海外で人気のある『インサイドバー』とは?
インサイドバーって聞いたことありますか?
日本では、米相場の時代(江戸時代)から「はらみ足」「はらみ線」などと呼ばれているローソク足パターンです。
ご覧の通り、2番目のローソク足が1番目のローソク足の実体部分に完全に収まっている(含まれている)状態をインサイドバー(INSIDE BAR)と呼びます。
インサイドバー(INSIDE BAR=はらみ足)が形成されるタイミングによって、トレンドの加速や反転を示唆するチャートパターンとして知られています。
クロスリテイリング社のFX商材『Global Dream FX』にも、このインサイドバー(はらみ足)を活用したストラテジーが存在していましたね。
『Iロジック』
Iロジックは3本の連続したローソク足を使います。酒田五法では「はらみ足」として知られる形状をベースにしています。「はらみ足」はOロジックで使われている「つつみ足」の逆パターンです。
直後の足が一つ前の足の中にすっぽり入った形を「はらみ足」と呼びます。ちなみに『Global Dream FX』のロジックはもう少し複雑(細かなルールアリ)です。
引用:『Global Dream FX』は残念ながら『The Secret FX(シークレットFX)』の劣化版と言わざるを得ない
今回は、海外でも人気のあるインサイドバーを活用したプライスアクション戦略を紹介していきますね。
インサイドバーとひとことで言っても、そのバリエーションは様々です。例えば…
形状はそれこそ無限にありますが、共通点は1番目のローソク足が2番目のローソク足を完全に飲み込んでいる点です。
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トレンド継続中に出現する『インサイドバー』で順張りENTRY
インサイドバーを活用したストラテジーはいくつかあるのですが、今回は代表的なものを一つ紹介しますね。
トレンドが継続中に出現するインサイドバーによる押し目買い&戻り売りです。トレンドが一時的に失速したタイミングでインサイドバーが現れやすく、順張り方向へ仕掛けるタイミングとしては絶好です。
ENTRY条件は2つ。
[box class=”glay_box” title=”ENTRY条件”]
- トレンドが継続中であること
- レートの伸びを阻止するサポレジラインが近接していないこと
上記2つの条件をクリアした中で「インサイドバー」が形成された場合、順張り方向へのENTRYチャンスとなります。
特に2番目の条件「レートの伸びを阻止するサポートライン・レジスタンスラインが近接していないこと」は必ずクリアしておく必要があります。
強いサポレジラインが近接しているならば、インサイドバーの出現がトレンドの終焉or反転を示唆している可能性があると考えられるため、順張り方向へのENTRYはリスクが高くなります。
上昇トレンド継続中における買いENTRY
実際のチャートでチェックしてみましょう。USD/JPY(ドル円)の15分足チャートです。
上昇トレンド継続中にインサイドバーが出現し、重要なサポレジラインが近接していないかを確認した上で、次足始値で順張り方向へ買いENTRYします。
下落トレンド継続中における売りENTRY
下落トレンドでもチェックしてみましょう。チャートはUSD/JPY(ドル円)の15分足です。
同様に、インサイドバー出現後の次足始値にて売りENTRYをおこないます。
イメージとしては押し目買いや戻り売りに近いですね。
次回は、インサイドバーを活用した反転ENTRY
次回は、インサイドバーを活用した反転ENTRYを紹介しますね。