酒田五法の「三兵(さんぺい)」とボリンジャーバンドを組み合わせたFX手法を紹介するよ!
今回紹介するFX手法は、酒田五法の「三兵(さんぺい)」とボリンジャーバンドを組み合わせたストラテジーです。
まず、「三兵(さんぺい)」について簡単に解説しますね。
[box class=”glay_box” title=”三兵(さんぺい)とは”]
- 連続する3本の陽線、または陰線
三兵の中でも、相場の高値圏や底値圏で出現するものは「赤三兵」「黒三兵」などと呼びます。安値圏にて出現する連続する3本の陽線が「赤三兵」。
そして、高値圏で連続する3本の陰線を「黒三兵」です。
赤三兵も黒三兵も、相場の反転を示唆するローソク足パターンとして知られています。
英語圏では「3 white soldiers」「3 black crows」
これらの「三兵」ですが、海外FXにおいても非常によく知られていて、ストラテジーフォーラムなどに頻繁に登場するワードです。
- 赤三兵…3 white soldiers(=3人の白い兵士)
- 黒三兵…3 black crows(=3羽の黒いカラス)
とてもわかりやすい名称ですね。
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「3 white soldiers」「3 black crows」とボリバンを組み合わせる
本題です。海外FXフォーラムで解説されていたストラテジー『3 white soldiers / 3 black crows』の紹介です。ソースはこちら。
引用します。
Very Simple system – simply look for 1 of 2 candle formations at or near the bollinger band (in this case the default 20)
You are looking for either 3 consecutive bulish candles for a buy, 3 consecutive bearish candles for a sell – that’s it!!! – 3 white soldiers / 3 black crows formations
Things to note. On the larger moves, the price WILL retrace. Best thing to do in this situation is when you see this happen (typically 1 or 2 candles in the opposing direction) simply close the trade and re-enter when the price has returned to the point where the change started. as for exit strategy – a lot of the time you can count on approx 2 – 3 times the value of the retracement (e.g. if the price retraces 10 pips, then you are looking on the re-entered trade of a TP between 20 – 30 pips!
You can use ANY 3 consecutive candles, however this works best when the price has just “bounced” off the Bollinger Bands.
ざっくり訳すと以下の通り。
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ボリンジャーバンド(期間20)のバンド付近で「3 white soldiers」または「3 black crows」を見つけたら、順張りで仕掛ける。
- バンド付近にて「3 white soldiers」出現で買いENTRY(成り行き)
- バンド付近にて「3 black crows」出現で売りENTRY(成り行き)
長いローソク足が出現した場合は、レートが逆行する場合があるので注意が必要。この場合は、逆足が1〜2本発生したタイミングで手仕舞いすうる。レートが戻ってきたら再ENTRYする。
TP(利確)は、直近の押し目・戻りの2〜3倍が目安。
ボリバンのバンド付近でレートが跳ね返ったときに、最適に機能するストラテジーだ。
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バンド付近で跳ね返った時ほど最適に機能する!
3 white soldiersや3 black crowsの出現はバンド付近…とありますが、バンドで跳ね返った時ほど最適に機能するとのこと。
より優位性を高めたいならば、以下の2つのパターンに限定して仕掛けるというのもアリでしょう。
- ボリバンの下弦(−シグマ)あたりで赤三兵(3 white soldiers=連続する3本の陽線)が出現したら買いで仕掛ける
- ボリバンの上弦(+シグマ)あたりで黒三兵(3 black crows=連続する3本の陰線)が出現したら売りで仕掛ける
ストップを置く場所は、1本目のローソク足の少し下ですね。
時間足や通貨ペアの指定はありませんが、やはり長期足のほうが優位性が高そうな気がします。
肝心のボリンジャーバンドの「偏差の値」についてはなにも語られていませんが、投稿されているチャートを見た感じではおそらく「±2シグマ」かな?と推測しています。
シンプルな手法で拡張性も高そうなので、このロジックをベースにいろいろとアレンジするなどして、多くのトレードアイデアが湧いてきそうですよね。