4億稼いだ『ダーバス・ボックス理論』をFXに応用してみよう!
前回、株式トレードで4億円以上稼いだとされる『ダーバス・ボックス理論』を解説しました。
『ダーバス・ボックス理論』はいわゆるボックスブレイクアウト戦略です。概念図は以下の通り。
Nicolas Darvas(ニコラス・ダーバス)によって提唱された『ダーバス・ボックス理論』は、株式相場が連続するBOX(レンジ)を形成しつつ推移していくことを前提にそのブレイクを狙って順張りで仕掛けるというシンプルなものです。
FX相場にも十分応用できそうですよね。
実際に『ダーバス・ボックス理論』をベースにしたストラテジーやインジケーターも多く存在します。海外では『Darvas Box Theory』と呼ばれています。
『SQBOX』もボックスブレイクアウトだ
当サイトで提供しているオリジナル特典『SQBOX』も、Darvas Box Theoryに近いですよね。
レート変動に合わせてチャート上に次々とBOX(箱)を描写し、BOX抜け(ブレイク)で仕掛けるストラテジー用に開発されたインジケーターが『SQBOX』です。
ブレイクアウトでは避けられないダマシもありますが、その点は仕方がありません。トレンドフォローにおける必要経費です。ボックスブレイクアウトは、仕掛けが上手くいけばトレンドの初速を捉えることが可能であり、それなりの利幅も狙える戦略です。
詳しい動作については以下の動画をご覧ください。
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ダーバスボックス専用インジケーター『DarvasBoxes mtf.mq4』
『ダーバス・ボックス理論』をFX相場に応用したインジケーターもいくつか存在します。
代表的なものは『DarvasBoxes mtf.mq4』です。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
メタトレーダー4に設定してみましょう。以下のチャート図はUSD/JPYの4時間足です。
ご覧の通り、チャート上にBOX(箱)が描写されていますね。
- 青色のBOX…上方ブレイクしたBOX
- オレンジ色のBOX…下方ブレイクしたBOX
一定の条件をクリアしたら自動的にBOXが描かれます。その後、BOXブレイクで矢印が表示されるので、そのタイミングで仕掛けます。
インジケータ名に「MTF」とあるように、マルチタイムフレームに対応しています。parameter内のTimeFrameを変更することで、別の時間足のBOXを表示させることができます。
例えば、以下のチャート図は上USD/JPYの15分足に、そのまま15分足のBOXを表示させています。
次に、同じ15分足に、TimeFrame設定で1時間足のBOXを表示させてみると以下のようなチャート図になります。
BOXが少し大きくなりましたね。MTF機能をどう使うかは、各トレーダーの戦略次第というところですね。