ライントレード商材が増加傾向にある
ここ最近の傾向ですが、ライントレード商材を多く見かけるようになりました。一方、MT4のインディケーターや、シグナル系の商材は、元気が無いですね。ユーザーがシグナルツールに飽きてきたというのも、背景にあるのかもしれません。
今回は、様々なライントレード商材を比較してみたいと思います。この記事を読めばきっと、あなたに最適のライントレード商材が見つかるはずです。
ライントレードとは?
まずは、ライントレードの定義について、簡単に触れておきます。ライントレードとは、一言で言えば、チャートに描写したラインを利用したトレード手法のことです。多くのトレーダーが意識するポイントとして、ラインを一つの目安にするわけです。
チャートに描写するラインには、大きく分けて以下のものがあります。
- トレンドライン
- サポートライン(下値支持線)
- レジスタンスライン(上値抵抗線)
- パラレルライン(平行線)
- 00ライン(00ポイント)
これらのラインとローソク足との位置関係で、仕掛けや手仕舞いのタイミングを図る手法を、一般的にライントレードと呼んでいます。
ラインの引き方は様々ですが、トレンドラインならば高値から高値or安値から安値へという感じで、意識されるポイントからポイントへ線を引きます。サポート・レジスタンスラインは、一定の期間内での最高値や最安値から水平に引きます。00ラインというのは、レートのキリ番(例 USDJPYならば、99.000円や98.500円などの値)で水平に線を引きます。
ラインを使った手法としては、
- カウンタートレード
- ブレイクアウト
- 押し目・戻し狙い
などがありますね。
検証済みライントレード商材一覧
それでは、これまでに私が検証・レビューしたライントレード商材をご紹介します。(※販売時期が新しい順です。)
秋田式トレーダー育成プログラム「Winner’s FX」
- 「Winner’s FX」【実践編】DVDのレビュー
- 「Winner’s FX」【基礎編】DVDのレビュー
- 「Winner’s FX」が届きました
- 「Winner’s FX」の優位性を考えてみる
- 「Winner’s FX」 【検証とレビュー】
- サポレジラインと移動平均線を使用
- カウタートレード1種類とブレイクアウト4種類
- ロジックの優位性が不明
トレンドラインPRO
- MetaTrader4専用のインディケータ
- ラインを自動描写するツール
- スキル向上につながるかどうか疑問
AmbushFX
- タイムゾーン・ブレイクアウト
- ロジックは明快だが、長期的な優位性に疑問
- バックエンドでEA(ブレイクアウトEA)販売
ぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝
- 4時間足を使ったスイングトレード
- 基本ロジックはダウ理論であり、ラインは補助的に使う
- スイングトレードを学べる、という点において評価
FX指南書(※販売終了)
- サポレジラインをベースにしたトレンドフォロー
白船誕生FX(※販売終了)
- トレンドライン・サポレジラインをベースにフィボナッチを加えた半裁量系マニュアル
- PAチャートを販売するためのフロントエンド商材
インスタントFXシステム
- 前日の高値・安値のブレイクアウト手法
- 優位性において課題あり
カリスマ主婦『池辺雪子』の倍加テク
- 有名トレーダーが手がけたレンジブレイク商材
- フィボナッチで利益確定
- ダマシ回避が課題
禅FX(ZEN-FX)(※販売終了)
- MetaTrader4専用のインディケーター
- サポレジを使ったブレイクアウト手法
テクニカル慶次の「FX荒稼ぎプログラム」(※販売終了)
- ブレイクアウトだが、ボリバンと移動平均線でフィルターをかける
竹井佑介のFXミリオネアアカデミー
- オンライン型FX高額塾。
タイムゾーンブレイクアウト
- ブレイクアウトの初速を捉えるスキャルピング商材
- 時間帯でフィルタリングすることで、ダマシを回避
- 完全無裁量をうたうが、ならばEA化すべき
FXエントリー&FXアカデミー(※販売終了)
- ラインだけでなく、様々なオリジナルインディケータを使用
- 毎日開催されるリアルタイム講座が好評だった
FX THE -RULE- Pro
- FX THE -RULE- Pro 【検証とレビュー】
- 王道的な裁量商材
- デイトレ〜スイングまで幅広く習得可能
FXB-Manual
- ブレイクアウト商材
- 販売者の長期に渡る検証から導き出した手法は好感が持てる
- 5年以上にわたって更新されているブログも読み応えあり
ゴールデンスパイダーFX
- MetaTrader4用のライン自動描写ツール
- 大ヒットした商材だが、優位性については疑問が残る
- また自動描写ツールでは投資スキルの向上にはつながりにくい
私がおすすめする”ライントレード商材”
こうして並べてみるとそれなりに数がありますね。これらの商材は細かなロジックこそ違えども、サポート・レジスタンスラインやトレンドラインをベースとしたライントレード手法です。様々なライントレード商材がある中で、私が迷わずオススメできる商材は、これです。
FXB-Manual
FXB-Manualは、 FxBさんが長年研究してきたレンジブレイク手法を商材化したものです。検証データのボリュームは、他の商材を圧倒します。こちらのブログをご覧ください。
- 古いブログ(2010年8月30日〜2013年10月7日)
- 新しいブログ(〜現在)
単なるラインブレイクではなく、相場の背景を読み取ることも重要視することで勝率を高める工夫がなされています。リスクリワードバランスも最適で、たとえ勝率が低くともしっかりと利益を残していける期待値を備えています。レンジブレイクを極めるならば、迷わず購入をオススメします。
そして、もう一つ。
ぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝
- ぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝を見終わった!
- ぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝 【検証とレビュー】
- ぷーさん式トレンドフォロー手法トレードマニュアル輝を買う前に読んでほしい
この商材は、ライントレードというよりはダウ理論をベースにしたスイングトレード商材です。4時間足を使ったスイングトレードを学ぶFX商材としては、今のところこの商材を超えるものは見たことがありません。初心者や中級者が、スイングトレードのとっかかりとして手にするには、最適な教材です。価格も1万円とお手頃ですので、検討しやすいと思います。
まとめ
おそらく、今後もライントレード商材は増え続けるのではないでしょうか?ただ、100%完璧な商材などこの世にありません。最終的には、各自で検証しつつ自分に適したロジック(ルール)を見つけるほかありません。
期待値がプラスであり長期的に再現可能な手法を見つけることができれば、確実に投資の世界で食べていけます。そのヒントを得るための教材という位置づけで商材を検討するのも良いと思います。