問題作「ラグジュアリーFX」の後継サービス
プレシャスFXはツール型のシグナル配信サービスです。前作、ラグジュアリーFXの後継機という位置づけですね。
チャンピオンシグナル配信者でもある天羽義治氏の関連商材です。前作ラグジュアリーFXは、公開直後の成績やバックテスト成績が非常に優秀だったため、多くのユーザーが参加したようです。
しかしその直後、公表されていた成績が、ストップを全く考慮しない成績(バックテスト成績&フォワード成績)だったことが判明しました。すべての成績が大幅に水増しされていたことになります。この事実は、購入ユーザーを混乱に陥れました。
ポジション保有中に、ストップにかかっていたとしても、最終決済ポイントがストップよりも上になる場合は、ストップそのものを無かったこととして、成績を掲載していたわけです。
この場合、リアルトレードではマイナス(ロスカット)です。しかし公開成績では大幅プラスでの掲載です。これでは正しい成績とは言えません。水増しされた成績と非難されても仕方がありません。
当然、購入ユーザーも黙ってはいません。販売会社はユーザーの不信に応える形でシステムの修正を余儀なくされました。ところが、システム改変の結果、リアル実績は低調に…。これが、前作「ラグジュアリーFX」です。
プレシャスFXは1時間毎のシグナル配信
さてその後販売された「プレシャスFX」ですが、ラグジュアリーFX同様にツール型のシグナル配信サービスです。ラグジュアリーFXでは天羽氏の名前を全面に押し出していましたが、プレシャスFXでは「天羽氏」の名前が完全に伏せてあります。
プレシャスFXもラグジュアリーFX同様、1時間毎にシグナルが配信(ツール上で表示)されます。自動売買ではありませんので、シグナルを確認して、手動でのエントリーとなります。エントリー時に、ストップ値も指示が出ます。
エントリーシグナル後は、決済シグナルもしくは損切りシグナルが配信されます。仕組みは前作のラグジュアリーFXと同じです。
プレシャスFXをEAで提供して欲しい
プレシャスFXは、エントリー値、エグジット値、ストップ値がすべて明確です。それならばEA(自動売買)化が可能ですね。24時間配信であれば、EAで提供したほうがユーザーも助かると思います。人は24時間トレードすることは不可能です。是非、EA(自動売買ツール)として提供して欲しいですね。
そうすれば過去チャートでロジックの優位性も検証することが可能になります。
問題の本質は”成績”ではない
あなたはシグナル配信サービスが抱える課題を理解していますか?シグナル配信サービスを利用することの、最大の課題は何でしょうか?実は成績なんてどうでも良いです。
どんなFX商材(シグナル配信サービス)でも、ロジックがその時の相場に合致すれば勝ちます(成績は出ます)。逆に相場に合致しなければ、負けます。短期的に勝てることと、長期的に優位性があるかどうか?ということとは、全く別の次元の話です。
シグナル配信サービスを利用することの問題点は、成績とは別のところに存在します。それは、大半のシグナル配信サービスにおいて、ロジックが不明(非公開)であるということです。エントリーの根拠、ストップの根拠、利益確定の根拠、損切りの根拠、これらが全てブラックボックスです。
不安感・不信感の増大を止められない
ブラックボックスのロジックを使用してトレードする場合、成績が良ければ、継続して使うことができます。しかし、一旦成績が落ち込んだ場合、一気に不安感・不信感が発生します。
- 「このまま使い続けて大丈夫だろうか?」
- 「このドローダウンは、たまたまなのか?」
- 「含み損が大きくなってきた(汗)、損切りしなくて大丈夫だろうか?」
- 「成績は、回復するのか?」
- 「やっぱり、これ使えないのでは???」
不安や不信感が大きくなってくると、皆、同じ行動を取ります。そうです、検索をします。
- 「ほかの人は、どうなのだろうか?」
- 「このツールに問題があるのでは?」
- 「もしかして、詐欺商材なのかな?」
ヤフーやグーグルで検索を始めます。すると・・・同じように不安や不信感を抱いたレビューや、検証ブログなどを目にすることになります。無意識にネガティブな記事を探してしまうことになるでしょう。
- 「やっぱり、このツール使えないんだ!」
- 「これ以上使い続けるのは危険だ!」
- 「ひどい!これじゃ、詐欺だ」
- 「ダマされた!」
・・・そして、運用をストップ。人は、一度でも不安・不信感を抱いてしまうと、ネガティブな記事しか目に入らなくなります。これは、心理学的にも実証されています。
人間の脳は、ポジティブなことよりもネガティブなことに反応しやすいようにできています。
あなたはこんなクジ引きゲームを継続できますか?
もう少しわかりやすく説明してみます。ロジックが不明なツールを使うというのは、例えてみれば「くじ引き」のようなものです。
あなたの目の前に中身が見えない箱があります。その箱の中に「60個の当たりクジと40個のハズレクジ」が入っています。合計で100個のクジです。このクジは「10回引けば、6回は勝てますよ!」と説明を受けます。平均勝率60%です。
これが本当であれば期待値がプラスですので、優位性が十分にあります。「10回引けば6回は勝てるなんて、すごい!」と思いますね。
あなたは、中身の見えない箱の中に手を入れて、クジを引きます。最初は当たりクジが結構な割合で出てきます。運が良ければ10回引くと6回は当たりクジです。あなたは「このクジは勝てる!」と思うはずです。
しかし、たまたま運が悪ければ、勝率が下がってしまうときに遭遇(=ドローダウン)します。10回引いても3回しか当たりクジが出ない場合もあります。
酷いときは、10回のうち1回しか当たりクジが出ないタイミングに遭遇するかもしれません。
もちろん期待値はプラスなので、くじを引く回数を増やせば増やすほど、勝率は60%に収束する(つまり勝ち越せる)のですが、運が悪ければ短期的に勝ち越せない状況に遭遇するわけです。あなたは、不信感を抱き始めます。
- 「このクジ、なんかおかしい?」
- 「最初の説明(10回のうち、6回勝てる)と違う!」
- 「このクジって、実は勝てないんじゃないか?」
- 「このクジに、実は優位性なんてないのでは?」
- 「もしかして、自分はダマされてる?」
- 「このクジは、不良品ではないか?」
こうなると、あなたは、次のクジを引くのが怖くなります。中には、提供者に詰め寄る人もでてきます。
- 「よくも俺をダマしたな!」
- 「ウソつきめ!」
- 「金返せ!」
もし本当に優位性(期待値プラス)があれば、ドローダウンは一時的なものですので、使い続ければトータルで成績はプラスになるはずです。しかしロジックがわからないため、一旦成績不振になれば心理的に継続使用が困難になります。
ロジックが非公開のシステムやシグナル配信を使うとはこういうことです。
成績なんて、どんなダメ商材でも勝てるときがあります。さらに、過去データに最適化したロジックであれば、過去成績を優秀に見せることは簡単(カーブフィッティング)です。
相場は常に変化しています。ロジックを知らない(orロジックを持たない)状態で、長期的に相場に立ち向かうことは無謀です。銃を持たずに戦場に駆り出されるようなものです。
もう、こんなことはやめましょう。お金をドブに捨てるだけです。
優位性・再現性のあるロジックを学ぶことが投資スキル向上には不可欠
ここまで言っても信じられない方は、きちんと自分で調べてみて下さい。過去に販売されたシグナル配信サービスを購入して、現在も使い続けている人がいるかどうか?是非、調べてみて下さい。
短期的には勝てるときもあるでしょう。しかし大きな含み損が発生したときや、損失が拡大したときに、継続して使い続けられるか?ということが問題なのです。これが「ロジック不明」商材の最大の問題点です。
結局、不安・不信感が増大して、継続使用が困難になります。そして、別の商材へ・・・この”無限ループ”から抜け出さない限り、あなたは、永遠に勝てるようになりません。
そろそろ、相場に本気で向き合って下さい。
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