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【FX手法】ATR(Average True Range)よく聞くけど何なの?教えて!

【FX手法】ATR(Average True Range)よく聞くけど何なの?教えて!

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「ATR(=Average True Range)」ってなに?教えて!

前回紹介したインジケーター『target-bands-indicator.mq4』は、TMA(Triangular Moving Average=三角移動平均線)をベースに、ATRでバンド化したシグナルツールでしたね。

ところでATRって何でしょうか?FX関連のWEBサイトを閲覧していると、ときどき耳にしますよね。

ATRはAverage True Rangeの頭文字を取ったものです。

Average(平均)
True (真の)
Range(範囲=値幅)

Average True Range=”真の値幅の平均”という意味ですね。いわゆる”価格変動の度合い”を測るためのテクニカルツールとして使われるインジケーターです。

価格変動は時間と共に大きくなっているのか?それとも小さくなっているのか?そしてその変動幅はどれくらいなのか?などを視覚的に把握することを目的としています。

「ATR」を提唱したのは、J.W.ワイルダー(John Welles Wilder.Jr)

ATRの考案者は、あのJ.W.ワイルダー(John Welles Wilder.Jr)です。ATRだけでなく、RSIADX、パラボリックSARなど数々のテクニカル指数を世に送り出し、テクニカルの父と呼ばれている人物です。

ATRの概念は、1978年ワイルダーの著書『New Concepts in Technical Trading Systems』の中で、はじめて提唱されました。

「ATR」はボラティリティを計測するためのテクニカルツール

上の画像は、『New Concepts in Technical Trading Systems 著者:J.W.ワイルダー(原書)』からの抜粋です。VOLATILITY(価格変動の度合い)章にてATRについて言及しています。このことから、ATRがボラティリティを計測するためのテクニカルであることがわかりますね。

ATRが提唱されるまでは、市場のボラティリティ(価格変動の度合い)の定義は曖昧でした。ワイルダーは、その曖昧とされていた市場のボラティリティに対して客観的な定義(ATR)を与えようと考えたわけです。

ボラティリティに正比例するものとして「範囲(Range)」つまり値幅を指標の一つとして取り上げています。

The one thing that is directly proportional to volatility is range. Range can be defined as the distance the price moves per increment of time.

(ボラティリティに正比例するものの1つとして値幅(Range)がある。 値幅は時間の増分ごとに価格が変動する距離として定義できる。)

とありますね。たしかにローソク足1本だけを見れば、最高値〜最安値までの値幅(距離)をボラティリティ(価格変動の度合い)と考えれば済みます。

1本のローソク足だけであればそれで事足りますが、ローソク足が2本以上ある場合のボラティリティ(価格変動の度合い)を算出するには、もう少し複雑に考える必要があります。

結果、複数のローソク足の真の値幅(=True Range)を導き出すには、以下の計算式が必要であるとワイルダーは考えました。

Therefore, the TRUE RANGE is defined as the greatest of the following:

(1) The distance from today’s high to today’s low.
(2) The distance from yesterday’s close to today’s high, or
(3) The distance from yesterday’s close to today’s low.

引用:New Concepts in Technical Trading Systems

”真の値幅(=True Range)は、次のうち最大のものがTRとして定義される。”

(1)D1…当日高値から当日安値までの距離(当日高値ー当日安値)
(2)D2…前日終値から当日高値までの距離(当日高値ー前日終値)
(3)D3…前日終値から当日安値までの距離(当日安値ー前日終値)

上の3つの中で最大値になるものを、その日のTR(真の値幅=True Range)として定義しようというわけです。

ここまではわかりますね。

さて、では1日のTR(真の値幅)を定義したところで、次はもう少し長い期間における平均的な変動幅を知りたいですよね。というか過去一定期間(数日間)の平均的な変動幅を知らなければそもそもトレードに活かせません。直近(前日など)の変動幅だけでは、ボラティリティバロメーターとして機能しづらいからです。

In order for range to be a meaningful tool as a measure of volatility, more than one day’s range must be considered. The answer is to consider an average of the true range made per day over a number of days.

(値幅がボラティリティのバロメーターとして意味のあるツールであるためには、1日以上の範囲を考慮する必要がありる。数日間にわたって1日に行われた真の値幅の平均を考慮することが、その答えだ。)

引用:New Concepts in Technical Trading Systems

数日間にわたるTR値の平均を算出することで、ボラティリティのバロメーターとして機能するテクニカル(ツール)になるという考えです。そして登場するのが、みんな知っている移動平均です。

TR値を、n日間(n期間)指数平滑移動平均(EMA)化したものが、ATRになるわけです。

実際のATRをMetaTrader4で見てみましょう。チャートはUSD/JPY(ドル円)の日足です。

ATR(Average True Range)

ATR(Average True Range)

サブウィンドウに表示されている黄色い折れ線グラフのようなテクニカルが、ATR(Average True Range)です。期間は14。

ATRによって、マーケットが1日にどれくらい動きそうなのか?(=日足ベース)をざっくりと推測することができるわけです。ボラティリティが拡大傾向にあるときはATRは上昇します。一方でボラティリティが極小になればATRは停滞したような動き(小動き)になります。

ボラティリティが拡大傾向にあれば、狙うべき値幅や損切り幅も変わってきますよね。またATRを活用することで、資金管理にも活かすことが可能になります。詳しくは後日別の記事にて解説します。

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ATR(Average True Range)に定める期間は何日?

さてATRの概念がわかったところで、気になるのはATRの期間ですよね。

ATRは、TRのn日間(n期間)指数平滑移動平均でした。考案者であるワイルダーは「14日」が最適であると結論付けました。

After extensive testing. I have found that about 14 days gives the best indicator of volatility to use for the VOLATILITY INDEX.

(広範なテストの結果、ボラティリティインデックスに使用するボラティリティの指標としては、約14日間が最適であることがわかった。)

引用:New Concepts in Technical Trading Systems

ただし、この期間(14日)は、株式市場や先物市場を基準に日足ベースで考えたときの期間であることを理解しておく必要があります。

とはいえ、現在FXなどでも「期間14」を標準的に設定しているトレーダーが大半です。投資が美人投票であることを考えれば、特別な理由がない限りは大勢が使用する「期間14」を使うことが賢明です。

基本的に、ワイルダーは「期間14」が大好きです。RSIも「期間14」を推奨していますよね。

期間20で使っているトレーダーも見かけますが、概ね14が多いという印象です。

まとめ:「ATR」は”直近n期間の最大変動幅の平均値を示すテクニカル”であり、期間は「14」がベター

ATRは、直近n期間の最大変動幅の平均値を示すテクニカルツールです。期間nについては、14が使われることが一般的です。

このATRを実際にどのようにトレードで活用するのか?については、また改めて記事にしたいと考えています。

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