おまいら、PIVOT(ピボット)はもっと意識するべき!
海外トレーダーに比べて、日本のトレーダーはPIVOTを意識しなさすぎ…なんて言う人もいるようですね。たしかに、日本ではPIVOTを話題にした投稿は、海外に比べて少ないんですよね。
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一説には機関投資家連中がPIVOTを意識しているという噂もあります。だったらなおさら私たち個人トレーダーもPIVOTラインを意識してトレードするべきでしょう。今回は、PIVOTをどのように意識してトレーディングに活かすか?について語ります。
PIVOTはチャートに”常時表示”してもいいぞ!
PIVOT POINTを含むS1〜S3・R1〜R3ラインは、チャートに常時表示していても良いくらいです。自身のストラテジーでENTRYする際に、PIVOTのラインがどのように相場に作用しているのか?を常に確認するようにすれば、確度の低いENTRYを減らすことができるようになるはず。
順張りにおける仕掛けのポイントとして、PIVOTのS1・S2ラインを活用したり(押し目買い)、R1・R2を目安にする(戻り売り)。逆張りにおける仕掛けのラインとして、PIVOTのS1・S2ラインを活用したり(買い場)、R1・R2を目安にする(売り場)。あるいは単純にPIVOT POINT(センターライン)の上ならば買い場を探す、PIVOT POINT(センターライン)の下ならば売り場を探す、でも良いかもしれません。
直近の相場で、どのラインが強く意識されているのか?をチェックする習慣を身につけておけば、無駄なENTRYを排除できる可能性が高まります。
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PIVOT POINT(センターライン)で”買いゾーン”と”売りゾーン”を区分けしろ!
ためしに、PIVOTを順張り系のテクニカルに組み合わせてみましょう。たとえば、当サイトのオリジナル特典であるSQIにPIVOTを重ねて表示させてみます。使用するPIVOTインジケーターは『PivotPoints.All-In-One.ex4』です。
凡例:USD/JPY(ドル円)1時間足
上図はUSD/JPYの1時間足チャートです。PIVOT POINT(センターライン)を目安にして、仕掛けの方向を取捨選択します。
- PIVOT POINTより上ならば「買いENTRY」のみ
- PIVOT POINTより下ならば「売りENTRY」のみ
わかりやすいように買い場と売り場を色分けしてみます。
買いゾーン
レートが、PIVOTラインより上に位置する場合は「買いゾーン」と判断し、買い場を探します。このゾーンでは売りENTRYは禁物です。
売りゾーン
レートが、PIVOTラインより下に位置する場合は「売りゾーン」と判断し、売り場を探します。売りゾーンでは、買いENTRYはおこなません(シグナルをスルーします)。
上図のように売りゾーンと買いゾーンを区分けすれば、ENTRY判断が容易になりますよね。
凡例:EUR/USD(ユーロ円)1時間足
別のチャート図でも確認してみましょう。下図はEUR/USDの1時間足チャートです。
買いゾーン
買いゾーンで、SQIの帯が青に変わったタイミングで「買いENTRY」です。
売りゾーン
一方、売りゾーンで、SQIの帯が赤に変わったタイミングで「売りENTRY」します。
相場判断は以下の通り極めてシンプルです。
- PIVOT POINT(センターライン)上ならば「買い」
- PIVOT POINT(センターライン)下ならば「売り」
PIVOT POINT(センターライン)抜けと同時にSQIの帯色点灯により、ブレイクで仕掛けることができそうですよね。手仕舞い(TP)は、PIVOT POINT(センターライン)の逆抜け、もしくはSQIの帯色消灯で良さそうです。PIVOT POINT(センターライン)の逆抜けまでトレンドを追いかけることができれば、大きな利幅を抜くことができます。ストップ(SL)はPIVOT POINT(センターライン)への戻し+「α」pips(時間足によって調整)でしょう。
わりとシンプルな手法ですが、PIVOTを取り入れることで、仕掛けの方向に迷わなくなります。ぜひ、試してみてくださいね。