【PIVOT手法】王道的なピボット(PIVOT)の使い方を学ぼう!
PIVOTについての記事を連日掲載しています。
- 俺史上、最も便利なPIVOTインジケーターを見つけたでー!
- PIVOT(ピボット)の本質をJ.W.ワイルダーの原書から読み解く
- PIVOT使うんだったら正しい計算式を学んでおくのも悪くないよね?
- おまいら、PIVOTはもっと意識するべき!
今回はPIVOTを活用したFX手法について詳しく解説します。使用するインジケーターは、俺史上、最も便利なPIVOTインジケーターを見つけたでー!にて紹介した『PivotPoints.All-In-One.ex4』です。無料のインジケーターです。ダウンロードは以下のリンクからどうぞ。
実際にMetaTrader4に『PivotPoints.All-In-One.ex4』を設定すると以下のようなチャートになります。
PIVOTの計算式については前回の記事PIVOT使うんだったら正しい計算式を学んでおくのも悪くないよね?にて詳しく解説しましたので、ここでは割愛します。では具体的なPIVOTの使い方(手法)について解説していきますね。基本的(王道的)なルールは次の通り。
まずは「買いパターン」です。
買いパターン
- S1ライン付近までレートが下落したら「押し目買い」でENTRY
- S2ラインまで戻したら買い増し
- TP(利益確定)目標はR1ライン
- SL(損切り)目安はS3ライン
次に「売りパターン」です。
売りパターン
- R1ライン付近までレートが上昇したら「戻り売り」でENTRY
- R2ラインまで戻したら売り増し
- TP(利益確定)目標はS1ライン
- SL(損切り)目安はR3ライン
図解します。
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実際のチャートで確認してみる
ではMetaTrader4で確認してみましょう。チャートはEUR/USD(ユーロ米ドル)の1時間足チャートです。
PIVOTはもともと前日の高値・安値・終値の平均値から当日の抵抗帯や支持帯を算出して、価格の動きを予測するためのテクニカル指標でしたよね。実際のチャートを見ると、S1やS2、そしてR1やR2が短期的な支持帯・抵抗帯として機能していることがわかります。
短期的に逆張りで仕掛けるための手法ですが、長期的なトレンド方向への押し目や戻りのみを拾っていけば、よりトレードの精度が高まりそうです。レートが、S3やR3を超えることはめったになく、超えればその方向への強いトレンドが発生したと捉えることができます。その場合は順張りで仕掛けます。