黒鳥FX倶楽部の手法4|巻き込み狙いスイングorスキャル
黒鳥FXのレビュー記事はもうお読みになりました?黒鳥FX倶楽部は「トレーダー黒鳥(こくちょう)」が開発した裁量トレードマニュアルです。ファンダメンタルズ分析を主軸に5つの裁量手法を学ぶことができます。
5つの手法の1つとして推奨されているのが「手法4|巻き込み狙いスイングorスキャル」。
「手法4|巻き込み狙いスイングorスキャル」は、キリ番(ダブルオー、トリプルオー)や新値更新時に発生する大量のSL(ストップロス)を刈り取る手法です。
キリ番(ダブルオー、トリプルオー)ってなに?
キリ番とは各通貨ペアの小数点以下が「.00」「.000」となっているポイントのことです。ダブルゼロ、トリプルゼロ、ラウンドナンバーなどとも呼ばれていたりします。例えばドル円(USD/JPY)ならば、
キリ番の例
- 105.000円
- 109.000円
- 112.000円
などのポイントを指します。
こうしたキリの良い価格は、世界中の個人投資家だけでなく機関投資家連中(ファンド・金融機関)にも意識される価格帯の一つです。実際のチャートでも、ダブルオーやトリプルオーのラインが抵抗帯や支持帯になっていることが多いのですね。
「ダブルオーを上抜けたからここからブレイクに移行するかな?」あるいは、「もうすぐトリプルオーだから、上値が押さえられるかも…」など、心理的な節目(ふしめ)として意識されるわけですね。
新値更新・キリ番(00、000)抜けでレートが”跳ねる”理由
キリ番(ダブルオー、トリプルオー)は上値抵抗や下値支持として機能することが多いのですが、逆にそこを抜けると一気にレートがブレイクすることが多々あります。
特に、そのキリ番をしばらくぶりに上抜け・下抜けする場合(=新値更新時)は、レートが恐ろしく跳ねたりします。なぜなら多くの投資家がその周辺にSL(ストップロス)を置いているケースがあるからです。大量のSLを刈り取りながらレートは急激な勢いで伸びます。
この瞬間的なブレイク(=レートの跳ね)を狙ったトレードこそが黒鳥FXの『No.4_巻き込み狙いスイングorスキャル』です。具体的な手順としては、レートが跳ねた瞬間に値が飛んだ方向に(順張りで)仕掛けていくというもの。シンプルですね。
キリ番(00、000)周辺で個人投資家のSLを刈り取る機関投資家連中の巧妙な手口とは?
また、キリ番周辺には恐ろしい罠もあります。機関投資家連中がよくやる手口として、キリ番を意図的にブレイクさせ(ブレイクアウトを演出)、その直後に反対売買でレートを一気に逆行させたりします。ブレイクに乗ってきた個人投資家連中のストップを刈り取る巧妙な手口です。
この逆もあります。反発すると見せかけて、直後にストップポジションまでレートを一気に動かし、瞬時にSLを刈り取ります。もちろん、キリ番に限った手口ではありませんが、キリ番周辺でよく使われています。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
ダブルオー(00)トリプルオー(000)で個人投資家を喰い物にする機関投資家の動きにちゃっかり便乗する方法
だったら、”キリ番からの逆張りを仕掛ける機関投資家”の動きに便乗すれば、簡単に稼げるのでは?と考える人もでてくるはずですよね。
実は、この手法も存在します。機関投資家の手口に便乗しキリ番からの反転を狙い撃ちする手法をまとめたFX商材が『ぷーさん式FX 逆張りトレードマニュアル 火花~ひばな~』です。
引用
大口が小口を刈りにくるタイミングを狙う
キリ番付近で大口投資家連中の動きを予測し、彼らに便乗して逆張りに仕掛けていきます。
「クジラ(大口)」は、キリ番でラインプレイクを演出し、「イワシの大群(個人投資家)」を巧みに誘導した後、「イワシの大群」がSLを置いている場所まで一気にレートを逆行させてダマシを引き起こします。そして大量の”損切り”を刈り取ります。
『ぷーさん式FX 逆張りトレードマニュアル 火花~ひばな~』は、こうした「クジラ」の動きに便乗し、個人投資家連中のSLを刈り取って、瞬間的な利益を確保します。
意識されるラインを引き、ライン周辺のローソク足の動きを観察して、逆張りで仕掛けていきます。ラインブレイクの失敗(=ダマシ)を狙い撃ちするイメージです。
ダブルオー(00)トリプルオー(000)を自動で描写してくれるインジケーター『Grid10.mq4』
黒鳥FXの手法4や『ぷーさん式FX 逆張りトレードマニュアル 火花~ひばな~』を実践する際に欠かせないのが、相場の節目とされるダブルオー(00)トリプルオー(000)を確認をしてラインを引いておく作業です。
とはいえ、毎回チャートにキリ番のラインを引いたりするのは面倒ですよね。ダブルオー(00)トリプルオー(000)を検知してラインを自動描写してくれるインジケーターがあれば便利だと思いませんか?実はあります。『Grid10.mq4』です。もちろん無料で使えます。ダウンロードはこちらからどうぞ。
Grid10.mq4のダウンロードサイト
さっそく、メタトレーダー4に設定してみます。
チャート上の黄色い破線がキリ番です。拡大してみましょう。
1円刻みで黄色い破線(グリッドライン)が描かれていますね。この破線(グリッドライン)の中間グリッドラインも描くことが可能です。10%、20%、25%、50%などをパラメーターで設定可能です。たとえば、50銭のラインを追加した場合は以下のようなチャートになります。
中間グリッド(USD/JPYの場合、50銭のライン)を変更する方法は以下の通り。
ダウンロードサイトにも詳しい解説が掲載されています。ちなみに、グリッドの色はパラメーターのこの部分で変更できますよ。
『Grid10.mq4』を使う場合は、メタトレーダー4の標準グリッドは邪魔になるので、設定でオフにしておくことをおすすめします。方法は次の通り。チャート上で右クリック→「プロパティ」の「グリッドの表示」のチェックを外せばOKです。