”ボリ平式ドラゴン”と”スーパーボリンジャー”
先日の記事で、ボリ平式ドラゴンの詳細について記載しました。
このボリ平式ドラゴンですが、マーフィー(柾木利彦)氏のスーパーボリンジャーと非常によく似ているという意見がネット上にあります。スーパーボリンジャーにつきましては、以前このサイトでも取り上げています。マーフィー氏の商材は当サイトでは非常に高く評価しています。
スーパーボリンジャーは、スパンモデルとともにマーフィー氏の手法を支える強力なロジック(インジケーター)です。
マーフィー氏のスーパーボリンジャーとは?
マーフィー氏のスーパーボリンジャーとは、どのようなロジックなのでしょうか?インディケーターをチャートに設定すると、こんな感じになります。
特別なインディケーターを使用しているわけではなく、一般的なボリンジャーバンドと一目均衡表の遅行スパンを重ねて表示させているだけです。
ボリバンの期間は21、±1〜3σ(シグマ)を表示させています。遅行スパンの期間も21ですので、ローソク足の終値を21本分後ろにずらしたものにすぎません。
チャート図を比較してみる
ボリ平式ドラゴンのチャート図と比較してみましょう。上図がマーフィー氏のスーパーボリンジャー、下図がボリ平式ドラゴンです。
ボリ平式ドラゴンでは、平均足を使用していますね。ボリバンの期間と遅行スパンの期間もマーフィー氏と異なります。ボリバン期間は20、遅行スパン期間は26です。
テクニカルの読み取り方も大きく違う
チャート図は似ていても、テクニカルの読み取り方は大きく異なります。ボリ平式ドラゴンでは、遅行スパンとボリバン±3σとの関連性(抜けるかどうか)を重視し、エントリーやエグジットのタイミングを図ります。
一方、スーパーボリンジャーでは、遅行スパンとローソク足との関連性を重要視します。ローソク足と遅行スパンが絡まっている状態から、上放たれる(下放たれる)タイミングで仕掛けることもあります。
遅行スパンラインがローソク足と絡まるという状態は、すなわちボリンジャーバンドがスクイーズ状態であると言えます。
スクイーズとは、ボリンジャーバンドが収縮してきて、ボラティリティ(変動幅)が小さくなっている状態のことを指します。そして、期間21の遅行スパンがローソク足と絡まる状態というのは、21本前のローソク足(終値)と現在のローソク足の値が同一レベルにあるわけです。これは、スクイーズ状態が長期化しているという意味ですね。
長期化したスクイーズは、エクスパンション(ブレイク)の予兆でもあります。ローソク足から遅行スパンが放たれれば、すなわちエクスパンションとなります。とても理にかなったトレードと言えますね。
※最強スパンモデルで紹介されている手法は、これだけではありません。
スーパーボリンジャーはスパンモデルを補完するフィルター
ボリ平式ドラゴンもスーパーボリンジャーも、スクイーズからのエクスパンション狙いという点から眺めれば共通点も多いように感じます。
ただ、スーパーボリンジャーは、スパンモデルを補完するインディケーターにすぎません。マーフィー氏の最強スパンモデルは、スパンモデル + スーパーボリンジャーという2本立てです。だからこそ優位性があるのだと考えられます。
私はマーフィー氏の最強スパンモデルを、非常に高く評価しています。それは実践に裏打ちされた優位性の高いロジックだからです。スパンモデルを長期間実践し続け、しっかりと成績を残している方も存在します。その方のブログをご紹介します。
当サイトの検証レビュー記事はこちらです。
ちなみに、 マーフィーの最強スパンモデルFX投資法と当サイトのオリジナル特典(SQシリーズ)とは、非常に相性が良いです。