バイナリーオプション自主規制に関する解説動画
今さらですが、4月以降に発表された、バイナリーオプション自主規制に関する解説動画をご紹介します。【第4回】(2013年4月26日)と、【第5回】(2013年5月17日)です。まずは、【第4回】動画。
そして【第5回】動画。
動画を見るのが面倒な方のために、私がポイントをまとめましたのでご覧下さい。
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第4回解説動画の概要とは?
新ルールの確定時期
- 2013年7月初めを予定
- 新ルール(新プラットホーム)への移行時期
- トレード・ファイナンシャルは2013年中(年内)の移行を予定
取引期間
- 2時間以上とする
取引回数
- 1通貨ペアにおいては、1日最大12回とする
- 新ルールへの移行期間(経過措置)
- おおむね6ヶ月とする
第5回解説動画の概要とは?
義務づけられること(2点)
- 顧客に対し権利行使価格を事前に提示すること
- 顧客が公正な価格で、かつ投資判断に基づいて取引を行うために、 必要かつ適切な取引期間とすること
新ルールの施行時期
- これから調整するがおおむね10月~12月あたり
新ルールの概要
複雑なルールなので解説図をご覧ください。
1.スプレッドの発生(反対売買の場合)
- 流動性によりスプレッド幅は可変する
- 判定時刻直前になるとスプレッドが拡大する可能性がある
2.最大損失額の限定
- 新ルールにおいても継承される
3.ペイアウト倍率
- 2倍以上も可能?(最大400倍もありうる?)
4.エントリータイミング
- 判定時刻のギリギリ直前まで、いつでもエントリー可能
5.反対売買
- 判定時刻のギリギリ直前まで、いつでも反対売買可能(判定時刻を待たずに反対売買が可能になる)
新ルールは高度な戦略&戦術が必要
バイナリーオプションの新ルールが、かなり具体化しましたね。スプレッドが発生したり、反対売買が可能になったり、判定時刻直前でもエントリーできるなど、売買の幅(スタイル)がかなり広がっています。
取引期間が2時間といっても、判定時刻直前(たとえば10分~15分前)にもエントリーは可能です。恐らく、ですが、判定時刻ギリギリであればあるほど、ペイアウト率が下がるのではないかと推測されます。
逆に2時間前にエントリーすれば、ペイアウト率は大幅にアップするのでしょう。このペイアウト率ですが、判定時刻から離れれば離れるほど、上がっていくと推測されます。
解説動画内では、ペイアウト率最大400倍(海外BOでの例)という話もありましたので、気になるところです。途中売買による利益が結果的に2倍を超える、と言う意味なのでしょうか?このあたりは、さらなる詳しい情報が待たれます。
また、判定時刻を待たずに、利益が乗った段階で、エグジット(反対売買)も可能ですので、取引形態としてはFXに近づいていますね。
途中売買では、当然スプレッドが発生します。ちなみにこのスプレッドですが、判定時刻に近いほど広がる可能性があると推測されます。
ようやく海外基準に追いついた
いかがですか?これまでのシンプルなHigh&Lowから、大きく性質を変えてきましたね。いままでのような単純な戦略では対応しきれないですね。FXトレードと同様、高度で緻密な戦略・戦術が必要とされます。
ようやく日本のバイナリーオプションも、海外ルール(基準)に追いついた、という感じです。
新ルールは、かなり面白いのではないでしょうか?新ルールのバイナリーオプションであれば、是非ともトライしてみたいと思わせるような改正案です。
ちょっと楽しみになってきました。