ヨコヨコ、ドーン!|ブレイクアウトのエビデンスを強化する要素とは?
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先日届いたメルマガに興味深い話が掲載されていましたのでご紹介します。内容としてはFX初心者向きです。
ジイさんと溜口剛太郎氏の会話形式で進むトレード小話。今回の話題は、ブレイクアウトです。一部を引用します。
例えば、キリ番(00ポイント)と サポート・ラインがほぼ重なっていて、そこを下抜けたなら、サポート下方ブレークとともにキリ番を下抜けたエビデンスも 加わって下方ブレーク・アウト狙いの確度が増す傾向があるが 一般に、ブレーク・アウト狙いに於いて、それの支援となる大切な要素とは何であろうか…。
ジイさんのフリに対し、溜口剛太郎氏は次のように答えます。
まぁ、よく「ヨコヨコ、ドーン」などとも呼ばれているが…、 上昇トレンドに於ける一旦のレンジでの上方ブレークはダマシが少ない傾向があり、下降トレンドに於ける一旦のレンジでの下方ブレークはダマシが少ない傾向があると思うけどな…。
つまり、ブレーク・アウト狙いに於いても、トレンド方向は有効なエビデンスになるんじゃないのかな…。
ブレイクアウトの有効性(確実性)を担保するのは、トレンドの方向であるとの回答です。
ヨコヨコ(レンジ)からのブレイクアウトにおいて、最も重要なことは、直近までのトレンドの方向であると解説されているわけですね。
”『同じ様でも』トレンド次第で 上下ブレークは五分五分などでははないワケなのじゃ…”
つまり、上昇トレンド時のレジスタンスをブレイクした場合は買いのチャンスであり、下降トレンド時のサポートをブレイクした場合は売りのチャンスとなります。
ブレイクアウトにおけるトレンド方向は有効なエビデンスになると「ジイさん」は語ります。
サポートライン・レジスタンスラインをブレイクするときに気になるのは「ダマシ」ですよね。そのダマシを極力回避するためにも、直前までのトレンド方向(もしくは長期足におけるトレンド方向)は重要な鍵になるわけです。
”『同じ様でも』トレンド次第で 上下ブレークは五分五分などでははないワケなのじゃ…”
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ブレイクアウトのエビデンスを強化する要素は複数ある
もちろん、FXトレードの経験を積めば自然と理解できている内容ですが、FX初心者ならばこうした相場の性質を知っているだけでも凡ミスを防ぐことが可能になります。
サポレジだけでなく、PIVOTラインやトレンドライン、キリ番、ダイバージェンスなどブレイクアウトのエビデンスを強化する要素はいくつか存在します。それらをチェックすることでブレイクアウトの精度を高めることができるのですね。