
7億円トレーダー”裁量一筋男”と超高額インジケーター「ベストシグナル」

超高額インジケーター「ベストシグナル」
読者様からの情報提供です。アメブロで話題になっている7億円FXトレーダーが存在します。彼の名は、裁量一筋男。彼のブログはこちらです。
- 無料シグナル配信結果報告ブログ※2013年10月23日現在ブログは削除されています。
某ブログランキングでもFXジャンルにおいて上位を占めていますので、ご存じの方もいるかもしれません。 5年間で7億円を稼いだという実績を持つ裁量一筋男氏が、暇つぶしにシグナル配信を行っているブログだそうです。
そんな彼(裁量一筋男)が、高額なインディケーターの販売をスタートしています。販売されるインディケーターは3種類。どれも超高額です。
- miracleSignal 販売価格 840,000円
- ExcellenceSignal 販売価格 630,000円
- savingsSignal 販売価格 420,000円
- 3つまとめ買い 販売価格 1,575,000円
当初は弟子募集という話だったのが、いつの間にか有料インディケーター販売の話に切り替わっています。なんだか不気味ですね。新手のステマなのでしょうか?
無料での弟子募集から一転し高額インディケーターの販売へ
もともとは趣味の一環としてFX投資の弟子を募集し多くの常勝トレーダーを育成するという明確な狙いがあったようです。2013年内に1万人の常勝トレーダーを生み出すことが目的のようです。
入門はもちろん完全無料です。なにせ7億円を稼いでいるトレーダーですので、今さらちまちまと入塾料を取ることはしないのでしょう。
しかし、このFX徒弟制度の話はいきなり様子が一変します。
- 過去の弟子とともに使用していた優秀なインディケーターが、開発者の意向で無料利用できなくなりました(…残念)
- トレーダー育成のために、このインディケーターは絶対に必要なので、弟子入り希望者は、各人でインディケーターを購入して欲しい…
- インディケーターは、それぞれ42万円、64万円、84万円です!交渉の末、絶賛大幅値引きしてもらいました
- 10月21日から限定80名で募集スタートします
これまでの一連の流れは以下のサイトにも詳しく記載があります。
弟子の取引履歴画像が加工されている?
裁量一筋男氏には、弟子が何人か存在します。
第一期メンバー
- 天翔氏
- 五右衛門氏
- 三毛猫氏
第二期メンバー
- ジャック・バウアー氏
- シャネル氏
今回の呼びかけは第三期メンバーの募集です。
第一期メンバーの天翔氏ですが、某FXブログのコメント欄において取引履歴の偽造疑惑が取り沙汰されています。まずはこちらの画像をご覧ください。
この画像は天翔氏の2013年9月9日のブログに掲載されていた取引履歴だそうです。この取引履歴はGMOクリック証券のものですね。天翔氏のブログにも、GMOクリック証券に口座開設したとの記載があります。
師匠と同じクリック証券に20万円いれて準備万端です!!
先ほどの取引履歴ですが、一番右側の縦列データは決済損益です。つまり、金額が表示される欄ですね。ところが、天翔氏の取引履歴画像の決済損益データには、何故か三桁区切り(カンマ)がありません。
一番上のデータ(右端)は、1290と表示されています。通常であれば、決済損益(金額)ですので1,290と表示されるべきです。上から5段目の決済損益も、1090と表示されていてカンマがありません。本来は、1,090と表示されるはずです。
某ブログコメント欄で指摘されたためか不明ですが、その後画像が差し替えられています。
現在の画像はこちら(↓)です。
ご覧のように、現在の画像の右端欄(決済損益欄)の数字には、三桁区切り(カンマ)が表示されています。わかりやすいように並べてみます。

変更前(?)画像

変更後画像(現在のブログ画像)
変更後の画像には、3桁区切りのカンマが表示されています。某ブログコメント欄を見て、あわてて修正したのでしょうか?ここまで暴露されてしまうと、お弟子さんの取引履歴全てが疑惑の対象になりそうですね。
ちなみに、本当の取引履歴画面(GMOクリック証券)は、こんな感じです。※私の履歴ではありません。

GMOクリック証券取引履歴
右側の決済損益欄の数字には、しっかりと3桁区切りカンマが入っています。そして、一番左側には注文番号が連番で入っていますね。
天翔氏のブログ画像には、注文番号が抜けています(意図的に隠している?)。注文番号は通常は連番(番号が順番に並んでいる)です。
この注文番号を隠すことで、損失が発生した取引を意図的に隠すことも可能です。(過去に、そんな手口で取引履歴を偽造していたFXブロガーがいましたね)
ベストシグナルは、シグナル点灯ツールか?
ベストシグナルの販売ページを見ても、残念ながら各インディケーターの詳細な解説は掲載されていません。各々のインディケーターの違いも、よくわかりません。唯一インディケーターの稼働画像らしきものが掲載されています。

ペストシグナル画面
この画像を見る限り、チャート上に単体のヤジルシシグナルが表示されるインディケーターのようですね。これらのインディケーターに優位性があるかどうかは、全く不明です。
優位性も再現性も不明なインディケーターにこれほどの金額を払うことが、正しい判断なのでしょうか?
- miracleSignal 販売価格 840,000円
- ExcellenceSignal 販売価格 630,000円
- savingsSignal 販売価格 420,000円
- 3つまとめ買い 販売価格 1,575,000円
少なくとも、これらのインディケーターが確率統計的に長期的な優位性・再現性を保持しているかどうかを確認してからでも購入は遅くはないと思います。
もしもその判断前に80名の募集を締め切られたらそれは仕方のない事です。ベストシグナルを迷われている方には以下の言葉を贈ります。
リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに起こるものです。
by ウォーレン・バフェット