MAクロスで色変化するインジケーターと一目均衡表を組み合わせてみたら…
前回の続きです。
今回は、MAクロスで色変化するインジケーター『ma_candles.mq4』と一目均衡表の組み合わせを考察します。
一目均衡表については過去に何度が取り上げていますね。
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さて、一目均衡表といっても今回使用するのは「雲」のみです。イメージとしてはブレイクアウトのダマシを一目均衡表の雲で回避する方法が近いですね。
さっそく『ma_candles.mq4』と一目均衡表の雲を組み合わせて表示させてみましょう。
チャートを眺めるだけで、なんとなくルールが見えてきますよね。
- ローソク足が青&雲の上抜けで買いENTRY
- ローソク足が赤&雲の下抜けで売りENTRY
極めてシンプルな仕掛けルールです。
『ma_candles.mq4』&『一目均衡表の雲』によるENTRYパターン
このFX手法の特徴は、ビッグトレンドの初動に比較的乗りやすいという点にあります。
例えば…(チャートはすべてUSD/JPYの1時間足です)
エントリー例|その1では、雲の上抜け&ローソク足が青で「買いENTRY」その後天井をつけて反転。雲の下抜け&ローソク足が赤で「売りENTRY」。きれいにトレンドを捉えていますね。
エントリー例|その2は、急激な上昇トレンドを、初速から見事に捉えています。それ以前は雲が薄いため、何度も損切り(微損)に遭っていますが…
その後、厚い雲を形成し、その雲を下抜けたタイミングで売りENTRYとなります。
エントリー例|その3は、雲下抜け&ローソク足が赤で売りENTRY。一旦雲に戻されたあともう一度下抜けしています。その後、雲を上抜け&ローソク足が青で買いENTRYとなります。
エントリー例|その4は、トレンド転換後の押し目をつけた後に、雲抜けで買いENTRYですね。
エントリー例|その5は、上値が重い状況から、最終的に雲を下抜けして売りENTRY。ビッグトレンドを捉えることに成功しています。
最後のエントリー例|その6では、長期的な下落局面ですね。雲を下抜けた状態から、ローソク足(『ma_candles.mq4』)の色が何度か反転していますね。ローソク足の色が赤になるたびに、売りENTRYでOKですね。
【2024年5月版】優位性の高いFX商材 Best4
手仕舞いをどうする?
さて、本FX手法の手仕舞いについてどう考えるか?
一つは、ローソク足(『ma_candles.mq4』)の色反転ですね。
もう一つは、愛トレFX~約束された女神の相場領域~【検証とレビュー】で少し触れたATR_STOPの活用です。
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チャート上にatr_stop.mq4を表示させ、ラインへのタッチで手仕舞いというのも良さげです。
試しに組み合わせてみましょうか。
ATR_STOPは目立つように「黒色」で表示させています。このラインにレートがタッチしたタイミングで手仕舞いと考えます。
アイデア次第では使えそうな手法ですね。(※あくまでもFX手法の考察ですので、優位性については触れていません。)
さて次回は、GMMAと『ma_candles.mq4』を組み合わせた手法を考察します。