ボリンジャーバンドとEMAでスキャルピングするFX手法を解説するよ!
定番中の定番であるボリンジャーバンド(通称ボリバン)。
本日は、ボリバンとEMA、さらにRSIとAwesome Oscillator(オーサムオシレータ)を組み合わせたスキャルピング戦略を紹介します。ソースはこちら。
上のページではボリバンを活用したいくつかの手法が解説されているのですが、取り上げるのは「The Bollinger Bands® Forex Scalping Strategy」。
使用するインジケーターは以下の4つ。
- ボリンジャーバンド(期間14、偏差1)
- EMA(指数平滑移動平均)期間4
- Awesome Oscillator(オーサムオシレータ)
- RSI(期間14)
元ネタではAdmiral Markets Pivotと呼ばれるオリジナルインジケーターでTPやSLを決めるとありますが、ツール取得手続きがやや面倒なので今回は割愛します。したがいまして、本ストラテジーはあくまでもエントリータイミングを取るための戦略とお考えください。
推奨時間足は以下の3つ。
- 1分足
- 5分足
- 15分足
完全にスキャルピング向けの時間足ですね。推奨通貨ペアは記載がないので任意でしょう。
Awesome Oscillator(オーサムオシレータ)について
それからAwesome Oscillator(オーサムオシレータ)と呼ばれる聞き慣れないツールも登場します。頭文字を取ってAO(エーオー)と表現されることもあるこのテクニカルは、相場の勢いを視覚化したものです。
計算式は少しややこしいのですが、ベースは移動平均線です。「期間34のローソク足の中央値」を元にした移動平均(SMA)を、「期間5のローソク足の中央値」を元にしたSMA(単純移動平均)から引いて導き出した値をグラフ化しています。
MT4に標準で装備されているインジケーターです(ナビゲーター上ではAwesomeと表示されています)。
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ボリンジャースキャルピング|買いの戦略
まずは買い戦略から。
ボリバン+1シグマをEMAが上抜けたタイミングで、RSIがレベル50超え、AOがゼロレベル超えを確認して買いENTRY。上のチャート図では縦の赤線が引いてあるポイントが買いのタイミングとなります。チャート図を見る限りにおいては、まずまずのENTRYですね。
ボリンジャースキャルピング|売りの戦略
次は売りパターンを見てみましょう。
売りの場合は、当然買いと反対の条件となります。ボリバンの−1シグマをEMAが下抜けたところで、RSIが50未満、AOもゼロレベルを下回っていれば売りENTRYです。上のチャート図では2回のENTRYタイミングが見て取れます。
基本的にはスキャルピングのストラテジーですので、トレンドを追随するスタイルではありません。レートがグンッと伸びたところで仕掛けて、ある程度の利幅を確保できたら即手仕舞い。手仕舞いルールは色々とアイデアがありますが、元ネタではピボットを改変したAdmiral Markets Pivotを使っていますね。
優位性については定かではありませんが、トレードアイデアのネタとしては面白そうです。