10pips手法は素晴らしい戦略でしょうか?本当に可能なのでしょうか?
残念ながらあなたが思っているほど簡単ではありません。場合によっては、あなたの口座を瞬時に破壊してしまうほどのハイリスクな手法となる可能性もあります。また、この手法に限らず、多くの優れた手法には生存者バイアスも含まれていることを忘れてはいけません。
次回、1日10pips手法のリスク(危険性)について詳しく解説します。