3本の移動平均線がGC/DC(ゴールデンクロス・デッドクロス)したタイミングで矢印シグナルを表示してくれる『3MA_Cross_w_Alert_v2GS2.mq4』
たった3本の移動平均線だけでも勝てるって知ってた?で紹介した手法は、タイトル通り3本の移動平均線のGC/DCでトレンドの初速を捉える方法でしたね。
いわゆるパーフェクトオーダー手法の一つです。
そこで、今回は、3本の移動平均線がGC/DC(ゴールデンクロス・デッドクロス)したタイミングで矢印シグナルを表示してくれるインジケーターを紹介しますね。
『3MA_Cross_w_Alert_v2GS2.mq4』です。もちろん無料です。ダウンロードはMQL5からどうぞ。
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『3MA_Cross_w_Alert_v2GS2.mq4』をMT4に設定する
ダウンロードできたらさっそくMetaTrader4に設定してみましょう。
上の図は、USD/JPY(ドル円)の30分足に『3MA_Cross_w_Alert_v2GS2.mq4』を設定したチャート図です。
3本のデフォルトの移動平均線は次の通り。
- 5EMA
- 13EMA
- 21EMA
ちなみに各移動平均線は、以下の4種類が設定可能です。デフォルトはEMAです。
- 単純移動平均(Simple Moving Average=SMA)
- 指数移動平均(Exponential Moving Average=EMA)
- 平滑移動平均(Smoothed Moving Average=SMMA)
- 線形加重移動平均(Linear Weighted Moving Average=LWMA)
各移動平均線の種類を変更するには、パラメーターの数値を書き換えます。
好みのフィルターを使ってシグナルを”厳選”する
さて、全ての矢印でENTRYしてしまっては「ダマシ」だらけで勝てません。
できれば大きな時間足のトレンドと同調する方向へのみ仕掛けたいですね。もしくは、現時点でトレンドが出ている方向だけを選択してENTRYするとか。つまり、何らかのフィルターが必要です。
とりあえず、一目均衡表の「雲」をフィルターに使ってみましょうか。
雲の上では「買いENTRY」のみ、雲の下では「売りENTRY」のみとします。すると、矢印シグナルが厳選されて大幅に「ダマシ」が減りました。
もう少しさかのぼってみましょう。
ご覧の通り、素晴らしい結果です。トレンドの初速を捉えて、しっかりと利益を出せていますね。
ちなみに、矢印マークはローソク足確定後に点灯します(確定するまではリペイントします)。そして一目均衡表の雲はリペイントはありません。
もちろん勝率は100%ではありませんが、損切りラインを直近の高値・安値に置いておけば大きな火傷(やけど)はありません。
こんなシンプルな手法でも勝てるんですね。
この手の手法を商材化したものとしては、クロスリテイリング社の億スキャFXが有名です。複数の移動平均線で構成されるパーフェクトオーダーを一目均衡表の雲でフィルタリングして仕掛けるロジックです。
できるだけシンプル、そしてフィルターはほどほどに
いかがですか?こうして自分なりのトレードルールを構築していくことができます。
最初はシンプルなロジックからスタートし、好みのフィルターを加えていくわけですね。ただ注意すべきは、フィルターを複雑なものにしないことです。FX初心者は、ダマシを排除しようとして得てしてフィルターを複雑にしがちです。そうなるとトレードチャンスが減るだけでなく、汎用性が低くなって様々な相場で対応しきれなくなります。
できるだけシンプルに、そしてフィルターはほどほどに。
あとは、適切な損切りポイントを定めてルールを守ることと、あなたにあった無理のない資金管理。これだけでFX初心者を卒業できます。