厚切りジェイソン氏の”投資哲学”に学ぶ
厚切りジェイソンってコメディアン、知ってますか?
アメリカ人の彼が日本の文化(習性や習慣)に疑問を呈し、「Why Japanese People!」と叫ぶネタでブレイクしたコメディアンです。
彼、実はめちゃくちゃ優秀だって知っていました?17歳で飛び級でミシガン州立大学に入学、その後イリノイ大学院に入学・卒業しています。初来日したのは2005年。エンタの神様に触発されて2011年に再来日。2014年に芸人としてデビューしました。
芸人が本業ではありません。ITベンチャー企業「テラスカイ」の会社役員でもあり、同社株を1万株持つ株主としての顔も持ちます。
そんな厚切りジェイソン氏の投資哲学をインタビューした記事がこちら。
- 厚切りジェイソンさんが収入の9割を投資につぎ込む理由とは
日本取引所グループ(JPX)が運営する「東証マネ部!」というWEBサイトのコラムです。
非常にためになる記事なのでぜひ一読をおすすめします。
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早期リタイア実現のために、収入の9割を投資につぎ込む
厚切りジェイソン氏は、なんと収入の9割を投資につぎ込んでいるそう。
僕はほとんどお金を使わないので、最低限必要なお金以外は全部投資につぎ込んでいます。
稼ぐお金の9割は投資に回していますね。
たくさん稼いだからといって、物を買うことはしません。
その理由は、経済的自立&早期リタイア(FIRE)です。
アメリカでは、FIRE(Financial Independence, Retire Early)という言葉が流行っていて、お金を十分に貯めることができれば、早期リタイアができる考え方です。
僕も仕事に依存した生活を送りたくないってずっと思っていました。別に仕事がなくなっても困らない生活がほしかった。いまは収入がなくなっても生活はできます。
だから何の心配もないですね。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)とは?
アメリカでは、FIRE(Financial Independence, Retire Early)が成功者の証として知られています。
FIRE(Financial Independence, Retire Early)を直訳すれば以下の通り。
FIREとは?
- Financial Independence, Retire Early
- = 経済的に独立、早期に退職
若い時期に大金を稼いで経済的自立を果たし、残りの人生は好きなことをして暮らす…そんなライフスタイルがアメリカでは人気があるようですね。
起業で成功し、その会社を売却することで大金持ちになり、アーリーリタイアするような人生です。もしくは投資で大金を作ったのちに、のんびりと余生を過ごすという人生もFIRE(Financial Independence, Retire Early)です。
そのためには、極力支出を抑えて貯蓄や投資にお金を回し、経済的自由を得るための土台を築くことに全力をつくします。
60代〜70代で引退するのではなく、30代〜40代で引退することがステータスなのですね。
…まあ、簡単なことではありませんが。
それでも、33歳の厚切りジェイソン氏はすでにFIRE(Financial Independence, Retire Early)を達成し、「いまは収入がなくなっても生活はできます。」と言えるほどに成功しています。
33歳にして残りの人生は好きなことだけをして生きていけるのです。
投資は自由に生きるためのフリーパスだ!
彼の言葉は、私たち投資家に刺さります。
そもそも、僕はお金を使うために増やしてるわけじゃないからね。
必要になれば使うけど、必要にならないだろうなと思ってるから売りません。
株や投資信託は、自由に生きるためのフリーパスのようなものです。
死んだときに残っていたら、それは自分の人生の価値じゃないですか。お金が足りなくならずに生きられたなって。それで十分ですね!
株や投資信託は、自由に生きるためのフリーパス!
お金を使うために投資をするのではなく、真の自由を手に入れるために投資を続ける。生きるためにお金を稼ぐ必要がなくなったときに、真の自由は手に入ります。そのための資産を構築するために働き、投資をする。
彼にはFIRE(Financial Independence, Retire Early)という明確な目的があるからこそ、「収入の9割を投資につぎ込む」ことができるのですね。
- 厚切りジェイソンさんが収入の9割を投資につぎ込む理由とは