FXスキャル・パーフェクトシグナルをMetaTrader4に設定
前回の記事に引き続き、FXスキャル・パーフェクトシグナルのレビューとなります。今回は、FXスキャル・パーフェクトシグナルをMetaTrader4に設定し、表示させるまでをレビューしてみたいと思います。
- FXスキャル・パーフェクトシグナルを購入しました
- FXスキャル・パーフェクトシグナルをMetaTrader4に設定してみた
- FXスキャル・パーフェクトシグナル会員限定オンラインセミナーを視聴した感想
- FXスキャル・パーフェクトシグナルを稼働させてみた結果
- FXスキャル・パーフェクトシグナルが、世界的なドル売り市場でトレンドを捉え”圧勝”
- ボリンジャーバンドブレイクアウトの優位性と「FXスキャルパーフェクトシグナル」
- ボリバンブレイクアウトツール【SQI】のロジックを詳しく解説します
- FXスキャル・パーフェクトシグナル第2回オンラインセミナーを視聴
まずは、会員専用サイトSPSからインディケータをダウンロードします。
それではMetaTrader4に設定してみましょう。検証に使用するMetaTraderは、FXDDのデモ口座です。チャート上に表示させると以下の様な画面になります。
画面の構成は、以下のとおりです。
推奨通貨ペアのUSDJPY(ドル円)とEURUSD(ユーロドル)の5分足と1時間足が表示されています。商材では、最大4通貨ペアを同時表示させるための「チャート組表示」が用意されていますが、今回は推奨通貨ペアのみを表示させる組表示を設定してみました。
1時間足チャートで相場を俯瞰(ふかん)する
まずは1時間足(USDJPY)です。
FXスキャル・パーフェクトシグナルでは、1時間足で大きな相場の流れを捉え、5分足でトレードを行います。いわゆるマルチタイムフレーム(MTF)という概念を採用しています。1時間足チャートでは、現時点のトレンドの方向性を確認するために使用します。
表示されているインディケータは、以下のとおりです。
- 矢印(トレンドの方向)
- 平均足
- 移動平均線(13日)
上のチャート図(USDJPY1時間足)では、オレンジ色の下向き矢印が連続して点灯しています。つまり現在の大きな流れは下降トレンドであると認識することができます。ただ、平均足(赤と白のローソク足)では陽線(白いローソク足)が目立ってきています。下降トレンドが終息しつつあるとも読み取れますね。
5分足チャートでトレンド方向に仕掛ける
次に実際にトレードをおこなう5分足チャートを見てみましょう。
5分足チャートには、以下のものが表示されています。
- 矢印
- ボリンジャーバンド(±3シグマ)
- ZIGZAG(ダウ理論)
- 移動平均線(21日)
- ヒストグラム(ボラティリティ)
チャートを見ればお分かりの通り、目新しいインディケータはひとつも使用していません。
ENTRY(仕掛け)は非常にシンプルだ
FXスキャル・パーフェクトシグナルのエントリータイミングは、以下のとおりです。
- 1時間足でトレンド方向を確認
- 5分足でシグナル点灯を確認
- フィルター(エントリーを避けるフィルター)をチェック
- エントリー
すべての矢印シグナルに従うのではなく、特定のフィルタリングをおこなうことで、エントリーの精度を高める工夫がなされています。手順はシンプルであり、初心者でも迷うことなくエントリー判断をすることができそうです。
2種類の手仕舞い(EXIT)タイミングを使い分ける
エグジットは複数の方法が用意されています。
- トレイリングストップ(ZIGZAG)によるエグジット
- ボリンジャーバンド(3シグマ)タッチによるエグジット
トレイリングストップとは、段階的にストップラインを切り上げていく方法であり、FXスキャル・パーフェクトシグナルでは「ZIGZAG」を利用しています。高値or安値を切り上げるごとに、ストップラインを移動させます。直近の高値・安値を割り込んだ時点で手仕舞いを行います。結果的にトレンドを追いかけて行くことが可能になります。
もう一つのボリバン3シグマタッチによるエグジットは、行き過ぎたレートが戻される直前に手仕舞いをするというアイデアですね。レートが伸び、ボリバン3シグマにタッチすると、一旦戻されることがあります。このタイミングで手仕舞いを行います。堅実ですね。
私だったら、バンドウォークの可能性を考えて、トレイリングストップでトレンドを追いかけますね。
ロジックは王道的なトレンドフォロー
FXスキャル・パーフェクトシグナルのロジックは、大きな時間足に同調する方向に仕掛けるトレンドフォローであるといえます。目新しさはまったくありません(良い意味で)。
オーソドックスなスタイルであり、仕掛けや手仕舞いのタイミングも、古くから語り尽くされたものばかりです。奇をてらわないシンプルなロジックには、むしろ好感をいだきます。シンプルなロジックであるほど、様々な相場に応用でき、普遍性も高いと考えています。
矢印が点灯するロジックについては語られていません(ブラックボックス)が、それ以外のロジックに関してはすべて商材内で解説されています。
トレンドフォローであるため、大きなトレンドを捕まえることができれば、比較的簡単に勝つことができます。トレイリングストップによりトレンドの終息まで追うことが可能です。
ダマシ回避の秘策はあるのか?
トレンドフォロー(順張り)ロジックである以上、ダマシは避けられません。このダマシをいかに回避するか、そしてダマシによる損失をいかに小さくするか?この2点がトレンドフォローにおける最大そして最重要課題です。
私自身もトレンドフォロワー(順張りをメインロジックにしているトレーダー)ですが、多くのトレンドフォロワーにとって、この「ダマシ回避」は常に頭を悩ませる課題であると言えます。FXスキャル・パーフェクトシグナルにおいても、このダマシ回避は大きな課題になることは間違いありません。
また、トレンドはそうそう発生するものではありません。相場の8割は持ち合いです。通常トレンドを捉えるためにはチャートへの張り付きは避けられません。
次回記事では、実際にFXスキャル・パーフェクトシグナルを長時間稼働させてみて、ダマシ回避の秘策があるのかどうか?トレンド不在時のトレードチャンスはあるのか?などを探ってみたいと思います。