「CCI(期間7)を超えるものなんてあるわけないだろ!試してみろよ、絶対に気にいるはずだぜ!」
先日紹介した君は「ブラックMACD」を知ってるか?。そのスレッドの中に気になる書き込みがありました。こちらです。
nothing , Nothing , NOTHING beats CCI 7 ! Try it. You will like it .
翻訳すると…
CCI(期間7)を超えるものなんて、あるわけないだろ!
試してみろよ、絶対に気にいるはずだぜ!
たいした自信ですね(笑)。書き込んだのは「George F.」という人物。彼はその後も、他人のスレッド上で「CCI(期間7)」の有用性を執拗にアピールします。
CCI(Commodity Channel Index)については、このブログでも何度か取り上げて手法等を解説してきました。
- CCIの設定方法や基本的な使い方を詳しく解説するよ!
- CCIのパラメーターは「期間14」がベストである理由を述べる
- CCIを2本使った『Woodies CCI(ウッディーズCCI )』をどこよりも詳しく解説するよ
- CCIゼロクロス+5MAで毎日100pips抜く【972手法】
- CCIを使ったシンプルトレード|CCI_Histogram.mq4
- CCIとパラボリックSARによる出口戦略を考察してみるよ!
オシレーター系の中では地味な存在ですが、海外では思った以上に人気のあるテクニカル指標です。
さて、期間を「7」に設定したCCIですが、その有用性はどうなのでしょうか?実は、期間7のCCIを活用したFX手法については、海外フォーラムでよく見かけます。
デフォルトの「期間14」よりもメジャー、というとちょっと言い過ぎですが、それくらいよく目にする「CCI7」。いくつか紹介していきますね。
CCI(期間7)のシンプルトレード手法
まずはよく見かけるCCI(期間7)ストラテジーを紹介します。上に挙げた「George F.」の書き込みも同様のストラテジーですね。
買いトレード
- CCI7が0レベルを上抜けでBuy Entry
- CCI7が+100を切ったらExit
売りトレード
- CCIが0レベルを下抜けでSell Entry
- CCI7がー100を戻したらExit
CCI(期間7)とEMAを組み合わせたトレンドフォロー手法
CCI7のみでは、ちょっと心もとないですね。CCI7にひと手間加えた手法のほうが精度は高そうです。たとえば、EMA and CCI versatile FOREX strategyで解説されているEMAとCCI7の組み合わせなど。
画像を拝借します。
期間50・100・500のEMAとCCI(期間7)を組み合わせたストラテジーです。3本のEMAによってトレンド方向を確認し、CCIでENTRYタイミングを取るというロジカルな手法です。
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CCI(期間7)&RSIスキャルピング手法
CCIとRSIを組み合わせたスキャルピング手法の動画解説です。CCI・RSIの期間はどちらも「7」です。
CCI(期間7)とRSIを使ったダイバージェンストレード
最後にCCI7(とRSI7)を使ったダイバージェンストレード。画像を拝借します。
CCI(期間7)とRSI(期間7)が同じタイミングでダイバージェンスを発生させた場合に仕掛けます。
- ダイバージェンスはなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?
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期間7のCCI、思った以上に人気ですね。期間14に比べてやや過敏に動きすぎる印象がありますが、そこが良いのでしょうか?その点においては、ダイバージェンスでCCI(期間7)を採用するのは、良いアイデアのように思えます。例えば以下の画像をご覧ください。
CCIダイバージェンスが有効に機能していますね。期間7だからこそ、細かなダイバージェンスを拾えるのかもしれませんね。