パラダイム・トレーダーFXを購入しました
パラダイム・トレーダーFXを購入しました。開発者のイサム氏はゴールデンスパイダーFXやゴールデンスパイダー1分バイナリーオプションでもお馴染みです。彼のFX情報商材には2つの大きな特徴がありますね。
- 賑(にぎ)やかな販売ページ
- ビジュアル度の高いツール
ゴルスパFXの販売ページも派手で煽りの強いレターでしたが、パラダイム・トレーダーFXはさらにその上をいくほどの賑やかさです。正直に言ってこの手の派手で売り煽りの強い販売ページは好きではありません。このことは以前の記事でも述べました。ツールに自信があるのであれば、ツールの性能や裏付けのある実績を全面に押し出して販売をして欲しいですね。
この商材に限らず煽りの強い販売ページは、この情報商材業界のレベルの低さや低俗性を浮き彫りにします。
パラダイム・トレーダーFXの概要
パラダイム・トレーダーFXがなぜ販売されるに至ったのか?その背景を販売ページ等から探ってみます。
ゴルスパFX(2012年)が市販されてから数年も経たないうちに新たなツールを販売することになった背景には何があるのか?単なる節操のない商材販売者なのか、それともゴルスパFXの優位性がなくなったために新たなツール開発の必要性に迫られたのか?
「インディケータは後付にしかすぎない。そう確信しています」
イサム氏はゴルスパFXを販売した際に、トレンドラインこそ有効なロジックであると断言し、自らこのツールを使い利益を出しているような表現(販売ページ)をしていました。2012年に販売されたゴルスパFXの販売ページには以下のように記載があります。
結局有効だったのはトレンドライン
7年間いろんなインディケータ-を検証に検証を重ねて実験してきましたが、結局有効だったのは、トレンドラインでした。
インディケータは後付にしかすぎない。そう確信しています。引用:ゴールデンスパイダーFX販売ページ
ゴルスパFX(ゴールデンスパイダーFX)は、まさに複数のトレンドラインを活用した王道的手法でした。
「インディケータは後付にしかすぎない。そう確信しています」と述べたイサム氏でしたが、今回のパラダイムトレーダーFXはまさにインディケータの集合体です。
7年間に渡る検証によりトレンドラインこそ最も有効であり、インディケータは後付にしかすぎない(つまりインディケータは使えない)とまで言い切ったイサム氏が、どのように心変わりしたのか?この辺りの説明は残念ながらパラダイム・トレーダーFXの販売ページには見つかりませんでした。
ゴルスパFXの進化系がパラダイム・トレーダーFXとも思えません。今回のFX商材には、ゴルスパFXの最大の特徴でもある複数のトレンドラインロジックはひとつも採用されていません。まったくの”別もの”という印象です。
あらゆる研究と検証から生み出されたパラダイム・トレーダーFX?
今回のパラダイム・トレーダーFXの販売ページには以下のような記述があります。
自分の投資手法に大きな将来性を感じ、莫大な資金と時間を投資し、あらゆる研究と検証を繰り返す。そこから現在のパラダイムトレーダーFXのシステムを完成させ、勝率9割以上の独自ノウハウを確立することに成功、さらに、評判から日本の政界、経済界の重鎮達より資産運用の依頼を受け、月間運用金額が10億円を突破。
ゴルスパFXから数年も経過しないうちに販売されたパラダイム・トレーダーFXですが、インディケータにネガティブだったイサム氏が、あえて前言を翻すかのような商材を販売することについて、もう少し説明があっても良いのかなと思います。
パラダイム・トレーダーFXを設定してみる
パラダイム・トレーダーFXを購入すると専用サイトにアクセスするための「ID」と「パスワード」が付与されます。専用サイトには以下の画面からログインします。

パラダイム・トレーダーFX会員専用サイト
ログインをすると以下のサイトにアクセスできます。

パラダイム・トレーダーFX会員専用サイト
このサイトからMT4インディケータをダウンロードすることができます。その他にツールの設定方法やルールの解説動画などがコンテンツとして用意されています。
MetaTrader4とツールを同時にダウンロード&自動設定可能
パラダイム・トレーダーFXのインディケータはMT4と一緒にダウンロードできる設定になっており、設定に不安のあるFX初心者にとってはありがたいですね。
会員サイトではFXDDとXMという2つの海外ブローカーのMT4をダウンロードできるようになっています。

パラダイム・トレーダーFX会員専用サイト
上の紺色のボタンをクリックするとWindowsの実行ファイル(exeファイル)をダウンロードできる仕組みです。

パラダイム・トレーダーFXの実行ファイル
その実行ファイルをWindows上で開く(実行する)と、デモ口座のMT4がインストールされ同時にパラダイム・トレーダーFXのインディケータも自動で設定されます。
FXDD・XM以外のMT4でもツールは使えます
この2つの証券会社に口座開設をしなければツールが使えない、ということではありません。便宜上、MT4が使える2つの証券会社が用意されているだけで、MT4にすでに慣れているユーザーであれば、使い慣れたMT4にパラダイム・トレーダーFXのインディケータのみを移植することは可能です。
必要なファイルは以下の2つです。

パラダイム・トレーダーFXファイル
まずインストーラーでFXDDorXMのMT4とインディケータをダウンロードしチャートを表示させます。次にMT4のデータフォルダから上記2つのファイルをコピーします。この2つのファイルを普段使っているMT4に入れ直せば、今まで使っていたMT4でパラダイム・トレーダーFXを再現できます。
実際に、私が普段使っているMT4(お名前デスクトップVPSサーバー上のMT4)に上記の手順でパラダイム・トレーダーFXを表示させてみたものが以下の画面です。

パラダイム・トレーダーFXチャート
問題なく表示・稼働できていることがわかります。
次回予告
次回はパラダイム・トレーダーFXのルールやロジックについて詳しくレビューしていく予定です。