【重要】MT4でMACDを設定して使うときの注意点を話しておくよ！

MT4（MetaTrader4）でMACDを利用する方法を詳しく解説します。

MACDはMT4に標準で備わっていますが、標準MACDはとても使いづらいのです。

MT4標準のMACDはどこにある？

MT4標準搭載のMACDはここにあります。

このMACDをチャートにドラッグドロップしたチャートがこちら。

MT4標準のMACDは使いづらい…

MACD値がヒストグラム（棒グラフ）で表示されていて、シグナル線がライン表示されています。

このMT4標準MACDの場合、MACDとシグナル線の交差タイミングがわかりずらいですよね。

しかも、FX初心者がFX入門書や他の解説サイトで見かけるMACDと形状が異なります。

この点が多くのFX初心者を戸惑わせてしまうのです。

ではどうするか？

おすすめは「2本線＋ヒストグラム表示のMACD」

おすすめは、「2本線＋ヒストグラム表示のMACD」を使うことです。

実は「2本線＋ヒストグラム表示のMACD」は、既存のMACD（MT4標準搭載のMACD）をさらにアレンジした『MACDヒストグラム』と呼ばれる別のインジケーターです。

『MACDヒストグラム』は、ジェラルド・アペル（Gerald Appel）が1970年代に考案したMACDをベースに、1986年にトーマス・アスプレイ（Thomas Aspray）氏によって開発された派生型MACDです。

つまり、MACDと『MACDヒストグラム』は別のテクニカル指標なのですね。

実は多くの解説書やWEBサイトで見かけるMACDは、初代MACDではなく、後に改良された『MACDヒストグラム』なのです。

MACDとMACDヒストグラムを比較してみればその違いは一目瞭然。

上段が初代MACDでありMT4に標準搭載されているもの。

そして下段がMACDヒストグラムです。

MACDヒストグラムは、2本の線とヒストグラムで構成されています。

MACD値とシグナル値がそれぞれ線として描かれています。

そして、MACD値とシグナル値の乖離値をヒストグラム（棒グラフ）で表示。

MACDヒストグラムの方が既存MACDに比べて遥かに視認性が高く、しかもMACD線とシグナル線の乖離差を表すデータも確認できるため、非常に有用性が高いのです。

MACDが提示するデータ

1. MACD値（ヒストグラムで表示）
2. シグナル値（ラインで表示）

MACDヒストグラムが提示するデータ

1. MACD値（ラインで表示）
2. シグナル値（ラインで表示）
3. MACDとシグナルの乖離値（ヒストグラムで表示）

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『Good_Macd.mq4』をダウンロードする

では、この『MACDヒストグラム』をどうやってMT4に設定するのか？

MT4には『MACDヒストグラム』はありませんので、ネットで『MACDヒストグラム』インジケーターを拾ってくるしかありません。

おすすめの無料インジケーターは『Good_Macd.mq4』です。

日本のサイトや海外サイトから無料でダウンロードできます。

Good_Macd.mq4のDLサイト

• https://forex-strategies-revealed.com/files/MT4/Good_Macd.mq4

『Good_Macd.mq4』をMT4に設定してみよう

『Good_Macd.mq4』をダウンロードしたら、MT4に設定しましょう。

設定方法は他のインジケーターと同じです。

MT4の「Indicatorフォルダ」にコピーペーストするだけでOK。

『Good_Macd.mq4』のパラメーター設定は、通常のMACDと同じです。

Good_Macd.mq4のパラメーター設定

• 短期EMAの期間（12）
• 長期EMAの期間（26）
• シグナルの期間（9）

通常のMACD同様に上の数値を設定すればOKです。