FXコアの成績について
問い合わせの多い商材です。FXコアは口座縛りのあるEA(自動売買システム)ですね。多くのユーザーの方から「FXコアを使って、今のところ勝っていますがどうでしょうか? 」という問い合わせを頂いています。
どんなEAでもツールでも、ロジックが相場に合っていれば短期的に勝つときはあります。ロジックが相場にマッチしていれば勝し、マッチしていなければ負けます。
FXコアが安定した成績を出せているということは、今の相場に非常にマッチしているということだと思います。相場が変化した時に、FXコアの本当のポテンシャルが判明するでしょう。
pepper stoneってどんなブローカー?
FXコアでは、pepper stoneという海外のブローカーが指定されています。オーストラリア証券投資委員会(ASIC)から、認可を受けている海外ブローカーです。
設立は2010年ですので、社歴はまだ2年程度です。当然、日本の金融庁は許可をしていません。つまり日本の金融庁からすれば、無登録業者となります。
口座開設も比較的簡単で、レバレッジ200倍~400倍での運用が可能なため、海外トレーダーだけでなく日本の「ハイレバ」トレーダーも結構利用しているようです。
ただ、海外トレーダーの間では評判は良くありません。
海外フォーラムではやり玉に挙がることもあるブローカー
私がよくチェックしているFX海外フォーラムでは、pepper stoneの話題がときどき持ち上がります。新興ブローカーにありがちなサーバーの脆弱性が問題になり、頻繁にサーバーダウンに見舞われています。
今年の3月3日に、サーバー増強&移転を行いましたが、サーバーダウンの頻度は減りません。いまだに(2012年6月現在)、頻繁にサーバーが止まる状況が続いています。スリッページ(注文を出した値で約定しない)も酷く、海外フォーラムでは「不安定なFXブローカー」の一つだと評価されています。
pepperstoneの評価を下げるような出来事もありました。レートが大きく動いたときに、システムエラーが起きて入金処理ができなくなってしまい、ハイレバで運用していた多くのトレーダーがロスカットを余儀なくされたのです。この入金エラーが、ブローカー側が意図的に行ったのではいか?と、一時期、騒然としたわけです。・・・真実は闇の中です。
FXコアを購入すると必然的にpepper stoneでの運用となります。他の選択肢は用意されていません。
IB(Introducing Broker)について
話はそれます。多くのEA販売会社が、なぜ口座指定(口座縛り)のような面倒なことをやらせるのか?あなたはご存じですか?pepper stoneでは、おなじみのIB(Introducing Broker)もやっています。
※IB(Introducing Broker)については、以下の記事でも書きました。
いわゆるスプレッドバックですね。ユーザーに口座を開設させ、継続的にトレードさせることで、業者に報酬が入る「ライフタイムコミッション」=アフィリエイトのようなものです。
あなたに、口座を開設させて、トレードをさせることで、継続的に、販売業者にリベート(キャッシュバック)が入ってくる仕組みです。リベートは、間接的にあなたが負担します(あなたのスプレッドに上乗せ)。
リベート率は、ブローカーと販売業者との間での取り決めのため、一律ではありませんが、0.05~1.5Pipsと幅があります。ざっくり調べたところ、pepper stoneのリベート率は、0.30~0.35Pipsです。
仮に、リベート率が0.32Pipsとした場合、あなたが、FXコアでトレードすればするほど、1トレード(往復)あたり、0.32Pipsのリベート(キャッシュバック)が、販売業者の懐(ふところ)に入ります。これは言い換えれば、あなたの利益が0.32Pips削られている、(あなたのスプレッドコストが0.32Pips上昇している)ということになります。
さらに、口座開設させることで、ボーナスキャッシュバックも販売業者に支払われるケースもあります。一般的には、先ほどの総リベート金額の10%程度です。世の中には、こんな美味しいビジネスが存在するんです。
あなたのお金は少しずつ搾取されている
あなたがpepper stoneに口座開設し、EA(自動売買)でトレードをさせられることによって、販売業者には継続的なリベート&ボーナスが入るわけです。あなたは、その仕組みの中の”歯車”=”カモ”に過ぎません。販売業者に支払われるリベート&ボーナスの原資は、あなたが負担するコスト(スプレッド)から拠出されています。
この事実を、知っておいた方が良いです。
仮に10000通貨で1日に10トレード、リベート率が0.3Pipsで計算した場合、あなたが間接的に、業者に支払うリベートは、年間で約59,000円です。あなたは、本来であれば受け取るべき59,000円を、知らないうちに、搾取(中抜き)されているわけです。
搾取する側と搾取される側、まさに資本主義の縮図ですね。この金額を、「これくらい別にいいよ」と思っている方は、投資をやめた方がいいですよ。コストに鈍感な方は、そもそも投資に向いていません。
業者を介さないで自分で口座開設すれば、業者に搾取されるリベートを、自分で受け取ることが可能です。自己アフィリのようなものです。
知っているか知らないか、そのわずかな差が大きな格差を生み出します。
投資には”ずる賢さ”も必要
私たちは、資本主義経済の中で生活をしています。これは日本人であるというアイデンティティと同様に、ほぼ不可避な現実です。
資本主義は、非常に過酷です。その中でも投資活動は、資本主義経済の究極とも言えます。とても過酷で魑魅魍魎としています。その中では、常にお金の奪い合いが起きています。
ここで勝ち抜くためには、ずる賢さが絶対に必要です。無知な人は格好の獲物です。他人をダマせとは言いませんが、少なくともダマされないように、情報武装をする必要は絶対にあります。
搾取する側の人間は、あなたの財布を常に狙っています。彼らから自分の大切な資産を守るためには、情報武装が絶対的に必要です。まず、調べて下さい。調べればある程度のことは判ります。
盲目的に信じてしまうと、知らないうちにあなたの財布からお金が抜き取られていきます。
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