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何度でもいうぞ!ADXの期間は、14が最適解であると!

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ADXの期間の最適解について考察する

多くのトレーダーはパラメーターの考察に余念がありません。

期間はいくつがベストなのか?について多くの時間を割いて検証したがります。

ADXについても同じです。MetaTrader4に標準装備されているADX(Average Directional Movement Indext)のデフォルト設定値は次の通り。

ADXの期間|初期設定値は14

ADXの期間|初期設定値は14

『ADXとはなにか?設定方法から見方までを詳しく解説するよ!』の記事内でも述べましたが、この初期設定値についてはよっぽどの理由がない限り変更する必要はありません。

【今さら聞けない】なぜADXの期間は「14」がデフォなのか?

そもそも、どうして「14」がADXのデフォルト設定値として浸透しているのか?まずはそこを知っておきましょう。

ADX(Average Directional Movement Indext)を考案した人物は、誰もが知っているあのJ. Welles Wilder Jr.(J.ウエルズ・ワイルダー・ジュニア)です。ADXだけでなく、RSIATRPIVOT、パラボリックSARなど、多くのテクニカル指標を開発した人物として有名ですよね。

1978年、ワイルダーは自署『New Concepts in Technical Trading Systems』の中で、ADXの概念を提唱しました。

上の書籍は、Kindle Unlimited会員であれば無料で読むことができますので、英語が得意な方はぜひ一読することをおすすめします。

日本語に翻訳されたものはこちら(Kindle版)。

残念ながら、有料です。しかも5000円と非常に高額です。

第4章 The Directional Movement Concept|The Directional Movement System

さて、ワイルダーの著書『New Concepts in Technical Trading Systems』の中で、ADXについて解説があるのは第4章「The Directional Movement Concept|The Directional Movement System」です。

The Directional Movement Concept|The Directional Movement System

The Directional Movement Concept|The Directional Movement System

以下の部分(37ページ)をご覧ください。

ADXの期間に関するワイルダーの記述部分

ADXの期間に関するワイルダーの記述部分

ADXの期間(±DMIの期間)について、ワイルダーが言及していますね。

To make the DIRECTIONAL INDICATOR (DI) a useable tool, we must obtain the sum of the Dis for a period of time. We use 14 days because that is an average half-cycle period. This can be done by reviewing the preceding 14 days and determining the Directional Movement (DM) for each day. We also determine the True Range for each day. First, we add together all of the True Ranges for the 14 days. We will designate the sum of the 14 day’s ranges as TR14. Next, add together all of the Plus DM’s (+DM,) for the 14 days and call the sum +DM 14. Now go back and add all the Minus DM’s (-DM,) for the previous 14 days and call the sum-DM14.

ポイントはここ。

We use 14 days because that is an average half-cycle period.

「平均的な半サイクル期間なので、14日を使用している。」

ここでの「half-cycle period (半サイクル期間)」とは、一月を28日と計算した場合の半月分の期間を指しています。そして当時(1970年代)の株・先物取引相場においては14日間(日足)という周期が様々なテクニカルで頻繁に活用されていたのですね。

ちなみに、ワイルダーは自署『New Concepts in Technical Trading Systems』の中で様々なテクニカル指標を提唱していますが、その全てにおいて「期間14」が採用されています。

 

ところで、28日周期とその半サイクル(14日周期)は、もともと「万物説=あらゆるもの(万物)に28日周期が存在する」から採用したとのウワサがありますが、あくまでもウワサにすぎず、真偽は不明です。『New Concepts in Technical Trading Systems』では以下の通り、ワイルダーは述べています。

After extensive testing,I have found that about 14 daysgives the best indicator of volatility to use for the VOLATILITY INDEX.

直訳すると、”広範なテストの結果、期間約14日間がボラティリティインデックスに使用する価格変動(ボラティリティ)の最良の指標になることがわかった”。つまり、いいかげんな万物説ではなく、単純に検証(テスト)の結果から導き出した最適解であるとのことです。理論派ワイルダーらしい回答ですね。

詳しくは『ワイルダー|28日周期からRSIの”期間14日”を定めた!はウソ?』をどうぞ。

何度でもいうぞ!ADXの期間は”14”が最適解であると!

ATR発案者であるワイルダーが期間「14」を提唱したのは理解できたとして、どうしてADXの初期設定期間「14」のままで使うことがベターなのか?

理由は簡単です。

大多数のトレーダーが期間14で使っているから

これだけです。

ADXを取り入れている多くのトレーダーが期間14のまま使っているから、あなたも期間14で使うべきなのですね。それ以外に理由はありません。

パラメーターの”最適解”を探し求めることの危険性

ネット上には、インジケーターのパラメーターの最適解を求める記事などがよく見られます。

しかしながら、様々なパラメーターを自分なりに検証することは、ほとんど意味がありません。なぜなら相場は「美人投票」だからです。

より多くの人が相場が上がると考えているならば、素直に上がる方に賭けるのが勝つコツです。つまり多くの人が使用しているテクニカルと同じものを使い、同じ場所にラインを引き、同じポイントを意識することが重要なのです。

パラメーターをデフォルトて使うこによって、その他大勢のトレーダーが意識するポイントを捉えやすくなります。つまりパラメーターの最適解は、常にデフォルトであるということです。

また、むやみに期間を変更することは、カーブフィッティングにつながる恐れがあります。過去チャートに過剰に合わせたテクニカルが、今後も通用することは稀(まれ)です。

引用:CCIのパラメーターは「期間14」がベストである理由を述べる

期間14が為替相場における最適解であるというわけではなく、大多数のトレーダーが期間14を使っているから”結果的に”最適解なのです。自分だけの最適解を探し求める旅は時間の無駄であり、そもそも最適解の聖杯など幻想にすぎないという現実を知りましょう。

オリジナル特典|有料級ツールを22個まとめて無料プレゼント|日本語マニュアル付

当サイト「購入リンク」からFX商材をご購入いただいた方全員に、以下のオリジナル特典をすべて無料でご提供させて頂きます。管理人制作のオリジナルインジケーターに加え、海外のメジャー(かつ人気のある)ツールの中から、優位性の高が高く利便性を備えたインジケーターを慎重に厳選しました。

すべてのツールに、オリジナル日本語翻訳マニュアルをご用意しました。

1.環境認識 &シグナルツール(9個)

管理人制作のオリジナルツールに加え、海外でメジャー(かつ人気のある)ツールの中から優位性の高いインジケーターを慎重に厳選しました。有料で提供されてもおかしくないほどの優位性・利便性を備えたツールばかりです。
Shin Bollinger Bands
Shin Bollinger Bands(旧 SQI)
新着! 2023年5月12日
以前配布していた特典の中で最も人気の高かった「SQI」をヴァージョンアップ。「Shin Bollinger Bands」は、ボリンジャーバンドのエクスパンション(バンドウォーク)を視覚的に捉えるためのツールです。トレンド発生の目安となるバンドウォーク発生を、ヒストグラムで知らせてくれます。
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Shin TQ Chart
Shin TQ Chart
新着! 2023年4月25日
The Secre(投資家集団)からの提供ツールです。トレンドをどこまでも追いかけて利益にする順張り系シグナルツール。性能の素晴らしさについては、ぜひ動画をご覧ください。
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Shin High Low Break
Shin High Low Break
トレンド中の押し目や戻りをピンポイントで狙ってシグナル(矢印)を点灯させます。複数のMAによるパーフェクトオーダーでトレンドを確認し、連続する3つのローソク足がMAまで戻された状態を押し目・戻りと判断。最後のローソク足の高値・安値ブレイクでシグナルを出します。シグナル精度は動画でご確認ください。
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Top % Indicator 3
非常にユニークなツール。レートが動きそうな方向を%(パーセント)で表示してくれるインジケーターです。エントリータイミングでシグナル(矢印)も表示してくれます。FXだけでなくバイナリーオプションにも活用できます。精度の高さは言うまでもありません。
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Shin BOX Chart
Shin Box Chart(旧 SQBOX)
当サイトで以前配布していたSQBOXのヴァージョンアップ版です。BOX(箱)によってレンジを判断し、BOXをブレイクしたところでENTRY。環境認識ツールとしても取引ツールとしても使える優れものです。
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Shin Forex Meter(通貨強弱)
数ある通貨強弱ツールの中から、最も使いやすいものをセレクトしました。通貨ペア毎のトレンド状態と、通貨同士の強弱をグラフで表示してくれるツールです。強い通貨を買い、弱い通貨を売る、これが売買の基本です。意識するだけで勝率がグンと上がります。
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Shin Stochastic MTF
2本のストキャスティクスのクロスでシグナル(矢印)を表示してくれるツール。ストキャスはMTF(マルチタイムフレーム)対応しており、任意の時間足のストキャスを設定可能。驚くほど天底を捉えるシグナル精度に、驚かされます。
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Shin BO Simulator
バイナリーオプション専用のシミュレーターです。チャート上に表示させ、UP・Downボタンをクリックすることで、仮想取引ができます。チャート上にもENTRYマークが表示されます。指定時間で勝敗判定が自動的に行われ、取引結果も表示されます。シミュレーターとしては非常に細かな設定が可能であり、BO練習には欠かせないツールです。
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Shin Info Board
相場状況を、信号機のような色で教えてくれる便利ツールです。1分足から日足までのトレンドの方向がひと目で判断できます。その他にも様々な相場情報(ATR値や値幅、スプレッドetc.)を一覧で表示してくれる利便性の高いボードです。
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2.実用・便利ツール(7個)

MT4に常時設置しておきたい便利なツールを集めました。似たようなツールはたくさんありますが、その中でも使い勝手の良さや正確性などから7つのツールを厳選しました。
Pair Buttons
Shin Pair Buttons
一度使ったらもう手放せない!それほど便利なツールがこれ。通貨ペアや時間足をワンクリックで切り替えることができるボタンです。動作も軽いので常時チャート上に表示させておきたいツールです。とにかく使ってみて!
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Shin Rounder
Shin Rounder
キリ番(00や000)にラインを自動的に引いてくれる便利ツール。同様のツールの中でも、このツールが最も使いです。シンプルで軽く、ほかのラインと区別しやすいデザインのため、管理人も愛用しています。常に表示させておきたいツールの一つです。
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Shin WT Lines
Shin WT Lines
トレンドラインやサポート・レジスタンスラインを引くためのボタンです。チャートの右下にある「TSR」ボタンをクリックするだけで簡単にラインが表示されます。MT4チャートのツールバーをクリックするよりも断然ラクに引けます。重宝します。
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Shin SyncCursor
Shin Sync Cursor
チャート上に、常時、十字カーソルを表示させるインジケーターです。通常はクリックしてしまうとチャート上の十字カーソルは消えてしまいます。このツールを導入すると、クリックしても十字カーソルは消えません。ずっと表示したまま使えます。
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Shin Trend Line
Shin Trend Line
トレンドライン(斜めのライン)を自動的に描写してくれるツールです。この手のツールは数多く出回っていますが、本ツールが最もおすすめです。シンプルさと精度の高さでは随一です。ラインを多用するトレーダーならば持っていて損はありません。
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Shin Horizon
Shin Horizon
直近の高値・安値を起点に、水平ラインを自動描写してくれるツールです。サポレジラインとしてだけでなく、TPやSLの目安としても活用できるラインです。自分で引くラインに自信のない人は、まずはこれを使ってみることをおすすめします。
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Market Clock
Shin Market Clock
東京市場、ロンドン市場、NY市場の時間を同時に表示してくれるツールです。海外トレーダーのYou Tube動画などで、よく見かけるツールの一つですね。シンプルですが、あると何気に便利です。
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3.有料級|海外のメジャー取引システム(6個)

国内ではほとんど知られていない、優位性の極めて高いFXトレーディングシステムを厳選して紹介します。どれも有料で販売されてもおかしくないほどの完成度・優位性の高さです。
THV System
THV V4 Trading System(日本語マニュアル付)
新着! 2023年7月8日
世界で最も有名なトレーディングシステムといえばこれ、「THV」ですね。海外FXフォーラム『ForexFactory』から誕生したTHVは、またたくまに大人気となりました。その理由は当然ながら優位性の高さです。年々進化を重ね、現在はV4となりました。とにかく一度は試して欲しい取引システムです。オリジナル日本語マニュアルもご用意しました。
≫ 特典の詳細はこちら
XARDFX System
XARDFX Trading System(日本語マニュアル付)
新着! 2023年3月8日
ここ数年、THVと双璧をなすほどの人気の高まりをみせているのが「XARDFX Trading System」。派手なチャート画面に目を奪われますが、人気の秘密は環境認識のしやすさ、そしてトレードのしやすさにあります。トレンドを視覚的に捉えやすいチャート画面は秀逸です。オリジナル日本語マニュアル付きです。
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Forex Levelator System
Levelator Trading System(日本語マニュアル付)
非常に興味深い取引システムです。期間100の中の高値安値をベースにグラデーションのゾーンを表示させ、そのゾーンと移動平均線を使ってトレードするシステムです。見た目と違ってロジックは極めてシンプルかつ王道。これが無料!オリジナル日本語解説付きでご提供します。
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Congestion Breakout System
Congestion Breakout System(日本語マニュアル付)
FX商材「トワイライトゾーン」によく似た取引システムです。2本のラインをブレイクした方向に仕掛ける順張り手法です。シンプルながら精度の高さは折り紙付き。まずは使ってみてください。日本語解説マニュアル付き。
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Alfa Super Trend System
Alfa Super Trend System(日本語マニュアル付)
トレンド発生中の押し目や戻りを確実に捉えてシグナル(矢印)を点灯させます。わりと日本人好みのツールですね。シグナルの取捨選択は表示させているスーパートレンドインジケーターを使います。日本語解説マニュアル付きでご提供します。
≫ 特典の詳細はこちら
arrozaq scalping system
Arrozaq Scaiping System(日本語マニュアル付)
シグナル点灯系の取引システムです。サブウィンドウのヒストグラム等でシグナル(矢印)をフィルタリングしてトレードを行います。日本のFX商材に似たツールですが、精度は高いです。シグナル好きの日本人にマッチするツールですね。日本語解説マニュアル付きでご提供します。
≫ 特典の詳細はこちら

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