平均足同時線と移動平均線を組み合わせたストラテジーを考察してみる
平均足の同時線が相場転換の予兆になる可能性が高いことは、前回の記事で詳しく解説しました。
そして、You Tube動画のBEST Heiken Ashi Strategy For Daytrading Forex(Heikin Ashi Tutorial)は、まさに平均足の同時線を活用してトレンド転換を予測し仕掛けていく手法でしたね。
今回は、この平均足の同時線を移動平均線と組み合わせることで仕掛けのタイミングを計る手法を考察してみます。参考にするのは海外You Tube動画で紹介されていたHeikin-Ashi Trading Strategy | Simple Method, Great Profits!です。動画はこちら。
実はこの動画の手法、以前の記事で解説していました。詳しくは以下の記事をお読みください。
平均足にEMA(=指数平滑移動平均線)を2本(期間2、期間6)加えた手法です。※トレンド確認用の期間17の指数平滑移動平均線(17EMA)も表示させます。
期間2の移動平均線が期間6の移動平均線を上抜け、さらに一度”押し目”をつけて再び上昇するタイミングで買いENTRYとなります。下落トレンドでは期間2の移動平均線が期間6の移動平均線を下抜け、さらに一度”戻り”をつけて再び下落するタイミングで売りENTRYとなります。
さて、この手法にBEST Heiken Ashi Strategy For Daytrading Forex(Heikin Ashi Tutorial)の同時線戦略を加えます。
つまり、上昇トレンド時は期間2の移動平均線が期間6の移動平均線を上抜け、押し目を付ける際に同時線が出現するかどうかをチェックするわけです。下落トレンド時はその反対。戻りを付ける際に同時線の出現を確認します。
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押し目や戻りのタイミングで同時線が出現すれば強い反発のサイン
EMAのパーフェクトオーダーが継続しているときに、押し目や戻りのタイミングで同時線が出現すれば強い反発のサインとなりえますね。同時線だけではエビデンスが弱いのですが、EMAのパーフェクトオーダーがトレンド継続を後押ししてくれるわけですね。例えば…
上のチャート図は、3ノンノEMAと平均足を表示させています。2EMAが6EMAに押し返され反発するタイミングで同時線が出現しています。この次足始値で売りENTRYとなります。
上のチャート図では2箇所のENTRYタイミングがあります。最初は押し目買い。2EMAが戻されたときの同時線が出現しています。この次足始値で買いENTRY。その後トレンド転換が起こり下落します。その途中で2EMAが6EMA側に戻されたタイミングで同時線が出現しました。ここは思い切って売りENTRYで勝負できそうです。
慎重にいくならば、次足始値での仕掛けではなく、次足が確定しなおかつその次足が仕掛けたい方向に延びたことを確認してからポジションを持つ。多少タイミングが遅れてもそのほうがより確度は高くなりそうです。
Heikin-Ashi Trading Strategy | Simple Method, Great Profits!にBEST Heiken Ashi Strategy For Daytrading Forex(Heikin Ashi Tutorial)を組み合わせた手法、とても面白そうです。