「3R-リアルFX」とはどんなFX商材か?
3R-リアルFXはボリンジャーバンド主役の半裁量半システム手法
トレード歴15年の「ヒサヨシ」氏によるFX情報商材をピックアップします。名称は「3R-リアルFXヒサヨシ流トレーディングスクール」です。
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タイトル:3R-リアルFX 販売:合同会社トップイノベーション 内容:会員専用サイト・インジケーター・PDF・動画 発売日:2017/04/28 3R-リアルFX【公式サイト】 |
ヒサヨシ氏の経歴(トレード歴)は、彼の運営するブログやYouTubeチャンネルを見れば、ぽっと出のトレーダーではないことがわかります。まずはヒサヨシ氏のブログがこちら。
- 【ボリンジャーバンド】fx攻略ブログ|FXの獅子ヒサヨシ
またYouTubeにもチャンネルを所有しており、3年前(2015年)から積極的にトレード動画を公開しています。公開動画はすでに200本を超えています。
もともとはバイナリーオプショントレーダーか?
YouTubeチャンネルでは「FXの獅子|ヒサヨシ」という名で動画やブログ記事をアップしていますが、2年前(2015年3月頃)に動画投稿を始めた頃は「バイナリーの獅子|ヒサヨシ」という名で動画をアップしています。
当初は、バイナリーオプショントレーダーからスタートしたということでしょうね。ちなみに、「バイナリーの獅子|ヒサヨシ」のブログは現在閉鎖されていて、閲覧することはできなくなっています。
- バイナリーの獅子|ヒサヨシのブログ(https://ameblo.jp/fxhisa)閉鎖済み
ボリンジャーバンドを徹底的に追求するヒサヨシ氏
彼のブログタイトルにも「ボリンジャーバンド」と入っていることから、ヒサヨシ氏のメイン手法はボリバンであることが明白です。
- 【ボリンジャーバンド】fx攻略ブログ|FXの獅子ヒサヨシ
ブログの主旨にも次のように記載があります。
少しでも多く稼げるには、統計学を使ったボリンジャーバンドがオススメ。無理にエントリーして負けていたあなたも、勝てない投資を続けていたあなたも、稼げるようになっていきますよ!
自身の得意のテクニカルを絞り込み、徹底的に極めるという戦略は、評価できます。今回の3R-リアルFXも、当然のことながらボリンジャーバンドをメインにしたロジックとなっています。
ボリンジャーバンドに関しては、当ブログでも取り上げたことがあります。

「バンド上限で売り、下限で買い、これは間違いです!」byボリンジャー氏
実はボリンジャーバンドを考案したジョン・A・ボリンジャー氏は、ボリバンを「逆張り」で使うことを否定しているという興味深い事実があります。気になる方は以下の動画をご覧ください。※「逆張り」を否定しているシーンは1分20秒頃にあります。
1分20秒〜必見です。
ボリンジャーバンドを逆張りに活用するトレーダーは、本家本元のボリンジャー氏が逆張りを全否定している事実をどのように解釈するのでしょうか?
「3R-リアルFX」の中身を紹介
3R-リアルFXの形態は「オンラインスクール」
3R-リアルFXは、オンラインスクールという形態で提供されます。スクールの期間は不明ですが、メールサポートが4ヶ月との記載があるので、実質的に4ヶ月間のオンラインスクールと考えて間違いなさそうです。
3R-リアルFXで提供される主なサービスは以下のとおりです。
- BB Arrowインジケーターの提供
- マニュアル(PDF全104ページ)
- オンラインLIVEセミナー(毎週1回1時間)
- 4ヶ月間のメールサポート
3R-リアルFXで提供されるインジケーター「BB Arrow」
3R-リアルFXのキモはなんといっても「BB Arrow」インジケーター」でしょう。ヒサヨシ氏考案のオリジナルインジケーターです。もちろんボリンジャーバンドがベースです。
見た目は一般的なボリンジャーバンドと変わりありません。シグナル(矢印マーク)があるくらいでしょうか。

3R-リアルFX「BB Arrowインジケーター」
この「BB Arrowインジケーター」をチャートに表示させた状態でトレードをおこないます。シンプルで見やすいチャート画面は好感が持てます。
3R-リアルFXは”ボリンジャーバンド”を使った逆張り&順張り
3R-リアルFXはボリンジャーバンドをベースにしたロジックです。チャート上には以下の2つのインジケーターしか表示させません。
- システマチックインジケーター(BB Arrow)
- 移動平均線
移動平均線はもともとボリバンのベースとして表示されているので、実質的にはボリバンしか表示させないということになりますね。極めてシンプルなチャート画面です。

3R-リアルFX「BB Arrowインジケーター」
ボリバンといえばカウンタートレード(逆張り)ですが、3R-リアルFXも同様に「逆張り」が多く活用されます。ヒサヨシ氏のトレード動画においても、その多くが「逆張り」です。つまり、ボリバンの標準偏差を利用し、拡大(エクスパンション)からの収縮(スクイーズ)を狙ったカウンタートレードです。
逆にスクイーズ(収斂状態)からエクスパンションを狙った順張りトレードも行われます。
その他の特徴としては、以下の2点が挙げられます。
- 勝率7割
- リスクリワード1:1以上
勝率7割というのはちょっと盛りすぎですね。仮にヒサヨシ氏の勝率が7割であったとしても、それを(裁量判断が求められる手法において)第三者が再現するには相当の訓練が必要です。一方、リスクリワード1:1は逆張りでは妥当といえます。
”半裁量半システム”でおおいに裁量判断が求められる手法
公開されている動画を見るとわかりますが、システマチックではなく、おおいに裁量が入るトレードとなっています。トレードルールはありますが、仕掛けをするかどうかや手仕舞いをするタイミングにおいて裁量判断が求められます。
執行時間足だけでなく、相場の大局を判断するために複数の時間足(上位の時間足)をチェックし、トレンドの方向性を見極めます。その上で仕掛けの判断をおこなうという、極めて緻密なトレードです。
当然ですが、ヒサヨシ氏レベルの成果を出すには、相応の訓練(デモトレードと実践)が必要です。
毎週公開される会員限定LIVEセミナーをチェック
テキストマニュアルだけでは理解しずらい半裁量ロジックのエッセンスを正しく学ぶために、会員限定のライブセミナーが毎週開催されます。
LIVEセミナーは、毎週開催、つまり月に4回です。ただしいつまで開催されるかの記載は不明です。とはいえ、実際の相場を教材にしてリアルタイムでセミナーをしてくれるのは、受講者にとっては参考になるはずです。
「3R-リアルFX」の欠点
1.ボリンジャーバンド主体のロジックしか学べない
3R-リアルFXはボリバンを活用した「逆張り」ロジックが中心です。それ以外のロジックは学べません。そもそもボリンジャーバンドに興味を持てないトレーダーには不向きの商材です。ボリンジャーバンドがメインとなるロジックであることを事前にしっかりと理解した上で購入を検討する必要があります。
2.裁量が入る仕掛け&手仕舞い判断は初級者にはややハードルが高い
オリジナルツールBB Arrowが提供されるとはいえ、基本的には裁量判断が求められる手法です。複数の時間足を確認しつつ(MTF)、仕掛けや手仕舞いのタイミングを総合的に判断していくことが求められます。シンプルなサインツールを求めている方は買うべきではありません。
3.過去の公開LIVE動画では巨額の含み損(▲2700万円)を抱えたケースも・・・
2017年5月8日に配信されたLIVEトレードでは、2700万円もの含み損を抱えています。
ヒサヨシ氏は、この含み損を損切りすることなく、大量の資金投入で持ちこたえ、レート戻りを待って切り抜けるという荒業をおこなっています。ヒサヨシ氏の一連のトレードを「投資」と呼ぶにはちょっと無理があります。資金の動きだけ見るとギャンブル性を感じさせるトレードです。一般の個人トレーダーには真似することのできないトレードです。損切りをしないトレードがどれほどリスキーか、このブログで何度も取り上げています。
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念のため、3R-リアルFXトレーディングスクールでは、初心者向けに資金管理を重視したトレードを学ぶことができるとのお話です。
- ボリンジャーバンド主体のロジックしか学べない
- 裁量が入る仕掛け&手仕舞い判断は初級者にはややハードルが高い
- 過去の公開LIVE動画では巨額の含み損(▲2700万円)を抱えたケースも・・・
「3R-リアルFX」の評価ポイント
1.ボリンジャーバンドを極めた作者による渾身の「ボリバン商材」
作者のヒサヨシ氏は、長年にわたり、ボリンジャーバンド一筋で手法をブラッシュアップしてきたトレーダーです。彼の公開トレード動画を見ると、ボリバンに絶対的な自信を持ってトレードしていることが伝わってきます。
2.相場判断を複数時間足で確認してトレードするMTF(マルチタイムフレーム)概念を採用
執行時間足だけでなく、上位の時間足(長期の時間足)で相場のトレンドを確認しつつ、エントリーの可否をおこなっています。初心者でも王道かつロジカルな思考を学ぶことができる点は高く評価できます。
3.たった1つの武器をとことん突き詰める
3R-リアルFXは、基本的にボリンジャーバンドのみでトレードをおこないます。自身の得意ワザとして一つのテクニカルを徹底的に極めるというスタイルは、ホンモノのトレーダーに多く見られる傾向です。得意なテクニカル、得意な鉄板パターン、それらを修得し徹底的にブラッシュアップすることこそが、複雑極まる相場で生き残るコツです。相場で生き残るためには、多くの武器は必要ありません。
- ボリンジャーバンドを極めた作者による渾身の「ボリバン商材」
- 相場判断を複数時間足で確認してトレードするMTF概念を採用
- たった1つの武器をとことん突き詰めるスタイル
「3R-リアルFX」総合評価
【結論】ボリバン職人によるシンプルかつ王道ロジックは興味深い ボリンジャーバンドを武器にしたいトレーダーにとっては参考になる教材だ 「逆張り」がメインとなるため損切や資金管理を徹底する必要あり
3R-リアルFXは、ボリンジャーバンドトレードを長年実践してきたトレーダーだからこそ提供できる商材です。チャートに表示させるツールはボリバン(BB Arrow)のみ、というシンプルさも好感が持てます。MTF(マルチタイムフレーム)という概念を取り入れ、複数時間足で相場の大局を見極めて執行時間足でエントリーするというスタイルも、正攻法であり初級者にも参考になるはず。
ただし逆張りがメインとなるため、すんなり反転しない場合は、含み損を抱えるトレードも増えてきます。その時に躊躇なく損切りできるマインドも求められます。ヒサヨシ氏の公開トレードでは、含み損を抱えたときに損切りせずに大量の資金投下で持ちこたえるシーンが何度か出てきます。これは3R-リアルFXの本筋とは異なるとのことですが、初心者が真似をすると間違いなく火傷(やけど)をしますので、注意が必要です。
- ボリンジャーバンド主体のロジックしか学べない
- 裁量が入る仕掛け&手仕舞い判断は初級者にはややハードルが高い
- 過去の公開LIVE動画では巨額の含み損(▲2700万円)を抱えたケースも・・・
- ボリンジャーバンドを極めた作者による渾身の「ボリバン商材」
- 相場判断を複数時間足で確認してトレードするMTF概念を採用
- たった1つの武器をとことん突き詰めるスタイル
「3R-リアルFX」を購入したほうが良い人
- ボリンジャーバンドが好きな人
- シンプルなトレードを学びたい人
- 逆張りトレードを極めたい人
- LIVEセミナーでロジックを学びたい人
- しっかりと裁量を学び訓練をしたい人
3R-リアルFXを購入しないほうが良い人
- シグナルツールを探している人
- ボリンジャーバンド以外のロジックを学びたい人
- 完全無裁量のロジックを探している人
- ヒサヨシ氏と同じレベルのトレードができると思っている人
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タイトル:3R-リアルFX ヒサヨシ流トレーディングスクール 販売:合同会社トップイノベーション 内容:会員専用サイト・インジケーター・PDF・動画 発売日:2017/04/28 3R-リアルFX ヒサヨシ流トレーディングスクール【公式サイト】 |