プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)|概要
グローバルロイズ社が販売する『プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)』を検証レビューします。
販売元|グローバル・ロイズ株式会社
開発者|コウスケ
販売価格|29,800円(税別)
公式サイト|https://protri-fx.com/
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)|検証とレビュー
FX情報商材業界の勢力図をみると「クロスリテイリング社」が頭一つ飛び抜けています。その業界の雄(クロス社)とほぼ互角の勝負をしているのが「グローバルロイズ社」。ラインナップは少ないながらも、これまでに販売してきたFX商材はすべてロングセラーを記録していてinfotopのランキング上位を占めています。
当サイトで一押しのドラゴンストラテジーFXは、累計本数が1万本を超えています。このブログからだけでも1200本以上購入されています。
今回レビューするFX商材は、グローバルロイズ社の一押し『プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)』です。
ロビンスカップ第3位という実力者が開発
『プロフェッショナル・トリガーFX』開発者は”コウスケ”氏。元ミュージシャンという異色の肩書きを持ちます。その実力は折り紙付き。リアルマネーでトレードを競う「ロビンスカップ」において第3位という実績を持ちます。ロビンスカップ(正式名称:World Cup Trading Championships)は世界30カ国からトレーダーが参加するリアルマネートレードコンテストです。30年を超える歴史を持つ由緒ある大会です。
ただ、今回のロビンスカップ第3位という実績は、あくまで日本国内のみで行われたトレードコンテストにおける成績です。世界大会ではありません。正式な大会名は「ロビンス・ワールド・トレーディング・チャンピオンシップ(WTC)2017」です。2017年10月2日〜2018年2月28日の5ヶ月間の成績を競い合う国内大会です。それでも十分に素晴らしい成績です。実力を持っていることは間違いありません。
FXトレーダーの前は「Moran」というビジュアル系バンドでギタリストとして活躍していた異色の経歴です(「Moran」は惜しくも2015年9月に解散しています)。
バンド活動のかたわらFX投資も続けていたので、投資歴は短くはありません。なかなかユニークな経歴を持つ「コウスケ」氏です。さっそく、彼が開発した『プロフェッショナル・トリガーFX』を紐解いていきます。
ビッグトレンドを初動から追随し、利益を極限まで刈り取る”順張りシステム”
『プロフェッショナル・トリガーFX』は、ビッグトレンドの初動を捉えてギリギリまで追随し、利益を極限まで刈り取る順張りシステムです。
基本はトレンドフォローです。仕掛けのタイミングは確度の高い「押し目買い・戻り売り」に加え、やや逆張り的なタイミングで仕掛けることでトレンドの”初動”を狙います。
複数本のボリンジャーバンドを重ねて表示したチャート
『プロフェッショナル・トリガーFX』をMetaTrader4に設定したチャート画面をご覧ください。
上図チャートはEURJPYの5分足です。
最大の特徴は、複数のボリンジャーバンドを重ねて表示させている点です。同一テクニカルをパラメーターを変えて複数本同時表示させるテクニックは海外などでよく見られます。FX商材としては天底チャートMT4(ストキャスを重ねて表示)などにも取り入れられています。
1枚のチャートのみで”視覚的”に相場環境を捉えるための工夫が随所に
サブウィンドウにはヒストグラム(棒状のテクニカル=トレンドバー)とカスタムRCI(Pro_tri_RCI)が表示されています。ヒストグラムは相場の方向性や強さを表しています。
カスタムボリンジャーバンド(複数本)・トレンドバー(ヒストグラム)・RCIなどで環境認識をおこないつつ、チャート上のサイン(矢印など)で仕掛けや手仕舞いをおこなうというスタイルです。
また、エントリー時の重要な要素となるSL(損切りライン)や推奨ロット数を自動表示する補助ツールが付属していて、資金量や相場状況に応じた緻密なリスクコントロールを可能にしています。
さらに、トレンド転換時やサイン発生時にはチャート画面が激しく点滅(フラッシュ)して、チャンスを知らせてくれます(この仕様は好みが分かれるところでしょうが)。
1枚のチャートのみで、視覚的に相場環境を捉えるための工夫が随所になされています。
シグナル(矢印マーク)をフィルタリングして仕掛けをおこなう
トレンドの方向性を示す矢印(マーク)と同じ方向の矢印出現でEntryします。もちろん全てのシグナルが有効ではありません。ボリバンやRCI、ヒストグラム等でフィルタリングしシグナルを取捨選択します。
利食いタイミングもチャート上にシグナルが表示されます。ルールに従って利食いタイミングを更に伸ばし、トレンドをギリギリまで追随する工夫がなされています。
執行時間足は「5分足」を使用するのでデイトレです。簡単に『プロトリFX』の概要をまとめておきます。
- 推奨通貨ペア:USD/JPY、EUR/JPY、GDP/JPY
- 執行時間足:5分足
- 基本ロジック:トレンドフォロー(押し目買い・戻り売り)
仕掛けから手仕舞いまでの一連の流れをご覧ください。
初回ENTRY後に、追撃シグナル点灯で、ポジションを積み増しします。その後手仕舞いしています(※追撃モードにてトレード)。
スキル毎に3つモードが選択可能で、FX初心者から中・上級者まで幅広くニーズを満たしてくれるシステム
初心者向けという印象が強い『プロトリFX』ですが、モード切替によって補助ツール(カスタムRCI)を取り入れた裁量判断で利幅を伸ばすロジック(エキスパートモード)も上級者向けに用意されています。FX初心者から中・上級者まで、幅広くニーズを満たしてくれるシステムです。
各人の投資スキルに応じて3つのモード(インターフェース)が用意されています。
- ビギナーモード(初心者向けシグナルのみ)
- 追撃ブーストモード(ピラミッディング用シグナルをプラス)
- エキスパートモード(上級者向け裁量ロジックをプラス)
各モードに応じて、チャート上に表示させるインジケーターも変わります(MT4テンプレート設定で容易に変更可能)。
バンドウォーク”初動”をすばやく察知し、トレンドに追随し利益を極限まで拡大する
『プロフェッショナル・トリガーFX』の優れている点は、トレンドの初動にすばやく飛び乗るエントリー精度の高さです。複数時間足のボリンジャーバンドのバンドウォークを瞬時に察知し、シグナルを表示させているように見えます。
もう一つの優位点は、”トレンド追随性能の高さ”にあります。ビッグトレンドの初動に乗り、トレンドが継続する限りギリギリまで利益を伸ばしていく工夫が随所に組み込まれています。
「追撃ブースト機能」を稼働させることで、最初の仕掛け(Entry)後に、適切なタイミング(押し目・戻り)で新たなポジションを建てていきます。
いわゆるピラミッディングですね。その後、決済シグナルが表示され2つのポジションを手仕舞いします。ボリンジャーバンドの上抜けが手仕舞いタイミングです。
今回のトレードは理想的な形で終了しましたが、裁量を加えるエキスパートモードでは、ここで決済しないケースもあります。サブウィンドウに表示されたカスタムRCIを目視で判断してポジションを持ち続け、さらに大きな利益を狙います(=エキスパートモード)。
販売元|グローバル・ロイズ株式会社
開発者|コウスケ
販売価格|29,800円(税別)
公式サイト|https://protri-fx.com/
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)|欠点
まず『プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)』のデメリットについて解説します。以下の欠点が許容できない人は買うべきではないでしょう。
ロジックは非公開であるためロジックの本質は学べない
『プロフェッショナル・トリガーFX』はロジック非公開ツールです。ロジックの背景は理解できても、本質は学ぶことができません。ツールを使いこなしながらストラテジーの得意な相場と不得手な相場を見極めて行く必要があります。
ツールが重いのでそこそこのPCスペックが必要
『プロフェッショナル・トリガーFX』をMetaTrader4に設定し、4〜5枚のチャートを同時起動させるとじゃっかん”もたつく”印象があります。多くのテクニカルを裏で走らせていてティックの読み込み速度に影響を与えていることが原因です。スペックの低いPCだと、もっさり感が出てしまい、ツールの性能を十分に発揮できません。複数通貨ペア同時監視でサクサク動かしたいならば、最低でも2016年以降のPCスペック(市販品)は必要でしょう。
レンジ相場では勝率が落ちる
トレンドフォローロジックですので、トレンド発生では容易に利益を増やすことが可能です。課題はやはりレンジ相場での損切りでしょう。相場の8割はレンジ相場です。この8割の時間帯でいかに損失を小さくしておくか、トレンドフォローロジックの最大の課題といえます。残念ながら『プロトリFX』はレンジ相場での勝率は高くありません。ストップはかなり深めなので損切りに合うとそれなりに利益を削り取られます。
ここが残念
- ロジックは非公開であるためロジックの本質は学べない
- ツールが重いのでそこそこのPCスペックが必要
- レンジ相場では勝率が落ちる
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)|評価点
次に『プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)』の評価できるポイントを解説します。
ビッグトレンドを”しゃぶり尽くす”ための機能が充実
『プロフェッショナル・トリガーFX』は、ビッグトレンドの頭から尻尾までを徹底的に刈り取るための機能が満載です。トレンドの初動を逆張り的に仕掛け、その後はピラミッディングで押し目・戻りでポジションを追加していく(追撃ブーストモード)。最後は裁量を加え(エキスパートモード)、トレンドの終焉まで追いかける。なかなかのハイエナぶりですね。
スキルに応じた3つの”モード切り替え”が可能
『プロフェッショナル・トリガーFX』には、各人の投資スキルに応じて3つのモード(インターフェース)が用意されています。
- ビギナーモード(初心者向けシグナルのみ)
- 追撃ブーストモード(ピラミッディング用シグナルをプラス)
- エキスパートモード(上級者向け裁量ロジックをプラス)
各人の投資スキルにマッチしたモードを選択し、レベルアップに合わせて段階的にモードを切り替えていくことが可能です。
ロイズ社ならではの”完成度の高さ”を感じさせる
グローバルロイズ社の商材はどれもツールとしての完成度が高いといえます。初心者向けのツールが多いのですが、痒いところに手が届くような機能が満載でです。順張りツールとしての使い勝手が非常に良く考えられています。損切り幅や最適なロット数などもチャート上に表示する機能があり、常に相場に合わせたトレードが可能です。
ここが評価できる
- ビッグトレンドを”しゃぶり尽くす”ための機能が充実
- スキルに応じた3つの”モード切り替え”が可能
- ロイズ社ならではの”完成度の高さ”を感じさせる
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)|総合評価
ビッグトレンドを初動から追随し利益を極限まで刈り取る”順張りシステム”としての完成度は高い
ビッグトレンドの初動を捉えてトレンド終焉まで追随し、利益を最大限まで刈り取る順張りシステムは、グローバルロイズ社ならではという印象です。
ビッグトレンドを骨の髄までしゃぶり尽くし利益を最大化するストラテジーは、初心者から中級者まで満足できるはず。特にトレンド初動を捉えるシグナル精度の高さは、感心するほどです。
ストップ(損切り)幅は深いため一度損切りにあうとダメージは大きいがビッグトレンドをきれいに刈り取ることが可能なので結果的には”損小利大”が実現できる
もちろん「損切り」もあります。損切り幅は深いため、一度の損切りでのダメージは小さくありません。とはいえ、トレンドを頭から尻尾までしゃぶり尽くすストラテジーによって、勝率は低くとも損小利大を可能にしています。
損切りラインと適正ロットを遵守しつつ、ビッグトレンドで着々と利益を積み上げていく王道手法を学ぶことができるFX商材です。
この手の商材(ツール)は食わず嫌いで避ける人も少なくありませんが、順張りトレーダーならば本FX商材から様々な発想・ヒントを得られるはずです。
- ビッグトレンドを”しゃぶり尽くす”ための機能が充実
- スキルに応じた3つの”モード切り替え”が可能
- ロイズ社ならではの”完成度の高さ”を感じさせる
- ロジックは非公開であるためロジックの本質は学べない
- ツールが重いのでそこそこのPCスペックが必要
- レンジ相場での負けパターンは未公開
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)を購入するべき人
- 派手なチャートが好きな人
- 順張りトレーダーの人
- 高い勝率を求めていない人
プロフェッショナル・トリガーFX(プロトリFX)を購入してはいけない人
- シンプルなチャート画面で取引したい人
- ロジックを100%理解したい人
- 高い勝率を求めている人
販売元|グローバル・ロイズ株式会社
開発者|コウスケ
販売価格|29,800円(税別)
公式サイト|https://protri-fx.com/