危ないよ!大陽線と大陰線に見境なく順張り…
モンスタースキャルFXとぷーさん式FXスキャルピングトレード手法 閃(せん)、同じ時期に似通ったFX商材がリリースされましたね。
どちらの商材も1分足での大陽線・大陰線出現をトリガーとしたプライスアクション商材です。
ところで大陽線や大陰線が現れたからといって必ずしも順張り方向に値が伸びるわけではありません。注意しなければいけない大陽線・大陰線も存在します。それが、Buying Climax(バイイング・クライマックス)とSelling Climax(セリング・クライマックス)で現れる大陽線と大陰線です。
注意が必要な大陽線・大陰線
- Buying Climax(バイイング・クライマックス)時の大陽線
- Selling Climax(セリング・クライマックス)時の大陰線
Buying ClimaxとSelling Climaxとはなにか?
為替市場の上昇トレンド相場においては、買いが買いを呼び込み、さらに価格が暴騰しやすい傾向にあります。一方、下落トレンド相場においては、売りが売りを呼び込み、さらに価格が暴落しやすい傾向にあります。
この流れが加速しクライマックス(Climax)が近づくと、市場に流れ込む資金がさらに増大し、同時に急激なレート変動を伴う現象を指します。この急激なレート変動が大陽線や大陰線を出現させるわけですね。
この天井や底付近で出現する大陽線や大陰線は、市場におけるピーク(=クライマックス)を示唆し、トレンドの終了につながるケースがあります。
Buying Climax
Selling Climax
上昇トレンド時に現れるピークをBuying Climax(バイイング・クライマックス)、下落トレンド時に現れるピークをSelling Climax(セリング・クライマックス)と呼びます。株式用語では「大天井(だいてんじょう・おおてんじょう)」とか「大底(おおぞこ)」などと呼ばれたりします。
ただ、相場の天井や底はあとになってからわかることであり、残念ながら大陽線や大陰線のみでピーク(=クライマックス)を判断するのは難しく、各種ライン(サポレジラインやトレンドライン、ピボット)やダイバージェンスなどの各種テクニカル指標を同時に活用すて精査する必要はあります。それでも、大陽線や大陰線の出現によってトレンド転換を予見し、注意を喚起することは可能です。
- 上昇トレンド時に大陽線が出現すればBuying Climax(バイイング・クライマックス)が近いかもしれない…
- 下落トレンド時に大陰線が出現すればSelling Climax(セリング・クライマックス)が近いかもしれない…。
市場オープン時の大陽線・大陰線は少し意味合いが異なる
念の為述べておきますが、モンスタースキャルFXやぷーさん式FXスキャルピングトレード手法 閃(せん)は、各市場オープンという局所的な時間帯に出現する大陽線・大陰線を仕掛けのトリガーとしています。
欧州市場やNY市場が開くタイミングでボラティリティが高まる瞬間に発生する大陽線や大陰線に対して順張りで仕掛けるストラテジーです。そしてどちらもスキャルピングなので瞬間的なレートの伸びをサクッと刈り取るわけですね。このあたりは非常にロジカルです。
プライスアクションを深く学ぶならば『The Secret FX』
プライスアクションの要とされる大陽線や大陰線も、時と場合によって意味合いが変わってきたりするわけですね。また、大陽線や大陰線でもヒゲの有無もトレード判断に影響を与えるとされています。プライスアクションは学べば学ぶほど奥が深く面白いですね。
大陽線や大陰線以外のもっと多くのプライスアクションを学びたいならば、一番のおすすめはThe Secret FXです。酒田五法を現代風にアレンジした良商材です。