トレンドの強弱を見極めるADX
ADXとはなにか?設定方法から見方までを詳しく解説するよ!の記事において、ADXはトレンドの強弱を見極めるために使用するテクニカルであると解説しました。本サイトでも評価の高いFX情報商材『ビクトリーメソッドアドバンス』においても、ADXは主要なテクニカルとして取り入れられています。
今回は、そのADXを活用した基本的な手法について取り上げます。
ADXを単体で使ったFX手法(ゴールデンクロス・デッドクロス)を紹介するよ!
ADXの汎用性の高さについては、前回の記事をお読みいただければ理解できると思います。
ADXは様々なストラテジーにおいて組み込まれることの多いインジケーターですが、本日紹介する手法はADXを単体で使うトレードテクニックです。ADX(と±DI)を単体で使ったシンプルなFX手法であり、ルールも非常にシンプルです。まずは基本的な売買ルールから。
買いルール
- +DIが−DIを超える
- ADXが25を超える
- 買いENTRY
売りルール
- −DIが+DIを超える
- ADXが25を超える
- 売りENTRY
手仕舞いルールも極めてシンプルです。
手仕舞いルール
- ADXが上昇から下落へ反転
- ポジションを手仕舞い(EXIT)
ADXでの”買いENTRY”
実際のチャートで見てみましょう。まずは買いです。
まず、+DIが−DIを上抜きました。その後、ADXが25を超えて上向きに上昇。このタイミングで買いENTRYします。※上のケースではADXはすでに25を超えていますが、下落から上昇に転じたタイミングで買いENTRYでOKです。
ADXでの”売りENTRY”
次に売りENTRYをごらんください。
−DIが+DIを上抜け、その後ADXが25レベルを超えて上昇しました。このタイミングで売りで仕掛けます。大きなチャートで見てみましょう。
見事にトレンドを捉えていますね。一方でADXや±DMIが底を這うようにもつれているような時は「レンジ状態」と判断して、トレードを見送ります。
汎用性の高いADXの使い方をマスターしてトレンドを確実に捉えよう!
ADXはトレンドフォロー(順張り)スタイルに欠かせないテクニカルの一つです。MACDやRSIなどのオシレーター系と相性がよく、合わせて使うことでトレンド判断がこれまで以上に容易になります。ぜひ、この機会にADXをあなたのチャートに組み込んでみてはいかがですか?