”ナンピン”は決して「禁じ手」ではない

【誤解】”ナンピン”は決して「禁じ手」ではない

【誤解】”ナンピン”は決して「禁じ手」ではない

”ナンピン”は極めて難易度の高い戦略だ

先日の『ナンピンFX ドル円版』レビュー記事に反響がありました。

ナンピンFX ドル円版
ナンピンFX ドル円版
販売元:合同会社あゆみインベストメント
発売日:2018/09/21
メディア:EA(自動売買システム)
公式サイト:http://ayumiinvestment.com/wp/nu

「ナンピンを否定しすぎではないか?」「ナンピンEAも使い方次第では大きな利益を出せますよ!」的な反論です。

ナンピンはレートが逆行した際に取りいれる戦略の一つですが、そもそも思惑に反してレートが逆行する時点で仕掛けの判断が間違っていた可能性が高いわけです。従って基本的にはストップライン(SL)にて損切りしてトレードを仕切り直すべきです。

とはいえ、”ナンピンすべて”が禁じ手であるとは考えていません。決してナンピン(EA)を否定しているわけではなく、ナンピンが極めて難易度の高い戦略であることを伝えたかったわけです。リスクを理解せずに安易に使えば必ず火傷をします。

撤退を前提とした一発逆転を狙う”ナンピン戦略”とは?

実際のところ、局面に応じて”戦略的なナンピン”を実践している中級・上級トレーダーは少なくありません。では、ナンピンをどのような場面で使うと効果的なのか?

今回は効果的なナンピン戦略のひとつを紹介します。撤退(損切り)を前提とした一発逆転を狙うナンピンです。中級トレーダー以上ならば誰でも知っている手法の一つです。

”損切りライン”ギリギリまで引きつけてポジションを建てる

ポジションを保有後、レートが思惑とは逆の方向に動いたとします。つまり含み損が発生した状態ですね。損切りラインは事前に設定していますので、レートが逆行してすぐにストップにかかるようであれば潔く負けトレードを受け入れます。

ところが、損切りラインにレートが近づいても、ギリギリでもたもたしているような局面があります。トレンドの転換も確認できない状況です。サポレジが効いていてここからの反発が予測できそうです。この局面で「撤退(損切り)を前提とした一発逆転を狙うナンピン」を行ないます。

ストップラインにギリギリにレートを引きつけ、そのタイミングで同方向にポジションを建てるのです。新ポジションのストップは、最初のポジションと同じ位置です。ロット数も一緒です。

2回目に建てたポジションによって、2つのポジションの平均購入コスト(レート)を押し下げることが可能になります。

その後、不運にも2つのポジションがストップにかかれば、潔く撤退します。この場合、2回目に建てたポジションの損失は大きくありません。SLギリギリのレートで建てているため、ダメージは限定されます。

一方、相場が持ち直して思惑方向にレートが伸びれば(つまり予測が正しかった場合)、少しの戻りで収支をトントン(プラマイゼロ)まで持ってくることが可能になります。また、そのままレートが伸びてくれれば2つのポジションによって大きな含み益を手にすることが可能になるのです。

これが撤退(損切り)を前提とした一発逆転を狙うナンピン戦略です。

具体例で解説

具体例を出して解説します。

現在のUSDJPY(ドル円)が110円だとします。上昇トレンドを予測して、110円で”買いポジション”を持ちます。このときの損切りラインは直近安値の108円に置きます。

ところが思惑に反してドルが下落しレートが逆行してしまいます。このまま108円まで下落すれば損切りです。

しかし、108円のサポートライン(直近安値)が効いているのか、108円手前でレートがグズグズしています。ここで反発して再び上昇を目指す可能性も少なくありません。この辺りの見極めは非常に難しく、経験値に裏打ちされた大局観が求められます。

このタイミングで、ナンピン戦略を取ります。108円15銭辺りで2回目のポジションを建てるのです。ストップは1つめのポジションと同様、108円です。

ポイントは、ストップラインギリギリまで引きつけて2回目のポジションを建てることにあります。

このまま反発せずに108円のストップにかかれば、2つのポジションは損切りとなります。潔く諦めますが、2回目のポジションの損失は大きくないので、ダメージは「1回目の損失+α」です。

ナンピン戦略が功を奏するのは、レートが反発・上昇したときです。110円と108円15銭の2つのポジションの平均購入レートは、約109円08銭です。レートが109円08銭まで戻せば収支はプラマイゼロとなります(解説用にスプレッドは考慮していません)。この時点で、一度撤退して仕切り直してもOKです。

さらにレートが伸びていく兆しがあれば、そのまま2つのポジションを保有し続けることで含み益に転じます。ビッグトレンドに乗る可能性もゼロではありません。状況に応じて最初のポジションを利確し、深い位置で建てた2回目のポジションの含み益を伸ばすという戦略も取ることが可能になります。

ダメージを小さくして潔く”撤退”することが目的

ただし、この手法は強靭な精神力が求められます。なぜなら基本的に撤退(損切り)前提の戦略だからです。成功率はそれほど高くはありません。感覚的には40%くらいですね。

そもそもレートが逆行する時点で、読みが外れているのです。ここで新たなポジションを建てることには心理的な抵抗があります。その上、損切りラインギリギリまで引きつけて仕掛けることは、すなわちすぐに損切りにかかってしまう可能性があるわけです。

このナンピン戦略をおこなうときは、プラマイゼロで撤退することをまずは一番の目標にするべきです。損失を最小限(できればプラマイゼロ)にして一旦撤退し、仕切り直すことが最大の目標です。そのうえで、あわよくば利益を狙う…これが正しい心構えです。

撤退(損切り)を前提とした一発逆転を狙う”ナンピン戦略”とは、つまりそういうことなのです。この戦略におけるナンピンは、あくまでもダメージを小さくして撤収することが目的です。

ナンピンは正しく使えば「悪手」ではない

ナンピンを「悪手」と捉え、全否定するFXトレーダーも少なくありません。個人的にはナンピンをストラテジーの中心に据えることには否定的です。ただ、ナンピンを効果的に使うことで、損失を最小限に抑えることも不可能ではありません。本記事で紹介したナンピントレードは、ほんの一例です。

ナンピンのリスクを正しく理解し局面に応じて活用することで、優位性を発揮することが可能になります。自身のアイテム(武器)を増やすつもりでナンピンを研究してみるのも面白いかもしれませんね。

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