世界的なドル売りでUSDJPYが続落中
先先週後半(8月21日)からドルが続落しています。世界的なドル売り優勢は今週に入っても終わりそうにありません。主な原因は世界同時株安ですね。ニューヨークダウも続落中です。
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週よりFXスキャル・パーフェクトシグナルの検証をUSDJPY(ドル円)にておこなっていますが、ドル円はとうとう121円台にまで下落しました。FXスキャル・パーフェクトシグナルでの1時間足チャートを御覧ください。
非常に強いダウントレンドが形成されているのがわかります。
FXスキャル・パーフェクトシグナルはUSDJPYで”圧勝”
この状況下では、トレンドフォローロジックは最強となります。FXスキャル・パーフェクトシグナルに限らず、あらゆるトレンドフォロー系ツールが圧勝しています。1時間足では売りシグナル(オレンジの下向き矢印)しか表示されていませんので、当然5分足ではすべて「売り」で仕掛けることになります。
それでは8月19日(水)以降のダウントレンドにおける5分足シグナル(USDJPY)をすべて拾ってみましょう。
■1回目のトレード
エントリー後、戻し圧力で損切りとなります。直近高値を切り下げていたため、大きなヤケドにならずに済みました。
■2回めのトレード
エントリー後に、一気にレートが下落しました。その後持ち合いに移行し、直近高値を上回ったところで手仕舞いとなります。※エントリー前の「売り」シグナルは、フィルタリングにより回避されています。
■3回めのトレード
エントリー後にレンジ相場に移行、あえなく手仕舞いとなります。
■4回目のトレード
エントリー後にボリバン3シグマタッチで手仕舞いです。ボリバンタッチを見送ったとしても、その後大きく戻される展開だったため、このタイミングがベストでした。
■5回目のトレード
エントリー後に、小さな戻しを繰り返しながらも続落しました。下値が堅くなったところで直近高値を抜け、手仕舞いです。
■6回目のトレード
エントリー後レートが一気に下落しました。典型的なボリバンのエクスパンションです。その後下値を支えられレンジに移行しました。そのタイミングで直近上値を抜けてEXITしています。
■7回目のトレード
エントリー後に、ゆるやかなエクスパンションを経て、レートが戻されました。
6勝1敗は”当然の結果”
下落トレンドが発生して計7回のトレードチャンスが発生しました。
ご覧のとおり、6勝1負でした。
+24pips
+5pips
+9pips
+42pips
+38pips
+20pips
________
+134pips
非常に大きなダウントレンドが発生していたため、順張りロジック系では勝って当然と言えます。本当は、負けトレードを詳しく検証したいのですが、なかなかそのチャンスに恵まれません。このダウントレンドが終息するまでは、様子見ですね。
ゆるやかなブレイクを捉えるツールという印象
前回の記事でも触れましたが、5分足におけるENTRYシグナルのタイミングが絶妙です。シグナル点灯のローソク足が、大きく伸びていないところに注目してほしいです。一般的なブレイクアウトであれば、レートがグンッと伸びたところでシグナルが点灯するケースが多いです。
一方、FXスキャル・パーフェクトシグナルのエントリーシグナルは、ゆるやかなブレイクを捉え点灯させています。突発的なブレイクではなく、静かなブレイクを捉えているため、初心者でも落ち着いてエントリーができるというメリットがあります。
また、このツールの勝ち方を見ると、細かく手仕舞いをしている印象です。やはりスキャルピング的なスタイルですね。今回は、ダウ理論をベースにした直近高値・安値タッチによる手仕舞いが効果的に機能しました。
期待できるが、負けトレードも見てみたい
これまでのところ、FXスキャル・パーフェクトシグナルは、堅調なトレードを実現しています。勝ちトレードにおけるこのツールの特性は見えてきました。
- ボラティリティブレイクを初期段階で捉える
- ダウ理論と標準偏差をベースにした手堅い手仕舞い
一方で負けトレードが少ないため(大きな下落トレンド中であるため)、レンジ相場における負けトレード(つまり、ダマシ発生)を検証しきれていません。
負けトレードの検証こそ、重要です。どのような相場でダマシを発生しやすいのか、またダマシによる損失を最小限にとどめるロジックはあるのか?など、負けトレードを詳しく検証することでこのツールの精度を高めることができるようになります。
次回は、レンジ相場における負けトレードを中心に検証していきたいと考えています。