実はすごい「ボビー・オロゴン」
ボビー・オロゴンといえば、生意気でふざけた日本語イントネーションが印象的な外国人タレントです。しかし、それは彼の一面にすぎません。
彼は実業家であり、投資家としてもかなりのスキルを持ったビジネスマンです。特に投資歴はかなり長く、しかも相応の実績を残しています。少し古いですが、彼のトレードとその実績を取材したテレビ番組(有吉ゼミ)の動画を貼っておきます。
動画では日経平均先物でのトレードが紹介されています。短い動画ですが、彼が投資家としてかなりの実力を持っていることが理解できるはず。
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投資歴38年のボビーは、6歳ではじめて株を購入
なにしろ、彼の投資歴は38年です。なんと6歳のときに、はじめて株を購入したそうです。
先日(2019年1月29日)に放送された『火曜サプライズ』でもボビー・オロゴンの新たな豪邸が紹介されていましたね。オーストラリアの4LDKのプール付き大豪邸です。その豪邸とは別にアデレード中心部にマンションも所有。
タレント業だけでなく、投資家としても成功を収めています。最近は不動産投資にも手を広げ、3億円相当の投資を検討中とのこと。
「お、おまいら、常に利回りで考えろヨ〜ウソジャネーヨ」
そんなボビー・オロゴンが東京ビッグサイトで開催された「お金の教養フェスティバル2019」に、ゲストとして招かれ講演した内容が話題になっています。
彼の講演は、非常に示唆に富んでおり、様々な気付きが得られます。特に、「投資はつねに利回りで考える」という彼の持論は含蓄が深いです。引用してみます。
僕たちは(投資するときに)お金がなくなったらどうしようって考えるけど、なくなるお金っていうのは、もともとなくなる運命だと思うわけ。お金が減ったり増えたりしても、それでいちいちプレッシャーを感じる必要もない。
あとは、常に利回りが何パーセントかということを考える。例えば、1万円かけて1,000円儲かったら『たった1,000円』と思う人もいるかもしれないけど、1億円かけた人は1,000万円のプラスになっているわけだから。その1,000万円と同じ価値を感じなきゃ。
1万円を元手に1000円の利益が出たら、「たった1000円か…」と思うのか、それとも、「よし!10%の利回りを達成したぞ!」と思うのか、その違いが今後の投資に影響を与えるというお話です。
10%の利回りを達成できたということは、10万円ならば1万円、100万円ならば10万円、1億円ならば1000万円のプラスになるということ。だから、常に利回りをどれほど達成できたのかを意識するべき、と説きます。
もちろん、金額が大きくなればプレッシャーは一気に跳ね上がります。1万円と100万円で同じマインドでトレードすることは言うほど簡単なことではありません。
だからこそ、大きな金額を扱えるようになるまでひたすらチャレンジを繰り返す必要があります。10万円のトレードが1万円と同じ感覚でできるようになるまで、コツコツとトレードを繰り返す。慣れてきたら徐々に投資金額やロットを上げていく。そのときに常に「利回り」を意識する。
この地道な反復作業があなたのマインドを鍛え、投資額を大きくすることが可能になります。
「全部ストレートだけ打っていたら疲れるじゃん?」
この反復作業について、彼は自身の格闘技経験から次のように語っています。
投資って奥が深すぎてキリないんですよ。今日24時間やったら明日はやらなくてもいいというようなものではなくて、毎日コツコツ少しずつやって、やっと大きな勝負ができる。
だいたい無茶して大きく勝負に出たものはうまくいかないけど、ここがチャンスというのはちゃんと見るわけ。
ファイターだって全部ストレートだけ打っていたら疲れるじゃん。ジャブも必要でしょ? そうやって、どこにストレートを打つのかを見極めるのが投資なんじゃないかなと思う。
投資はとにかくコツコツと続けること。そうして、数少ないチャンスに大きく勝負に出る。世の中の「億り人」は、たいていこの手法で一気に資産を拡大しています。
チャンスはめったにありません。年に1回あるかないか。しかし、そのチャンスをモノにできる人は、常に相場に居座り、アンテナを張っている投資家だけです。
「今日やったから、明日は休む」ではダメなのです。毎日、少しの時間でもいいから、相場に参加しておく。
…
いかがですか?おちゃらけたボビー・オロゴンとは思えないほど、投資に対する造詣が深いですね。
それに、彼はああみえて超インテリです。ナイジェリア国立大学(The University of Nigeria)経済学部を優秀な成績で卒業しています。
テレビで見る彼の「仕草」や「喋り方」は、パフォーマンスなのです。頭が良くないとできないですね。
彼の投資に対する名言は以下の記事からも読めます。