王道的なライントレード
テクニカル慶次の「FX荒稼ぎプログラム」ですが、こちらの商材も多くの問い合わせを頂いています。
FX荒稼ぎプログラムは、いわゆるライントレードと呼ばれる手法です。チャート上に複数のラインを引き、そのラインとレートとの位置関係などを確認して、エントリーやストップ、エグジットのタイミングを取ります。
このサイトでも、過去に何度か、ライントレード商材を検証していますね。
- ゴールデンスパイダーFX
- 乱獲FX
- FXB-Manual
- FX THE -RULE- Pro
- FXエントリー&アカデミー
ご存じの通り、ライントレードは、裁量トレードにおける基本的な技術の一つです。
今回ご紹介するテクニカル慶次の「FX荒稼ぎプログラム」は、ライントレードを使用したトレンド発生時のブレイク狙いが中心となります。
ライントレードの基本とは?
ライントレードは、ひと言で言えば、”相場の節目”を探して仕掛ける手法、ということになります。
相場の節目とは、多くのトレーダーが意識するポイントとも言えます。サポレジ(サポート&レジスタンス)や、トレンドラインなどもそうですね。また、00ポイントなどもそうです。※00とは、ドル円で言えば、80.000円や79.500円など、切りの良いポイントです。
相場の節目と思われる箇所にラインを引くのが、ライントレードの基本です。
ライントレードの難しさ
多くのトレーダーが意識するポイントにラインを引き、そのポイントを目安にエントリーやエグジット・ストップを仕掛ける、これがライントレードの基本戦略ですね。多くのトレーダーが意識するからこそ、そのラインが生きてくるわけです。
あるラインでレートが跳ね返されたり(カウンター狙い)、ラインを抜けることで一気にレートが伸びる(ブレイクアウト)など、ハマれば面白いように決まります。
しかし、多くのトレーダーが意識するポイントだからこそ、潜在的に大きなリスクも存在します。大半のトレーダーが意識するポイントは、裏を返せば非常に狙われやすいポイントでもあります。ストップが集中しているポイントを狙われたり、ブレイク狙いを読まれてダマシにあうなど、そう簡単に勝たせてはもらえません。特に巨額の投資資金を柔軟に運用できる機関投資家などに、狙い撃ちされやすい傾向にあります。
ブレイク狙いで待っていた場合、思惑通りブレイクした後に、一旦戻してストップを刈られ、再度ブレイクする、という動きなどはよく見られます。この動きは、ブレイク待ちのストップポイントを狙われた典型的なパターンですね。レンジ相場でのカウンタートレードでもよく見られます。カウンタートレードでは、ストップをレンジの外側に置きますが、そのストップを狙われたりします。
大半のトレーダーが相場だけに目を向けている中で、本当に勝っているトレーダーは、他の多くのトレーダーの思考・思惑を常に探っています。こうして、一般的なトレーダーは「カモにされる」わけです。
ちょっと話がそれました。つまり、成功することもありますが、どちらかと言えば、失敗すること(ダマシ)の方が多いというのが、ライントレードであるという印象です。
もうひとつ、チャートを後から見れば(振り返れば)優位性があるように見えることが多いのも、ライントレード手法の特徴でもありますね。
ライントレードのダマシを回避するには?
結局のところ、ライントレードにおいてはいかにダマシを回避するか?という点が非常に重要になってきます。これまでも、多くのライントレード商材が販売されていますが、重要なのはこのダマシ回避です。ダマシ回避のための、ロジックなりフィルターが、ライントレードの優位性を左右します。
そのフィルターは、時間的なフィルターであったり、ボラティリティのチェックであったり、大きな時間足の動向であったり、ファンダメンタルズのチェックであったりするわけですね。
テクニカル慶次氏のFX荒稼ぎプログラムは、レンジからのブレイクアウト狙いが中心になりますので、有効性のあるダマシ回避フィルターが絶対的に不可欠となります。
はたしてテクニカル慶次氏の手法には、どのようなダマシ回避ロジックが採用されているのでしょうか?
トレードする時間帯の選択とボリバン&移動平均線でフィルターをかける
FX荒稼ぎプログラムでは、まずトレードする時間帯を厳選しています。さらにボリンジャーバンドと移動平均線を表示させることによって、フィルタリングに活用しています。(ダウ理論もベースにあります)
フィルターが多いから良いということでもないのですが、これでブレイクアウトのダマシ回避が可能か?といえば、ちょっと心許ないですね。やはり個々人の裁量(や慣れ)が不可欠になってくる可能性もありそうです。
単純にトレードしているだけでは、結果的に、多くのダマシによる損失計上で、利益を削ってしまうことになりかねません。
ブレイクアウト狙いですので、当たればそれなりに利幅を狙えます。しかしながら、ダマシも非常に多いため、トータルではプラスに持っていけるかどうかは、各トレーダーの経験やスキルがモノを言いそうです。
ブレイクアウト狙いであれば、極力ダマシを回避していかないと、損大利小になりかねません。
トレードチャンスも少なく勝率も低い
もう一つ、課題があります。全てのライントレード(ブレイクアウト系)ロジックに言えることですが、ブレイクアウト狙いのライントレードは、そもそもトレードチャンスが極めて限られています。トレンドが発生しそうなタイミングで、なおかつ経済指標発表時を避けるとなると、トレードできる時間帯すら限られます。
その限られた時間帯の中で、少ないチャンスをモノにしなければ、ブレイクアウトで継続的に利益を出し続けることは困難です。
テクニカル慶次の「FX荒稼ぎプログラム」の手法を再現するためには、まず、長時間チャートに貼り付けるという前提が必要になると思われます。そして数少ないトレードチャンスを、確実に捉えるという根気も求められます。その少ないチャンスがダマシで終わったときは、その日のトレードは終了です。
この手法を根気強く継続するには、それなりの時間と相当の忍耐が求められることになります。
オススメのラインドレードマニュアル
ラインを使ったブレイクアウト手法であれば、FXB-Manualの方を私はオススメします。
FXB-Manualで使用するテクニカルはラインと移動平均線のみですが、マルチタイムフレーム思考で相場の背景を読み取るというフィルタリングテクニックが紹介されています。FXB-Manualでは、これを相場の「健康状態を見る」と表現しています。
もちろんダマシ回避は課題ですが、ストップ幅が非常に浅くリミットが大きいため、リスクリワード的に損小利大が可能となります。
FXB-Manualのリスクリワードは、リミット:ストップ=60pip:10pipがデフォルトです。
テクニカル慶次の「FX荒稼ぎプログラム」も悪くはないと思いますが、同じブレイクアウト(ライントレード)手法で、なおかつダマシ回避のためのロジックに優位性がありそうなFXB-Manualも、合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
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