
【FX手法】ボリンジャーバンド±2シグマからの逆張りトレードを紹介するよ!
目次
ボリンジャーバンド±2シグマからの”逆張りトレード手法”を紹介するよ!
本日はシンプル逆張りトレードを紹介します。一応、FX初心者向けです。
使用するテクニカルはボリバンのみ。まずはチャートにボリンジャーバンドを表示させましょう。表示させるラインは±2σ(シグマ)と、センターライン(移動平均線)のみです。

ボリンジャーバンド(期間20)
チャートはUSD/JPY(米ドル円)の15分足です。他のテクニカルは一切不要。ボリバンのみで逆張りトレードを行っていきます。
ボリバン逆張りトレードの”ルール”
トレードルールは極めてシンプルです。ローソク足が±2σ(シグマ)を抜けて長いヒゲをつけたら、ENTRYの準備をします。次足始値が±2σ(シグマ)周辺でスタートしたら逆張り方向に仕掛けます。決済は、センターライン(期間20の移動平均線)へのタッチです。
「買いトレード」ルール
- ローソク足が−2σ(シグマ)を下抜ける
- その後長いヒゲを付けて終了(陽線であればなお良し)
- 次足始値が−2σ(シグマ)周辺で始まったら買いでENTRY
「売りトレード」ルール
- ローソク足が+2σ(シグマ)を上抜ける
- その後長いヒゲを付けて終了(陰線であればなお良し)
- 次足始値が+2σ(シグマ)周辺で始まったら売りでENTRY
「決済・手仕舞い」ルール
- ローソク足がセンターライン(期間20移動平均線)にタッチでEXIT
「損切り」ルール
- 損切りは、ヒゲ先端から3〜5pips
基本、逆張りスキャルピングですからレンジ相場で威力を発揮する手法です。
実際のチャートで仕掛けと手仕舞いを確認しよう!
では実際のチャート(USD/JPY|15分足)にて仕掛けと手仕舞い・損切りを確認していきましょう。

ボリンジャーバンドのヒゲを活用した逆張りトレード|その1
長いヒゲをつけた足の次のローソク足の始値に注目です。
次足始値がシグマラインに近いほどチャンスです。逆に、次足始値がシグマラインの内側に戻りすぎていた場合は、センターラインまでの距離が短いため、利益が確保できません。
ヒゲの長さも重要です。長ければ長いほどセンターライン方向へ戻される可能性が高いです。
もう一つチャートをご覧ください。

ボリンジャーバンドのヒゲを活用した逆張りトレード|その2
ヒゲを付けたあたりの相場は、だいたいヨコヨコ(レンジ相場)ですね。大きな利益は見込めませんが、勝率は高いので、コツコツと利益を積み上げていきたい人に向いているFX手法といえます。

ボリンジャーバンドのヒゲを活用した逆張りトレード|その3
上のチャート図も、長いヒゲからの逆張りが上手くいっていますね。
ボリバン逆張り手法|2つの注意点!
本FX手法の注意点です。2点あります。
1.ヒゲの長さ
まず大切なのはヒゲの長さです。ヒゲは長ければ長いほどレートが戻される確度が高まります。短いヒゲの場合は、そのままバンドウォークしてしまう(トレンドが出てしまう)可能性もあるので注意が必要。
2.次足始値の位置
もう一つは、次足始値の位置です。次足始値ができるだけシグマラインに近いほど良しとします。次足始値がシグマラインの上下に離れていると、利幅が取れなかったり、バンドウォークに移行してしまう恐れもあるので、ENTRYを見送ることが無難です。
ボリバンからの逆張り手法は、一種の”乖離トレード”だ
もうおわかりだと思いますが、本FX手法は乖離トレードの一種ですね。移動平均線からの離脱から回帰を狙ったストラテジーです。
乖離トレードについてはこれまでもいくつかの手法を紹介していますので、是非参考にしてみてください。