『シグナルZERO』検証とレビュー
”くまひげ先生”による最新作インジケーター
FXバックドラフトPro、マジックボックスFX、くまひげ流SUPER平均足でお馴染みの「くまひげ先生」が最新のインジケーターを発表しました。『シグナルZERO』です。これまでリリースしたMT4インジケーターの集大成という位置付けです。
販売元:くまひげTrading Office
発売日:2018年10月1日
メディア:MT4インジケーター
公式サイト:https://priceaction-japan.com/signalzero
『シグナルZERO』は30名限定の招待制
入手できるのは「30名」だけ…
『シグナルZERO』は限定30名で販売されているインジケーターです。現時点(平成30年10月2日)で残りは18名となっています。しかも公開期間(募集期間)は、わずか10日間のみ。
- 公開期間:10月1日(月)午後8時〜10月11日(木)午後11時59分 ※10日間のみの公開
30名限定販売なので、枠に達した段階で、期間前でも終了するとのことです。気になる方は、今すぐチェックすることをオススメします。
『シグナルZERO』の特徴
『FXバックドラフトPro』に似た”矢印点灯型インジケーター”
『シグナルZERO』は、チャート上に「矢印」シグナル(ENTRYサイン)を点灯させるインジケーターです。損切りポイントや利確ポイントも自動的に点灯させます。
実際の動きは動画を見れば理解できます。
インジケーターの動きとしては『FXバックドラフトPro』に近いですね。
ENTRYシグナル点灯と同時に、利確ポイント=ターゲット(3つ)、損切りポイントを点灯させます。利確ポイントは、ATR・フィボナッチをベースにしたラインですね。
EA化すれば優位性は容易に判断できるのだが…
『シグナルZERO』の稼働動画を見て、誰もが同じ疑問を抱くはず。(ここまでシグナルが明確ならば、EA化できるよね?)です。シグナルが明確なので、基本的には裁量ゼロでトレードできそうですね。ならばいっその事EA(自動売買)にすればと、皆思うはずです。
EA化して過去チャートで検証しその後半年くらいフォワード検証をしていけば、ツールの優位性はすぐに判明します。なぜEA化しないのか?その説明は残念ながらありません。
2018年10月から限定販売しているにもかかわらず、公開されている動画は古いものばかり…
『シグナルZERO』は、2018年10月1日から限定販売されている最新のインジケーターです。ところが、販売ページ内で解説用に貼り付けてあるチャート動画は、どれも古いものばかりです。たとえば、
上の動画(30連勝)は、2017年5月1日〜24日までのUSDJPY15分足です。
そして以下の解説動画は、2017年12月12日〜21日までのUSDJPY1時間足です。
どちらも、10ヵ月〜1年以上前のチャート動画です。なぜ、今年の(直近の)動画がないのでしょうか?不思議ですね。特に30連勝の動画は、都合の良い期間(勝てた期間だけ)を切り取っただけ…と勘ぐられても仕方がありません。
(加筆)直近の検証画像について
読者様より、直近の検証画像があるとの情報をいただきました。2018年5月1日〜8月24日までの各通貨ペア毎の検証結果です。
【勝率93.23%】◆『検証×検証×検証』⇒133戦124勝9敗(EUR/JPY・15分足)
【勝率91.09%】◆『検証×検証×検証』⇒232戦348勝34敗(EUR/USD・5分足)
【勝率95.24%】◆『検証×検証×検証』⇒63戦60勝3敗(USD/JPY・1 時間足)
【勝率89.46%】◆『検証×検証×検証⇒74戦62勝12敗(EUR/USD・1 時間足)
ロジックは非公開なのでツールを信用できなければ即”ゴミ箱行き”
くまひげ先生のFX商材は、基本的にどれもロジック非公開です。ツールを購入しその使い方だけが解説されます。ロジックはブラックボックス状態なので、シグナルがどのような状況で点灯するのか、詳細が全く不明です。
結局、勝っているときは問題ありませんが、負けが続けば一気に不信感が膨れ上がります。(このままツールのシグナルを信じ続けて大丈夫だろうか…)という不安が胸のうちに広がります。
一方、ロジック公開のツールであれば、なぜこの相場で負けたのか?が理解できます。ツールが苦手とする相場や得意とする相場が理解できるため、ツールの使い所が明確になります。
ブラックボックス状態のツールを盲信して継続使用することは、トレーダーの心理上非常に難しいということを知っておくべきです。
販売元:くまひげTrading Office
発売日:2018年10月1日
メディア:MT4インジケーター
公式サイト:https://priceaction-japan.com/signalzero
『シグナルZERO』総合評価
【結論】ロジック非公開(ブラックボックス)のシグナルツールを継続使用することは現実的に難しいことを知るべき
あなたのトレードスキル向上に1ミリも貢献しない
本気で投資を学ぶならばロジックが完全公開されている商材を買うべき
くまひげ先生のFXツールは、残念ながらどれもロジック非公開です。ツールそのものの性能は決して悪くないと思いますが、ロジックは秘密なので、投資スキルはほとんど身につきません。『シグナルZERO』のロジックを思い切って公開してくれるならば、ツールの得手不得手相場が明確になり、よりツールの使い勝手が向上するはず。非常に残念です。
また、販売ページに掲載されている解説チャート動画は1年前のものです。なぜ最近のチャート動画で解説しないのか?とても不思議です。2018年10月1日から販売スタートするならば、せめて2018年7月〜8月のチャートを使って解説するべきでしょう。たまたま都合の良い相場を使って解説していると思われても仕方がありません。
『シグナルZERO』を購入するべき人
- ロジック非公開であることを理解している人
- くまひげ先生の信者
- 投資スキルを学ぶ気持ちが低い人
『シグナルZERO』を購入してはいけない人
- 自らの投資スキルを高めたいと考えている人
- ロジックを学びたい人
販売元:くまひげTrading Office
発売日:2018年10月1日
メディア:MT4インジケーター
公式サイト:https://priceaction-japan.com/signalzero
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