バイナリーオプション関連記事まとめ
最近のアクセスをみてみると、バイナリーオプションの記事へのアクセスが増加している傾向があります。
これまでに多くの記事をアップしてきましたが、このあたりで一度バイナリーオプションの記事をまとめておきたいと思います。記事は投稿日時が古い順から紹介しています。
バイナリーオプションの本質は、たんなる博打(バクチ)
投資そのものがギャンブル的な要素を含んでいますが、バイナリーオプションはその極限です。期待値がマイナスであり、かつ継続的に50%を超える勝率が求められるゲームです。ギャンブルとしてもプレーヤーにとって非常に分が悪いゲームです。
資本家に搾取される、無知の民衆
FXのブーム低迷を受けて、業界が繰り出した隠し球、それがバイナリーオプションです。GMOクリック証券をはじめ、多くのブローカーがこの「現金製造機」に飛びつき、起死回生をはかりました。
バイナリーオプションで勝てない本当の理由とは?
バイナリーオプションの仕組みを語るには、「半長博打(ばくち)」のお話が最適です。人気のハイアンドロー(High&Low)の仕組みと半長博打の仕組みは酷似しています。
胴元が存在し、テラ銭を徴収されることで、期待値がマイナスになる。そして2択に賭けて、外れれば掛け金は没収、当たれば2倍。まさに博打ですね。
博打で長期的に勝ち続けられるプレーヤーが存在しないのと同様に、バイナリーオプションにおいても長期的に勝ち続けることは数学的にも困難です。そのことを理解していない人が多すぎます。
バイナリーオプションの危険性
バイナリーオプションがこれほどブームになるのは、日本人の国民性と深く関連があるのでは?という考察です。世界一の賭博場であるパチンコが存在する日本。そして競馬も大好きな日本人。根っからのギャンブル好きは、国民性なのかもしれません。
バイナリオプションは金融庁公認のオンラインカジノだ
バイナリーオプションはオンラインカジノです。仮想空間で繰り広げられる半長博打ですね。しかも国が認めているので後ろめたさもありません。役人連中がまともな神経をしていれば、こんなギャンブルなど認めないはずです。
やはりここにも利権という名の「闇」がひそんでいるのでしょう。バイナリーオプションで国民がすっからかんにされている裏で、巨額のお金が政界や経済界を動き回っています。
GMOクリック証券が、バイナリーオプションの成績を公表しました
バイナリーオプションに対する規制を受けて、大きな改革が行われました(自主規制)。その中で、月次成績を公表していく制度も設けられました。その一環としてGMOクリック証券が先陣を切って取引実績を公表しましたね。
しかしその中身は、見る人を欺くような数字のトリックがありました。毎月平均して約70%前後の口座(プレーヤー)が損失を被っているとのデータですが、これは「常に30%のプレーヤーが勝ち越している」というデータではありません。データを自分たち(ブローカー側)にとって都合の良いように見せています。
やはり年間を通じてどれくらいの口座(プレーヤー)が勝ち越しているのか?このデータを提示すべきです。バイナリーオプションは、一時的には勝ち越せても、継続的に勝ち越すことの難しいゲームです。その点を理解させるためのデータを公表すべきですが、ブローカー側がそんなことをするとは思えません。
結局、ブローカー側は、頭の悪い人々をターゲットにしているので、それでもよいのでしょう。
FXトレーダーは、社会の底辺組なのか?
バイナリーオプションの流行に合わせるようにFXブローカーのテレビCMがお茶の間を賑わせた時期がありました。CMに起用されるタレントは、若者に人気のあるアイドルが多かったようです。FXブローカーのCMをみて、消費者金融のCMとオーバーラップしたのは私だけではないと思います。
消費者金融のターゲット(顧客)と、FX・バイナリーオプションのターゲット(顧客)が、同じであることを暗に物語っています。社会的弱者、情報弱者、頭の悪ひ人々をターゲットにした娯楽、それがバイナリーオプションです。
【衝撃】イタリアでバイナリーオプション禁止令
カジノ先進国でもあるイタリアで、バイナリーオプションが全面禁止されたニュースです。イタリアでは、カジノが国によって公認されています。
日本でもカジノ法案の成立に向けて着々と外堀を埋めつつあります。日本でカジノが解禁されれば、パチンコ業界に匹敵するほどの巨額マネーが動きそうです。そうなれば一部権力者や利権者にとってバイナリーオプションは目障りな存在に変わってしまうかもしれません。いずれ日本でもバイナリーオプションが禁止される可能性もあるのではないか?と見ています。(もしくはさらに射幸心をそぎ落とし、ギャンブルとしての魅力を低下させるなど)
バイナリーオプションよりもTOTO-BIGをお薦めする理由
バイナリーオプションと宝くじを比較した記事です。どちらも娯楽として楽しめば良いと思います。しかしバイナリーオプションを投資と考えている人が少なからず存在します。
彼らに警鐘を鳴らすつもりで記事を書きました。
投資とギャンブルの”境界線”
株式投資もFXもそしてバイナリーオプションも、リスクテイクすることでリターンを得るという意味においては、ギャンブルに含まれると考えています。しかし、同じギャンブルでも、プレーヤーが勝ちやすいゲームとほ、とんど勝ち目のないゲームが存在します。
勝ちやすいゲームとは、様々な要素を含み、運だけでなく経験やスキルを活かすことで「勝ち」を引き寄せることのできるゲームです。株式投資やFXなどが該当します。戦略や戦術を駆使することで他のプレーヤーを出しぬくことのできるゲームです。
一方のバイナリーオプションは、運の部分が大半を占めるため、経験やスキルを活かすことが困難なゲームです。期待値が常にマイナスであるため、50%を超える勝率を維持しつつけることが必然的に求められるゲームです。やってみればわかりますが、長期的に勝ち越すことは非常に困難です。つまり負けやすいゲーム、というよりも「負けて当然」のゲームなのです。
継続すればするほどお金を失うリスクが存在することを十分に理解し、ゲームとして楽しむならば良いと思います。しかしリスクを理解せずに盲目的にお金を投じることは危険です。
ギャンブルとは、プレーヤーがゲームの本質(期待値やリスクなど)を理解しておらず、起こりうるリスク(損失等)を精神的にも経済的にも許容できないゲームであると考えています。
バイナリオプションは、”オワコン状態”なのか?
自主規制後のバイナリーオプションは、かなり取引が落ち込んでいるようですね。
国内でのカジノ解禁が秒読み段階になった今、バイナリーオプションは衰退していく運命なのかもしれません。
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無知で情弱な”社会の底辺の人々”をカモにしたサービス、それがバイナリーオプション
さて、いかがでしょうか?こうしてみるとバイナリーオプションをかなりデスっていますね。決してバイナリーオプションに恨みがあるわけではありません。ただ私としては日本人の投資リテラシーを少しでも向上したいという願いから、これらの記事を書きました。
大半の日本人投資家は、証券会社やFXブローカーにとって、格好のカモです。日本人の投資リテラシーの低さにかこつけて、自分たちに都合の良い商品(サービス)を作り、あたかも投資家にメリットがあるかのように宣伝し、お金をむしり取ります。
極論ですが、バイナリーオプションは、FXブローカーにとっての現金製造機だと私は思います。もう、ウハウハでしょうね。なぜならサービスを提供するだけで、現金がどんどん集まる(投資からか徴収できる)からです。無知で情弱な連中が、連日、お金を貢いでくれるわけですから、笑いも止まらなかったでしょう。
しかしながら、バイナリーオプション自主規制後は旨みもそうとう消えてしまったようです。海外ブローカーに対する風当たりもキツくなっている昨今、バイナリーオプションそのものも風前の灯なのかもしれません。
しかし、バイナリーオプションが消えても、新たなサービスが生まれるでしょう。無知で情報弱者で社会の底辺にいる人々を狙ったサービスが…。