レバレッジは設定するものではなく、あくまでも結果だよ、という話

1ロットを必要証拠金4万円で取引する場合

1ロットを、必要証拠金4万円で取引します。

まずは1ロット（10,000通貨）を必要証拠金4万円で取引する場合のレバレッジを計算してみましょう。

レバレッジは25倍です。

ご覧の通り、レバレッジはポジションサイズと必要証拠金のバランス（割合）で決定します。

1ロットを必要証拠金10万円で取引する場合

1ロットを、必要証拠金10万円で取引します。

次に1ロット（10,000通貨）を必要証拠金10万円で取引する場合のレバレッジを計算してみましょう。

レバレッジは10倍です。

2ロットを必要証拠金10万円で取引する場合

2ロットを、必要証拠金10万円で取引します。

ロット数（ポジションサイズ）を変えた場合のレバレッジを計算してみます。2ロット（20,000通貨）を必要証拠金10万円で取引する場合のレバレッジは…

レバレッジは20倍です。

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ポジションサイズ（ロット数✕レート）と必要証拠金の関係性をわかりやすく一覧にした表がこちら。

1ロット（100万円）取引における必要証拠金額とレバレッジの関係

※1ロット＝10,000通貨、1ドル＝100円で計算

1ロットを取引する際のポジションサイズは100万円です。100万円に対し100万円の必要証拠金を用意すればレバレッジは1倍。100万円に対し4万円の必要証拠金を用意すればレバレッジは25倍。

2ロットにした場合は下の表の通り。

2ロット（200万円）取引における必要証拠金額とレバレッジの関係

※1ロット＝10,000通貨、1ドル＝100円で計算

ロット数を調整したり、あるいは必要証拠金額を調整することで、レバレッジはいかようにも変化します。

慣れれば簡単じゃよ。

ポジションサイズと必要証拠金のバランスでレバレッジは自然と決まるのじゃよ。

そもそも「レバレッジを何倍にしようかな？」という思考がズレていることがわかるじゃろ？

 

レバレッジは設定するものではなく、あくまでも結果なのですね。

そのとおりじゃ。

実効レバレッジは計算式が異なるので注意が必要！

先に挙げた例はあくまでも「必要証拠金に対するレバレッジ」です。

「実効レバレッジ」（あなたの口座資金量に対して、何倍の取引をしているか？）とは異なります。

詳しくは『実効レバレッジ』と『証拠金に対するレバレッジ』、『最大レバレッジ』の違いを説明できる？をお読みください。

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