『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』検証とレビュー
本日は、クロスリテイリング株式会社が販売するFX情報商材『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』を検証レビューします。
販売元:クロスリテイリング株式会社
開発者:本田浩輝
発売日:2020/04/02
公式サイト:https://new-scal.s3.amazonaws.com/expert/top/end.html
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『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』はどのようなFX商材か?
『Go!Go!!スキャルFX(ゴースキャFX)』開発者の本田浩輝氏による最新FX商材
『Galaxy Trend FX』の開発者は、『Go!Go!!スキャルFX』の本田浩輝氏です。前作『Go!Go!!スキャルFX』は、3分後決済という特殊なスキャルピング手法でした。エントリーしたら3分後に必ず決済するという時間決済を取り入れたロジックです。
『Galaxy Trend FX』はトレンドフォロー系のサインツールだ
さて、本田浩輝氏の新作『Galaxy Trend FX』を検証していきましょう。
まずは『Galaxy Trend FX』のオリジナルインジケーターを設定したMT4(MetaTrader4)をご覧ください。
ご覧の通り、チャート上のEntryサイン(矢印)を表示させつつ、他のテクニカルでサインの取捨選択をおこなうタイプのツールであることがわかりますね。
サブウィンドウには『QQE』
サブウィンドウに表示されているインジケーターはQQEです。
Quantitative Qualitative Estimationの頭文字を取ったインジケーターです。
- Quantitative…定量的な・量的な
- Qualitative…定性的な・質的
- Estimation…推定値
ベースはRSIですので、相場の過熱感を推し量るためのインジケーターです。
QQEはそれほど目新しいものでもなく、海外フォーラムでは比較的よく目にするインジケーターの一つです。
『Galaxy Trend FX』では、QQEにボリンジャーバンドを重ねることで、QQEの動きの中から一定のパターン(=バンドウォーク)を抽出するという工夫がなされています。
”天の川”と呼ばれるメインチャートの「雲」
『Galaxy Trend FX』のもう一つの特徴が、メインチャートに描かれる「雲」です。”天の川”と呼ばれています。
ロジックは不明(非公開)ですが、おそらく2本の移動平均線の間を塗りつぶして表現していると思われます。
MA ribbon.ex4などに代表されるインジケーターと同じですね。ちなみにMA ribbon.ex4をチャート上に表示させるとこんな感じです。
『Galaxy Trend FX』の天の川(雲)と似ていますね。
ロジックはトレンドフォロー(順張り)
『Galaxy Trend FX』のロジックはトレンドフォロー(順張り)ですので、身も蓋もなく言ってしまえば「トレンドが発生すれば簡単に勝てる」ということになります。
言い換えれば、『Galaxy Trend FX』を使わずとも、トレンド発生時には誰でも勝てる…ということなんですね。
極論ですが、先ほど紹介したMA ribbon.ex4だけでも明確なトレンド発生時には容易に勝てます。
2本の移動平均線が描き出す「雲」。その「雲」をローソク足が抜けたらENTRY…これだけでも勝てそうですよね。
課題はレンジ相場です。
『Galaxy Trend FX』が苦手とするレンジ相場を避けるための工夫
『Galaxy Trend FX』が苦手とするレンジ相場をいかに避けるか?そのための機能も用意されています。それが「激熱サインシステム」。
トレンドが発生している場合は、「激熱サインシステム」と呼ばれる星マークが点灯します。レンジ相場では星マークが消灯するというもの。
販売元:クロスリテイリング株式会社
開発者:本田浩輝
発売日:2020/04/02
公式サイト:https://new-scal.s3.amazonaws.com/expert/top/end.html
『ギャラクシー・トレンドFX』の欠点
まず『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではありません。
もう少しシンプルでも良いかも
ギャラクシー・トレンドFXは順張り(トレンドフォロー)ロジックです。ご存知のようにトレンドフォローは、トレンド発生すれば容易に勝てます。移動平均線だけでも簡単に勝てるほどシンプルなロジック、それがトレンドフォローなのですね。『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』のように様々なインジケーターを複雑に重ね合わせる必要すらありません。
トレンドフォローならば、もう少しシンプルにとらえても良いのでは?例えば移動平均線の寄せ集めであるGMMAなどのほうが相場を大局的に捉えやすいです。
- トレンドフォローを複雑にしすぎてないか
『ギャラクシー・トレンドFX』の評価点
次に『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』の評価できるポイントを解説します。
飽くなき”探究心”に敬服する
先に「寄せ集め感が半端ない…」と書きましたが、それでも過去の海外フォーラムを漁って今でも使えそうなインジケーターを掘り起こし、それをカスタマイズして組み合わせるという行為は、相当の探求心がなければできません。その飽くなき探究心には、本当に敬服します。
弱点をわかった上でどう克服するかの工夫がなされている
トレンドフォローの最大の弱点である「レンジでのダマシ」を理解した上で、どのように回避するかを真剣に考え工夫がなされている点は評価できます。
- 飽くなき”探究心”に敬服する
- 弱点をわかった上でどう克服するかの工夫がなされている
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『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』総合評価
FX初心者が『Galaxy Trend FX』のチャートを見ると、ワクワクするのではないでしょうか。カラフルで機能的にビジュアライズされたチャートシステムは強烈な印象を与えてくれます。
ただFX中級者以上になると「ん?どこかで見たことあるチャートだな…」と思ってしまうでしょうね。QQE、そして”天の川”と呼ばれる「雲」は、海外FXフォーラムなどでは比較的よく見かけるインジケーターの一つ。とはいえ、そうした古いインジケーターを掘り起こして、新たに組み直して提供するという行為は決して悪いことではありません。むしろその探究心に敬服します。
順張りロジックがベースですので、強いトレンドが発生すれば簡単に大きな利益を得ることが可能です。しかしそのためにこれほどの複雑なインジケーターシステムが必要かと言われればNOです。むしろシンプルな移動平均線の組み合わせだけのほうが、相場の本質を失わずに済むでしょうね。たとえばGMMAに代表されるインジケーターを使うだけでも容易にトレンドフォローで勝てます。
トレンドフォロー(順張り)に取り組みたいならば、GMMAのようなシンプルなロジックから初めて見るのもアリですよ。
- 飽くなき”探究心”に敬服する
- 弱点をわかった上でどう克服するかの工夫がなされている
- トレンドフォローを複雑にしすぎてないか
『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』を購入したほうが良い人
- FX初心者でサインツールを探している人
- 詳細なロジックには興味がない人
- 順張りを好む人
『Galaxy Trend FX(ギャラクシー・トレンドFX)』を購入してはいけない人
- FX中上級者
- ロジックを詳しく知りたい人
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開発者:本田浩輝
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公式サイト:https://new-scal.s3.amazonaws.com/expert/top/end.html