黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)|概要
株式会社CANが販売するFX情報商材『黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)』を検証レビューします。
販売元|株式会社CAN
開発者|トレーダー黒鳥
販売価格|35,000円(税込)
公式サイト|https://kokuchou-fx.com/
構成・文/戸室達也
黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)|検証とレビュー
先に結論から。仮面で顔を隠したなにやら怪しげな人物が登場する販売ページとは裏腹に、極めて正統かつ王道なファンダメンタルズ分析をベースにした裁量手法学習教材です。
ファンダメンタルズ分析を武器に、相場に合わせて5つの裁量手法(スキャル〜デイ・スイング)を使い分ける手法はどれも正統派であり奇抜さは皆無です。ファンダメンタルズを重視する裁量FXトレーダーにはおすすめできます。
FX黎明期の大学在学中に投資ファンドを設立・運営したとされる”トレーダー黒鳥”
仮面舞踏会の世界に迷い込んだような仮面の男性、彼が「トレーダー黒鳥(こくちょう)」です。大学在学中に投資ファンドを設立し運営したと語るトレーダー黒鳥。30代後半(仮に2021年現在36歳)だとして大学在学中を20歳とすれば、彼がファンドを立ち上げた時期はおよそ16年前(2005年〜2006年頃)です。
2005年は、FX(外国為替取引)にとって非常に重要な年です。そうです、改正金融先物取引法が施行された年でしたね。それまで野放しだった野良FX業者に金融先物取引業者としての登録を義務付け、多くの業者が金融庁(国)の管理下に置かれた年、それが2005年(7月)です。くりっく365が登場した年でもあります。この年(2005年7月)を境に、FXがようやく全国的にブームの兆しをみせ始めます。まさにFXの黎明期といえます。
そんな2005年前後に、「トレーダー黒鳥(こくちょう)」は大学時代を過ごし、なおかつ投資ファンドを設立・運営したというのです。にわかには信じがたいのですが、エビデンスもなにもないのでアピールとしては少し弱いですね。
ここがPOINT!
- FX黎明期の大学在学中にFX投資をスタートしたトレーダー黒鳥
- 投資ファンドを設立し運営したとあるがエビデンスはない
黒鳥FXはファンダメンタルズ分析を重要視した裁量FX教材だ
先に黒鳥FXの概略をまとめておきます。本商材を一言で表すならば、ファンダメンタルズ分析を重要視した裁量系FXマニュアルといえます。
最近のFX商材の主流は、テクニカル分析(=インジケーターなどを使ってチャートから将来の値動きを予測する分析手法)ですよね。効率的なチャート分析をするための様々なインジケーターやロジックが開発されパッケージングされてFX商材として提供されてきました。一方の黒鳥FXは、まったく別の側面からアプローチを試みています。それがファンダメンタルズ分析です。
ここがPOINT!
- ファンダメンタルズ分析を重要視した裁量系FXマニュアル
黒鳥FXが重要視するファンダメンタルズ項目
ファンダメンタルズ分析とは、世界各国(取引通貨に影響を与える主要国)の金融政策や経済状況などを分析し相場の動向を予測する手法です。わかりやすい例としては、定期的に発表される重要経済指標や主要国の要人発言(国家元首や財務長官など)、さらには戦争や紛争、自然災害などの地政学リスクなども分析に不可欠とされています。
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黒鳥FXでは、以下のファンダメンタルズ項目を重要視しています。
- 主要国の金融政策(政策金利など)
- 主要国の経済指標
- 主要国の要人発言
- アナリストレポート
- 国際(経済)ニュース
本商材のオンラインマニュアルの中でも、ファンダメンタルズ分析関連の解説に多くの時間が割かれています。
ここがPOINT!
- 本商材マニュアルの中でも、ファンダメンタルズ分析関連の解説に多くの時間が割かれている
ファンダメンタルズ分析をベースに相場に合わせて5つの裁量手法(スキャル〜デイ・スイング)を使い分ける
黒鳥FXがファンダメンタルズ分析を重要視するFX教材であることは理解いただいたとして、では実際のトレードはどのような手法を使うのか?気になりますよね。本商材の手法(ストラテジー)を詳しく解説します。本マニュアル内では5つの手法が紹介されています。
黒鳥FXの5つの手法
- 指標スキャル
- ファンダメンタルトラップリピートbyスイング
- ファンダメンタルトラップリピートbyスキャルピング
- 巻き込み狙いスイングorスキャル
- 長期投資(大相場狙いスイングトレード)
ファンダメンタルズ重視なので長期投資かと思いきや、スキャルピング手法も複数用意されていてバランスの良さを感じさせますね。これら5つの手法を相場状況に合わせて使い分けます。以下詳しく解説します。
ここがPOINT!
- ファンダメンタルズ分析をベースに相場に合わせて5つの裁量手法を使い分ける
- スキャルピング手法からデイトレード・スイングトレードまで短期〜長期とあらゆる相場に対応したトレード戦略が網羅されている
手法1|指標スキャル(短期売買)
最初の手法(手法1)は指標スキャルです。その名の通り、経済指標発表のみを狙い撃ちしたスキャルピング手法です。指標トレードと呼ばれたりしますね。
主要国の政策金利・雇用統計・失業率など重要な経済指標発表時の結果次第で、為替レートは大きく変動します。予測した数値に対して、発表時の数値が大きいか小さいかによって、レートが振れる方向が変わります。この瞬間のレートの動きをスキャルピングで刈り取ろうという手法ですね。
「なーんだ、単なる指標スキャルピングか…」と拍子抜けするところですが、黒鳥FXでは、この指標トレードにあるツールを使うことを推奨しています。そのツールとは…◯◯◯です(ネタバレになるので伏せています)。ツールというかWEBサービスですね。指標トレーダーの間では比較的有名なサービスなので、知っている人もいると思います。
注意点として、黒鳥FXの指標トレードでは逆張りナンピンを行います。狙う利幅は3〜5pips。
ここがPOINT!
- 手法1は、経済指標発表のみを狙い撃ちしたスキャルピング手法
- あるWEBサービスを活用することで指標スキャルの精度を高める工夫あり
- 逆張りナンピンで狙う利幅は3〜5pips程度
手法2|ファンダメンタルトラップリピートbyスイング
手法2は、ファンダメンタルトラップリピートbyスイング。中・長期でのレンジ内でのトラリピ手法です。トラリピ(トラップリピートイフダン戦略)については以下の引用をご覧ください。
トラップリピートイフダン戦略
トラップリピートイフダンは、マネースクエアジャパン(M2J)が特許を取得している手法(注文方法)です。マネースクエアジャパンに口座を開設すれば、誰でもこの戦略を利用することができます。当サイトでも過去に同様のFX商材を取り上げたことがあります。
トラップリピートイフダンの詳しい解説は、公式サイトを読んでください。
トラップリピートイフダン戦略をひとことで表すならば、”システムナンピンです。最初に設定しておけば、自動的にナンピンでポジションを持ちます。さらに決済も自動的におこなってくれます。最初の設定は手動でおこなう必要がありますが、一度設定してしまえば、あとは自動売買です。
トラップリピートイフダン戦略が効果を発揮する相場は、いわゆるレンジ相場です。レンジ相場の中でレートが上下する場合においては、最強の戦略といえます。逆に一方的なトレンド相場になったときに、トラリピは深刻な事態に陥ります。買いポジションを建てる戦略において、レートがレンジ幅を下抜けし、グングンと下降トレンドを形成した場合、大きな損失が発生します。最悪の場合はロスカットです。これは、トラリピが「システムに損切りを組み込んでいない戦略」だからです。
黒鳥FXのファンダメンタルトラップリピートbyスイングでは日足を使います。そして一定幅で断続的に逆張りナンピンを仕掛けていきます。
ここがPOINT!
- 手法2は、中・長期でのレンジ内でのトラップリピートイフダン手法
- 一定幅で断続的に逆張りナンピンをおこなう点に注意
手法3|ファンダメンタルトラップリピートbyスキャルピング
3番目の手法は、2番目とほとんど同じロジック、つまりトラリピ(=トラップリピートイフダン戦略)です。異なるのは、執行時間足が日足ではなく15分足(短期足)である点のみ。もちろんトラリピなので、逆張りナンピンを機械的に仕掛けていきます。
ここがPOINT!
- 手法3は、短期足(15分足)を使ったレンジ内でのトラップリピートイフダン手法
- 一定幅で断続的に逆張りナンピンをおこなう点に注意
手法4|巻き込み狙いスイングorスキャル
手法4は巻き込み狙いスイングorスキャル。いわゆるキリ番(ダブル0、トリプル0)や新値更新時に発生しやすい大量のSL(ストップロス)を刈り取る手法です。
ロジックはぷーさん式FX 逆張りトレードマニュアル 火花~ひばな~とほぼ同じですね。キリ番(00、000)を狙った手法はそれほど珍しくもなく、海外のフォーラムなどでもよく見かけます。
キリ番(00、000)周辺で個人投資家のSLを刈り取る機関投資家連中の巧妙な手口とは?
キリ番(ダブルオー、トリプルオー)は上値抵抗や下値支持として機能することが多いのですが、逆にそこを抜けると一気にレートがブレイクすることが多々あります。機関投資家連中がよくやる手口として、キリ番を意図的にブレイクさせ(ブレイクアウトを演出)、その直後に反対売買でレートを一気に逆行させたりします。ブレイクに乗ってきた個人投資家連中のストップを刈り取る手口です。
この逆もあります。反発すると見せかけて、直後にストップポジションまでレートを一気に動かし、瞬時にSLを刈り取ります。もちろん、キリ番に限った手口ではありませんが、キリ番周辺でよく使われています。
引用:ダブルオー(00)トリプルオー(000)で個人投資家を喰い物にする機関投資家の動きにちゃっかり便乗する方法を紹介するよ!
ここがPOINT!
- 手法4は、キリ番(ダブル0、トリプル0)や新値更新時に発生しやすい大量のSL(ストップロス)を刈り取る手法
手法5|長期投資(大相場狙いスイングトレード)
最後の手法(手法5)は、大相場を狙ったスイングトレード手法となります。大相場とは歴史的にみても極めて大きな値動きをする相場のことであり、めったに訪れません。チャンスは年に1回あるかどうか…程度なので、手法としては実践的(日常的に活用する手法)とは言えないかもしれません。とはいえ、覚えておいて損はないでしょう。
ここがPOINT!
- 手法5は、大相場(歴史的にみても極めて大きな値動きをする相場の)を狙ったスイングトレード手法だがチャンスは年に数回程度
販売元|株式会社CAN
開発者|トレーダー黒鳥
販売価格|35,000円(税込)
公式サイト|https://kokuchou-fx.com/
黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)|欠点
まず『黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。
ファンダメンタルズ分析重視の裁量トレード手法ゆえに各人のスキルの影響度は大
欠点というか事前に知っておくべきこととして挙げておきます。黒鳥FXはファンダメンタルズ分析に重点を置いた裁量トレード手法マニュアルです。
黒鳥FXの5つの手法(裁量トレード)
- 指標スキャル
- ファンダメンタルトラップリピートbyスイング
- ファンダメンタルトラップリピートbyスキャルピング
- 巻き込み狙いスイングorスキャル
- 長期投資(大相場狙いスイングトレード)
マニュアル内で解説されている5つの手法は、どれも裁量判断が大いに求められるロジックであり、安定した利益を出すには相応のスキルが求められます。黒鳥FXの手法習得にはある程度のデモトレード訓練も必要であると考えられます。マニュアルを読んですぐに実践して勝てるほど容易ではありません。
裁量トレードですので、各人のスキルが大きく影響することは避けられません。特に黒鳥FXではファンダメンタルズ分析を重視するため、各人の”分析スキル”がトレード結果を大きく左右します。
様々な手法の寄せ集め…と言えなくもない
マニュアル内の5つの手法は、相場状況に合わせて使い分けることを目的として構成されています。相場の大半はレンジであることを前提に、逆張り的な手法が中心となっています。5つの裁量手法は、ひとつひとつは目新しい手法ではありません。それなりに多くの人に実践され検証されてきた手法を、寄せ集めてマニュアル化した…という印象も拭えなくはありません。
”ナンピン”を積極活用する極めて高度なトレード戦略であること
初見では初心者向けのFXマニュアルに見えなくもないですが、実はナンピンを積極的に活用する極めて高度な手法です。思惑とは逆方向にレートが動いた場合に、さらにポジションを建て増しするわけです。黒鳥FXでは、これを積極的に活用します。
逆張りナンピンのメリットは、レート逆行時に(損切りせずに)多段階にポジションを建てることで損益分岐点を下げ、少しの戻しで損益をプラスに転じさせる点にあります。ただし簡単ではありません。なぜなら、レートが確実に戻ることを前提とする戦略だからです。レートが戻らずそのまま逆行幅が増えれば含み損も一気に膨れ上がる怖さがあります。
さらに、レート逆行時に勇気を持って反対方向にポジションを建てていくので、ストレスフルな手法でもあります。戻らずにズルズルと逆行を続けていったときの焦燥感、含み損が加速度的に増えることによるパニック…慣れない人にとっての精神的苦痛は半端ではありません。ナンピン未経験者にはややハードルが高い手法であると言えます。
本商材は、相応の分析スキルを必要とするファンダメンタルズをベースにした5つの裁量手法、かつナンピンも積極活用する高度な戦略であるということ。この点は購入前によく理解しておく必要があります。
ここが残念
- ファンダメンタルズ分析重視の裁量トレード手法ゆえに各人のスキルの影響度は大
- 様々な手法の寄せ集め…と言えなくもない
- ”ナンピン”を積極活用する極めて高度なトレード戦略であること
黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)|評価点
次に『黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)』の評価できるポイントを解説します。
テクニカル一辺倒のFX商材業界に久々に登場した王道マニュアル
ここ最近のFX商材の主流は間違いなくテクニカル分析をベースとしたツール・ロジックです。新たなテクニカル分析法を開発し、誰も見たことにないようなオリジナル・インジケーターを市場に提供することを至上命題にして、日夜多くのFX商材業者がしのぎを削っています。
黒鳥FXはそんなテクニカル一辺倒のFX商材業界に久々に登場した王道マニュアルと言えます。ファンダメンタルズ分析を重要視し、相場状況にマッチした手法を選択して裁量判断で仕掛けるというもの。まさに正統派のFX手法マニュアルといえますね。
5つの手法はどれも汎用性が高くアレンジも効かせやすい
黒鳥FXで解説されている5つの裁量手法に目新しさはありません。いわゆる王道手法の一つです。だからこそ汎用性が高いとも言えますね。
黒鳥FXの5つの手法(裁量トレード)
- 指標スキャル
- ファンダメンタルトラップリピートbyスイング
- ファンダメンタルトラップリピートbyスキャルピング
- 巻き込み狙いスイングorスキャル
- 長期投資(大相場狙いスイングトレード)
5つのロジックすべてをマスターする必要はありません。どれか一つでも自身にとって使い勝手の良い手法が見つかれば、それだけでも十分に相場で戦うことが可能です。裁量が基本なのでマスターするには相応のトレーニングは必要ですが、裁量だからこそ自分なりのアレンジも効かせやすいメリットもあります。
ファンダメンタルズ分析好きにはマッチする商材
黒鳥FXの最大の特徴ともいえるファンダメンタルズ分析。特に中・長期トレードをメインにするトレーダーにとってはファンダメンタルズ分析は欠かせません。ファンダ分析の情報ソースや具体的なケーススタディ、手法への取り入れ方なども詳しく解説されており、ファンダ分析好きにマッチするFX商材です。
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- ファンダメンタルズや為替情報の一押しを教えるよ!
- FX投資に欠かせないファンダメンタルズ情報をどこから収集するか?
- まだ読んでないの?FXアナリストの為替レポート
- 為替の理論値への”収束”を狙ったスイングトレードのススメ
- ところで『為替の理論値』ってなんだろう?
「RCIインジケーター」が付属するが、おまけ程度だ…
黒鳥FXは先に挙げた通り、5つの裁量手法が基本です。ただ、一つだけテクニカルツールとして『黒鳥の剣(BCSロジック)』がと呼ばれるインジケーターが付属しています。4本のRCIを重ねたサブウィンドウに加え、矢印サインが表示されるオリジナルツールです。
しかしながら、先に解説した5つの裁量トレード手法と、黒鳥の剣(BCSロジックインジケーター)はまったく関係がありません。
ちょっと唐突というか、ファンダメンタルズ分析重視の黒鳥FX商材における『黒鳥の剣(BCSロジックインジケーター)』の位置付けがよくわかりません。一応、入門ロジックとして『黒鳥の剣(BCSロジックインジケーター)』が紹介・解説されているのですが、いわゆる純粋なテクニカル指標ツールであり、ファンダメンタルズは一切関係ありません。まあ、おまけ…ですかね。
余談ですが、RCIを複数本重ねたストラテジーは比較的よく見かけますね。このサイトでも解説しています。
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「トレーダー黒鳥(こくちょう)」の出自は不明だが解説動画を見る限りにおいてはしっかりと相場に向き 合ってきたトレーダーであると感じさせる説 得力を持つ
9ヶ月で1.7億円の収益を出した、大学在学中にファンドを立ち上げた、などの派手なプロフィールが目を引きますが、どれも裏付けはハッキリせず出自も不明です。登場が唐突すぎるのはこの業界ではよくあること。ただ、マニュアル内の解説動画を見る限りにおいては、間違いなくFX相場に向き合ってきたトレーダーであることを感じさせる説得力を感じさせます。
幾多の相場にもまれ切磋琢磨してきたトレード経験から導き出された裁量マニュアルという点においては十分に信頼できるのではないでしょうか。単なる手法解説にとどまらず、相場の摂理を解き明かす動画なども含まれていて、見応えはあります。
ここが評価できる
- テクニカル一辺倒のFX商材業界に久々に登場した王道マニュアル
- 5つの手法はどれも汎用性が高くアレンジも効かせやすい
- ファンダメンタルズ分析好きにはマッチする商材
- 「RCIインジケーター」が付属するが、おまけ程度だ…
- 「トレーダー黒鳥(こくちょう)」の出自は不明だが解説動画を見る限りにおいてはしっかりと相場に向き合ってきたトレーダーであると感じさせる説得力を持つ
黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)|総合評価
黒鳥FX倶楽部(BLACK SWAN FX CLUB)の総合評価は以下の通り。
販売元|株式会社CAN
開発者|トレーダー黒鳥
販売価格|35,000円(税込)
公式サイト|https://kokuchou-fx.com/
黒鳥FXはファンダメンタルズ分析に重きを置いた王道系FX学習教材
黒鳥FXは、テクニカル一辺倒のFX商材業界に久々に登場した王道マニュアルです。ファンダメンタルズ分析をここまで重要視するFX商材は、かつて存在しなかったかもしれません。非常に新鮮味を感じます。
相場に合わせて5つの裁量手法(スキャル〜デイ・スイング)を使い分ける
手法はいずれも王道かつ正道、奇抜さは皆無
マニュアルの中身は、相場状況に応じて5つの裁量手法を使い分けるというもの。スキャルピングからスイングトレードまで幅広くラインナップされています。手法はどれも正統派であり奇抜さは皆無。だからこそ汎用性も高くアレンジも効かせやすいでしょう。
FX初心者向けというよりは、中・上級者向けの正統派マニュアルという印象です。
ただしナンピンを積極的に活用する手法が多いことは留意すべき
ただ手法の多くは逆張りナンピンを積極的に活用していくので注意が必要です。ナンピントレードはメリットも大きいのですが、リスクも相応に存在します。不用意に実践すれば大怪我にもつながりかねません。
ナンピンを積極的に使う裁量手法マニュアルである点を購入前によく理解しておく必要があります。
- テクニカル一辺倒のFX商材業界に久々に登場した王道マニュアル
- 5つの手法はどれも汎用性が高くアレンジも効かせやすい
- ファンダメンタルズ分析好きにはマッチする商材
- 「RCIインジケーター」が付属するが、おまけ程度だ…
- 「トレーダー黒鳥(こくちょう)」の出自は不明だが解説動画を見る限りにおいてはしっかりと相場に向き合ってきたトレーダーであると感じさせる説得力を持つ
- ファンダメンタルズ分析重視の裁量トレード手法ゆえに各人のスキルの影響度は大
- 様々な手法の寄せ集め…と言えなくもない
- ”ナンピン”を積極活用する極めて高度なトレード戦略であること