【FX】1日10pipsの利益を確実に積み上げていく手法!
1日の利益目標10pips!
え、少ないですか?
いえいえ、1日10pipsを確実に積み上げていけるならば、それだけで専業トレーダーになれるくらいの威力を秘めています。10pipsをバカにしてはいけません。
今回紹介する手法は、『Forex Strategies Revealed』にポスティングされたあるスレッドがベースです。その名も『10 pips a Day』(1日10pips)。そのまんまですね。
投稿者であるSTEVE(スティーブ)は、この手法によって毎日のように10pipsの利益を勝ち取っているとのこと。ただ仕掛ける時間が決まっているため市場オープンに間に合わなかったときは見送らざるを得ないそうです。そこで、フォーラムを利用して自身の手法をEA化してほしいと要望しています。
EA化に関しては、コメント欄を見るかぎりにおいては誰かが作ったという話もなさそうですが、裁量トレードとして取り組むことは十分可能です。
『10 pips a Day』を紹介するよ!
『10 pips a Day』は、インジケーター(テクニカル)を一切使用しません。解説は英語ですが、一部を引用します。
STRATEGY:
IMMEDIATELY AFTER THE OPEN OF A NEW CANDLE STICK FOR A NEW DAY
I PLACE BUY STOP 30PIPS ADDED TO THE OPEN PRICE
PLACE SELL STOP 30PIPS MINUS FROM THE OPEN PRICE
STOP LOSS 50 PIPS
TAKE PROFIT 10
PLEASE CHECK THE HISTORY ON DAILY CHART SO FAR AND DISCOVER WHAT AM TALKING ABOUT, I FOUND THIS SYSTEM AND I USED IT PERSONALLY AND HAVE BEEN MAKING 10 PIPS AND MORE EACH DAY.
THE WEAKNESS IN THIS SYSTEM:
IF YOU DON’T PLACE TRADE EARLY ON TIME U WILL MISS THE OPPORTUNITY
THIS WHERE I NEED ASSISTANCE FROM THE MEMBERS IN THIS FORUM TO CREATE AND EA FOR ME BASED ON THIS SYSTEM .
ざっくりとした英語でわかりにくいと思いますので、翻訳(超訳)します。
『10 pips a Day』概要
- システム:なし
- タイムフレーム:日足
- インジケーター:不使用
- 通貨ペア:すべて
『10 pips a Day』戦略
日足の始値のタイミングでOCO注文を入れる。OCO注文は次の通り。
- ローソク足始値+30pipsラインで「買いENTRY」
- ローソク足始値ー30pipsラインで「売りENTRY」
ストップは50pips、利益確定は10pipsとする。
※OCO注文については以下の引用をご覧ください。
OCO注文とは?
もう一つの注文方法がOCO注文です。OCOは、One Cancels the Otherの頭文字を取ったものですね。
2つの異なる注文を同時に入れておき、一方の注文が刺さったら、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。
相場の動きが予測しづらいときに使える便利な注文スタイルです。新規注文で使う場合と決済注文で使う場合の2パターンがあります。
新規注文でOCOを活用
まずは新規注文で使う場合。
現在価格が101円です。そこからレートが上昇するのかそれとも下落するのか読めません。
そこで以下のようにOCO注文を設定します。
- レートが上昇し102円に達したら「新規買い」
- レートが下落し100円に達したら「新規売り」
仮にレートが上昇して102円の新規買い注文が成立したら、もう一方の100円新規売り注文は自動的にキャンセルされます。
反対にレートが下落して100円の新規売り注文が成立すれば、102円の買い注文は自動的にキャンセルされます。
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『10 pips a Day』は早朝トラップ戦略だ
『10 pips a Day』を簡単に解説すると、日足始値で売りと買い両方(上下30pipsライン)に注文予約を入れておき、どちらかがヒットしたらもう一方をキャンセルします。これってOCO注文ですね。
そして注文が刺さったら、利確目標を10pips、損切りを50pipsに設定する…という戦略です。
毎日、これの繰り返しです。リミット幅とストップ幅については、各通貨ペアごとに詳細なバックテスト等の検証は不可欠ですが、なかなか興味深い手法ですよね。
まあ、FX中級者以上のトレーダーならば、どこかで見聞きしたことのある戦略かもしれません。FX商材でいえば、FX歴38年の重鎮!岡安盛男のFX極がこの手法に近いです。
いわゆる早朝トラップ戦略のひとつといえます。
ただし、本戦略(10 pips a Day)における「日足オープン」が、GMTなのかどうかについての言及はありませんので注意が必要です。
本手法が現在でも通用するかどうかはひとまず置いておき、ストラテジーとしてのアイデアは参考になるはず。
もう一つ、FX商材で似たような戦略をとるものがあります。2021年3月に販売を開始したモンスタースキャルFXです。
モンスタースキャルFXも、早朝(午前9時)に仕掛けるので”早朝トラップ戦略”と言えるかもしれません。プライスアクションの一種でありローソク足の形状(髭の長さや本体の長さ、バランスなど)を確認して、仕掛けの可否・仕掛けの方向(買いか売りか)、そしてTP値やSL値を確定させます。つまり、仕掛けだけ手動ですが、あとはOCO注文でほったらかしとなります。
『10 pips a Day』は日足を使いますが、モンスタースキャルFXは1分足を使いまます。毎日午前9時にトレードチャンスが訪れます。慣れてしまえば機械的に毎日トレードすることが可能になります。勝率もまずまずで60%を切ることはなかなかないのでは?という印象です。
ご興味がある方は、モンスタースキャルFXの検証レビュー記事の一読をおすすめいたします。