【FX初心者対象】オシレーターおすすめはどれ?【その1】
オシレーター系テクニカル指標には、様々な種類があります。メジャーなものだけでも次の通り。
FX初心者にとっては、どれを使えばよいのか迷いますよね。まずは、先に上げた7つのオシレーターの中から選択することをおすすめします。
さて、FX初心者を対象にどのオシレーターを使えば幸せになれるのか?について2回に分けて解説していきます。
第一弾の今回は、以下の3つのオシレーター解説です。
それぞれのオシレーターの特徴や利点などを要約して説明します。
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1.ADX
ADXは、Average Directional Movement IndeXの略です。直訳すると”平均方向移動指数”です。ADXば、相場の勢い(=モメンタム)を把握するためのテクニカル指標です。現在のトレンドが強いのか、それとも弱いのか?を観測するための指標として使われることの多いインジケーターです。
3本の線が表示されていますが、実線がADXです。ADX単体(実線)では上昇・下降という方向性は一切示さないのですが、同時に表示される点線(赤点線・緑点線)によって上昇・下落を判断します。
- ADX=トレンドの勢い・強さを示す
- ±DI=それぞれの位置関係でトレンドの方向性を示す
2.ATR
ATRはAverage True Rangeの略です。直訳すると”真の値幅の平均”という意味になります。ATRは、価格変動は時間と共に大きくなっているのか?それとも小さくなっているのか?そしてその変動幅はどれくらいなのか?などを視覚的に把握するためのインジケーターです。
価格変動(ボラティリティ)の度合いを確認したり、損切り幅や利確幅の目安として活用するなど、様々な使い方が可能な万能選手です。
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3.CCI
CCIは、Commodity Channel Indexの略です。直訳すると”商品チャネル指数”という意味になります。CCIは、ざっくり説明すると移動平均線からどれくらいレートが乖離しているかをビジュアル化したテクニカル指標であり、相場の周期(上下動のリズム)を数値化して売られすぎや買われすぎという過熱感を読み取るために活用されます。
どちらかといえば、日本よりも海外のFXトレーダー間で人気のあるオシレーター…という印象ですね。
使い方は様々なで、1本表示だけでなく、2本表示させてその位置関係で仕掛けや手仕舞いのタイミングをとるなど、アレンジ手法が多く存在します。
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次回は、残りの4つのオシレーター系テクニカル指標を解説していきますね。