グランドセオリーFX販売の背景
グランドセオリーFXは、FX情報商材アフィリエイトサイトを運営されている「らいく」氏が満を持して発売したFX裁量マニュアルです。らいく氏の運営されているサイトはこちらです。
上記サイトを見ると非常に丁寧なレビュー記事が並んでいて彼の性格というかトレードに対する実直なスタイルを伺うことができます。
それにしても、FX情報商材レビューサイトの運営者がFX商材をリリースするというのは、珍しいのではないでしょうか。様々なFX商材を目にしてきたレビュアーが、はたしてどのような答え(商材)を出したのか?とても気になりますね。
グランドセオリーFXの概要(メンバーサイト)
販売ページにもあるようにグランドセオリーFXの中身は、
- テキスト(PDF)316ページ
- 動画(YouTube)40本
- 音声ファイ(MP3ファイル)ル55本
から構成される、かなりボリュームのあるマニュアルとなっています。これらのファイル(PDF、動画、音声)は、すべてメンバーサイトから閲覧できるようになっています。メンバーサイトにログインすると以下の画面が表示されます。
このメンバーサイト内から、すべてのテキスト・動画・音声ファイルにアクセスすることが可能です。非常にボリュームが多いので、時間をかけてじっくりと取り組める人向きでしょう。
グランドセオリーFXは”完全裁量マニュアル”だ
グランドセオリーFXは、完全裁量マニュアルです。複数の基本的なテクニカル指標を組み合わせたチャートを使用し、トレンドの状態や仕掛け・手仕舞いのタイミングを測ります。このトレードスタイルは、私が推奨(AAA評価)しているビクトリーメソッドアドバンスと非常によく似ています。
ビクトリーメソッドアドバンスも、グランドセオリーFXと同様、複数の基本的なテクニカル指標を組み合わせたチャートを使用した裁量トレードマニュアルでした。
販売者のらいく氏は、自身のレビューサイトでマエストロFXやビクトリーメソッドアドバンスを高く評価しているので、その影響は少なからずグランドセオリーFXのロジックにも反映されているのではないかと推測されます。
チャートそのものは、
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表(雲のみ)
のみを表示させた非常にシンプルな画面を使用します。
一目均衡表の雲を使用するスタイルは、マーフィーの最強スパンモデルにも似ています。様々なFX商材(裁量商材)のエッセンスを詰め込みブラッシュアップしたマニュアル、それがグランドセオリーFXといえるかもしれません。
グランドセオリーFXの「CBMロジック」とは?
さてグランドセオリーFXは、先に紹介したシンプルなチャート(ボリバン+雲+移動平均)を使用してトレードをおこないます。ここで登場するのがらいく氏が独自に編み出したCBMと呼ばれるロジックです。CBMロジックは、キャンドル・バンド・ミドルリターンの略です。
テキスト内で「CBMロジック」という用語が出てきますが、これは..キャンドル・バンド・ミドルリターン、の略称です。
ローソク足とボリンジャーバンドを使うことが多いので、勝手に私が作った造語となります。
買いの場合-
ボリンジャーバンドの●●にタッチ(突き抜け)し、ローソク足●●●●●●●とき。ボリンジャーバンドの●●にタッチ(突き抜け)し、ローソク足●●●●●●●とき。
これを「買いのCBMロジック」と言っています。
(中略)
要は、何らかのインディケーターにタッチして、●●●●●●●ときは、CBMロジックが出たんだなと、覚えて頂ければ大丈夫です。
一応伏せ字にしましたが、目新しい内容ではありません。いわゆるプライスアクション(ローソク足分析法)を学んだ人にとっては王道とされるロジックと言えます。海外ではPin Bar(ピンバー)ロジックと呼ばれる比較的メジャーな手法の一つですね。
このピンバーロジック(厳密には少し違いますが)のフィルターにボリバンを加えたもの=CBMロジック、と言えそうです。
余談ですがPin Barとは、Pinocchio bar(ピノキオバー)から取った略語です。ローソク足のひげが長くのびる様を、ピノキオの鼻がのびる例にたとえたわけですね。
さて、グランドセオリーFXでは、このCBMロジックがいたるところで登場します。つまりグランドセオリーFXの心臓部とも言えるロジックです。
ボリバンとローソク足の関係性(位置関係)に注目し、さらにローソク足の「形状」からその後の展開(トレンドや転換)を予測する手法ですね。
シンプルですが、時に強力なサインとなると考えられるCBMロジックです。
グランドセオリーFXは本気でFXロジックを学習したい人向け
グランドセオリーFXでは、上記のCBMロジックを足がかりに、レンジ相場からトレンド相場まであらゆる相場を攻略していくことを目指しているマニュアルです。解説は非常に丁寧で、動画だけでなくテキストのボリュームも十分なため、深く理解することが可能です。
ロジックそのものは、100%公開されており、ブラックボックスは一切ありません。ですので学習すれば自身のスキルアップに確実につながります。この点はFX商材として高く評価できます。ロジックを理解してマスターすれば、その後のアレンジも可能となり、引き出しも増えます。高い拡張性を有した裁量マニュアルと言えます。
ただマニュアルのボリュームは膨大なため、お気軽感覚で取り組むと挫折しかねません。ビクトリーメソッドアドバンスと同様、それなりの意識と覚悟が求められる商材でしょう。
最近では最も骨のある商材に出会ったという印象です。どれとは言いませんが、インディケータをちょこちょこっといじっただけのツールを高額で販売する商材販売者とは明らかに一線を画しています。
具体的なロジックの詳細については、次回以降の記事にてアップする予定です。