ぷーさん式FXスキャルピングトレード手法 閃(せん)とモンスタースキャルFX、酷似しているけどどっちが良いの?
先日レビューした『ぷーさん式FXスキャルピングトレード手法 閃(せん)』ですが、お気付きのように少し前に発売されたモンスタースキャルFXと非常によく似たストラテジーとなっています。実は、ぷーさんがモンスタースキャルFX手法分析の中で編み出した新商材こそが『ぷーさん式スキャル閃』なので、当然といえば当然です。
2つのFX商材がどれくらい似ているか比べてみましょう。
2つのFX商材を比較
ぷーさん式スキャル閃(せん) | モンスタースキャルFX | |
執行時間足 |
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通貨ペア |
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取引時間 |
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リスクリワード(損益比) |
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ストラテジー種類 |
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ストラテジー詳細 |
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ENTRY可否判断の時間幅 |
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こうして比べてみると、ターゲットとする市場や仕掛けの方法がやや異なるだけで、全体的にはほとんど同じといっても良いくらい似ていますね。
どちらの商材も、ロジックのベースにあるのは、ボラティリティが一気に高まるとされる市場オープン時をピンポイントで狙い、瞬間的に利益を抜き去るというもの。そしてローソク足形状のみで仕掛けるプライスアクショントレードです。
東京オープン(午前9時)を狙いたいならばモンスタースキャルFX
ここまで酷似した2つのFX商材を購入検討する際に、一体なにを基準に判断すればよいでしょうか?一つは時間帯です。ロンドンOP=夕方(16時・17時)、ニューヨークOP=夜(21時・22時)にトレードをしたいならば、どちらの商材も対応しているのですが、東京オープン(午前9時)を狙いたいならばモンスタースキャルFX一択となります。ぷーさん式スキャル閃(せん)は、東京オープン(午前9時)は非推奨です。
トレードチャンスは、ぷーさん式スキャル閃(せん)のほうが多い
一方、1日におけるトレードチャンスは、ぷーさん式スキャルピングトレード手法閃(せん)のほうがやや多いでしょう。なぜならモンスタースキャルFXは、市場オープン時のローソク足1本(=基準足)のみで判断するからです。基準足と名付けられた市場オープン時のローソク足のみの形状(つまり1分間で判断)で、その日のENTRY可否を決めます。
つまり、モンスタースキャルFXは市場オープンの瞬間のローソク足がENTRYルールを満たしていなければ、その日の(その市場での)トレードは中止となります。一方のぷーさん式スキャルピングトレード手法閃(せん)は、市場オープンから数十分〜最大1時間の間に、特定のプライスアクション(大陽線・大陰線など)が出現すればENTRY可能です。まとめると…
ENTRY可否を決める”時間幅”の違い
ぷーさん式スキャル閃(せん) | モンスタースキャルFX | |
ENTRY可否を決める時間幅 | 市場オープン〜最大1時間 | 市場オープンの1分間だけ |
ENTRYルールに遊びがないのは『モンスタースキャルFX』であり、『ぷーさん式スキャル閃(せん)』はややアバウト
それぞれのENTRYルールについても、若干の違いがあります。モンスタースキャルFXは、わずか1本のローソク足でトレード可否を判断するため、その判断基準も比較的明確であり、裁量判断は入りづらいという印象。一方のぷーさん式スキャル閃(せん)のトレード可否判断は、ややアバウトというか各人の裁量判断が入りやすいロジックとなっています。どちらが良いとか悪いとかではなく、最終的には各トレーダーの好みとなります。
ENTRYルール
- ガチガチのルールを好むならば『モンスタースキャルFX』
- ゆるめのルールを好むならば『ぷーさん式スキャル閃(せん)』
まとめ|どちらも市場オープン時を狙った高速スキャルだが、東京市場狙うならばモンスタースキャルFX一択、ロンドン・NYを狙うならばぷーさん式スキャル閃
最後にざっくりとまとめます。どちらも、ボラティリティが一気に高まるとされる市場オープン時をピンポイントで狙い、瞬間的に利益を抜き去る手法であることに変わりはありません。検討するべき項目は3つ。
- 狙う市場
- ENTRY可否を決める時間幅
- 裁量判断
上の3つの項目を順に考察してみます。
1.どの市場を狙うか
- 東京オープン(午前9時)に特化するならばモンスタースキャルFX一択
- ロンドン・NYオープン(夕方・夜)を狙うならばぷーさん式スキャル閃
まずは狙う市場の種類で考えます。一応、モンスタースキャルFXもロンドン・NYオープンに応用可能ですが、メインは東京市場オープンです。一方、ぷーさん式スキャル閃は、東京市場は完全に除外されています。東京オープン(午前9時)に特化するならばモンスタースキャルFX一択でしょう。夕方や夜のトレードに集中したいならばぷーさん式スキャル閃ですね。
2.ENTRY可否を決める時間幅
- モンスタースキャルFX → 市場オープンの1分間のみ
- ぷーさん式スキャル閃 → 市場オープンから数十分(最大1時間まで)
モンスタースキャルFXは、市場オープンのわずか1分間でENTRYするかどうかを判断します。(オープン直後の1分足の形状のみを判断材料とする)。極めてタイトですね。一方、ぷーさん式スキャル閃は市場オープンから最大1時間の幅があるため、そのなかで特定のチャートパターン出現を待つことができます。
3.裁量判断の可否
- 裁量判断が少ないのはモンスタースキャルFX
- 裁量判断が多いのはぷーさん式スキャル閃
どちらも100%無裁量トレードということではないのですが、ENTRYルールにおける裁量判断は、ぷーさん式スキャル閃のほうが多いという印象です。その分各人のアレンジは効かせやすいといえます。つまり、誰がやっても同じトレードになりやすいのはモンスタースキャルFXであり、各人の裁量判断によってトレード内容(ENTRYタイミング)が変わりやすのはぷーさん式です。以上3点を考慮しつつ購入検討をおこなうことがおすすめです。