60セカンズは期待値が最初からマイナスのゲーム
先日紹介した60セカンズは、60秒後に結果がわかるバイナリーオプションです。60セカンズを投資と捉えている人は、さすがにいないと思いますが、あなたはどうでしょうか?
60セカンズの期待値は、大半の人にとってマイナスです。つまり、賭ける回数が増えれば増えるほど、あなたの資産が減っていく、ということです。期待値というのは、(ざっくりですが)投資額に対する期待される平均的な収益(リターン)のことです。
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宝くじも期待値がマイナスのゲーム
期待値が最初からマイナスのゲームとして、すぐに思い浮かぶものは何でしょうか?そうですね。宝くじです。宝くじの期待値(払い戻し率)は、平均45.7%です。つまり100円で宝くじを購入した場合、最初から54円を胴元(主催側)に搾取されるわけですね。残りの46円を、参加者(宝くじ購入者)の一部が総取り(当選者で分配)します。
競馬やパチンコなども同様です。期待値はそれぞれ違いますが、共に最初からマイナスになります。
同じ期待値がマイナスならば宝くじを買う
60セカンズなどは、50%前後の確率で当たるので中毒性があります。当たったときの興奮や高揚感が忘れられなくて、期待値がマイナスにもかかわらず、のめり込んでしまいます。結果的に、自分の資産を減らしてしまいかねません。
バイナリーオプション、特に60セカンズのような金融商品に投資するなら、TOTOーBIGのような宝くじ(スポーツクジ)にお金を投じた方が、私にとってはよっぽど有益です(というかワクワクします)。理由は以下のとおりです。
TOTOーBIG(サッカークジ)は一般的な宝くじに比べて、1等の当選確率ははるかに高いです。
- ジャンボ宝くじの当選確率:1/10,000,000(1,000万分の1)
- TOTOーBIGの当選確率: 1/4,800,000(480万分の1)
さらに1等償金は3億円、キャリーオーバーで6億円の可能性もあります。そしてTOTOーBIGの購入金額は、300円(ひと口)です。300円で、3億円(~6億円)を狙えるわけですね。もちろん480万分の1の確率ですから、そうそう当たりません。だから何度も購入することになるでしょう。100回、1,000回購入するかもしれません。
でも、100回購入しても3万円、1,000回購入しても30万円です。しかも、一度当たれば勝ち組です。3億円あれば、一生遊んで暮らせますね。人生の勝ち逃げができるわけです。
期待値がマイナスのゲームにおいては「勝ち逃げ」できることが重要
期待値がマイナスのゲームにおいては、勝ち逃げできる要素(一度の勝ちで大金を手にすること)があるか?これが重要です。つまり、当選額が莫大である、という点です。
この点において、TOTOーBIGのような1等当選額3億円~というゲームは、優れています。また、海外のカジノにおけるスロットマシーンなども同様ですね。海外スロットでは25億円という恐ろしい当選額が当たった方もいますす(スロットの賭け金は1ドル~)。
一方、60セカンズに代表される超短期バイナリーはどうでしょうか?勝率は50%前後と高いのですが、一度の賭けで当選額(ペイアウト)は最大2倍程度です。これでは勝ち逃げ(一生遊んで暮らすこと)ができません。勝っては負け、負けては勝ち・・・これを繰り返すことになります。仮に10連勝しても、勝ち逃げできるほどの金額は手に入りません。
・・・何がいいたいかと言えば、60セカンズのような超短期バイナリーオプションを投資と捉えてお金を投じる人は、格好のカモであるということです。
最近の60秒バイナリーは、100円程度から投資可能です。だったら300円で毎日TOTOーBIGを買い続けたほうが良いです。たった一度の当選で勝ち逃げできるだけの金額(3億円~)を手にすることができるからです。
暇つぶし(趣味)だったらいいかもね
単なる暇つぶし(ゲーム感覚)として、60秒バイナリーオプションをしているのであれば良いと思います。投資ではなく、純粋にゲーム(ギャンブル)として楽しむというのはアリですね。
注)誤解しないで頂きたいのですが、60秒バイナリーオプションよりはTOTOーBIGのほうがマシという話であって、積極的にTOTOーBIGをオススメしているわけではありません。私自身宝くじは買っていません。