ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス、なにが違う?
ダイバージェンスはよく耳にしますが、その一方でヒドゥンダイバージェンスというフレーズも目にしたりしますよね。
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスって、どう違うのかな?って思ったりしませんか?
今回は、そのあたりを詳しく解説しますね。
ダイバージェンスに関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ご覧ください。
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ヒドゥンダイバージェンスの「ヒドゥン」とは?
ところで「ヒドゥン」ってどんな意味なのでしょう?
ヒドゥン=Hiddenとは、「隠された」とか「隠れた」という意味があります。
ヒドゥンとは
- ヒドゥン=Hidden 意味:隠れた、隠された
つまり「ヒドゥンダイバージェンス」は、”隠れたダイバージェンス”ということになりますね。
ダイバージェンスは4種類ある!?
ダイバージェンスを細かく分類すると、全部で4種類になります。
- ダイバージェンス(強気)
- ダイバージェンス(弱気)
- ヒドゥンダイバージェンス(強気)
- ヒドゥンダイバージェンス(弱気)
「強気」と「弱気」の違いは次の通り。
- 強気=下降から上昇への転換を示唆
- 弱気=上昇から下落への転換を示唆
「強気」「弱気」、そして「ダイバージェンス」「ヒドゥンダイバージェンス」の組み合わせによって4種類になります。
1.ダイバージェンス(強気)
レート(ローソク足)は安値を切り下げているのに、オシレーター系は切り上げている状態が「強気のダイバージェンス」です。強気のダイバージェンスでは上昇への転換を示唆しているので「買いサイン」として捉えます。
2.ダイバージェンス(弱気)
レート(ローソク足)は高値をを切り上げているのに、オシレーター系は段階的に切り下げている状態が「弱気のダイバージェンス」です。弱気のダイバージェンスでは下降への転換を示唆しているので「売りサイン」として捉えます。
3.ヒドゥンダイバージェンス(強気)
ヒドゥンダイバージェンスは「リバーサルダイバージェンス」「コンバージェンス」等とも呼ばれています。
レートが安値を切り上げているのに、オシレーター系は段階的に切り下げている状態が「強気のヒドゥンダイバージェンス」です。この状態は上昇トレンドの継続を示唆しているので「買いでENTRY」します。
4.ヒドゥンダイバージェンス(弱気)
レートが高値を切り下げているのに、オシレーター系は段階的に切り上げている状態が「弱気のヒドゥンダイバージェンス」です。この状態は下降トレンドの継続を示唆しているので「売りでENTRY」します。
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンス|まとめ
ダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスの違いと、売り買いの方向性をまとめると以下のようになります。